<誰よりも、ずっと>
私は、あなたの苦しみを知っている。
失敗して失敗して、泣いてしまうこと。
その涙を人に見せないようにしてること。
自分の悩みで誰にも迷惑をかけないようにしてること。
誰よりも、ずっと
あなたのことを見てきたから。
あなたの経験を私もしたから。
泣いていいよ。
ゆっくりでいいからこっちに歩いてきな。
<1つだけ>
1つだけ、この世に何かを残せるとしたら。
きっと、何も思いつかないままこの世を去るのでしょう。
でも、わがままを言わせていただけるのなら。
私の人生の登場人物に、ありがとうとだけ。
<夢が醒める前に>
混沌と、浮遊感。
知らない景色と、知ってる人。
いつの間にか忘れてしまっていたこと。
いつの間にか忘れてしまっていた人。
それが、目の前にいる。
顔も、声も、その全てが当たり前のようにそこにある。
知ってるよ。
夢なんでしょ。
だから、夢が醒める前に。
この全てを記憶させて。
この大切な記憶を、また忘れさせないで。
<ひな祭り>
月ってさ、日本の文化とすごく相性がいいと思うんだ
いろんな行事に月を思い浮かべても不思議と変じゃないじゃん?
むしろ趣が出るっていうか
今日ね、皆既月食だったらしい
地球が月を覆う日
太陽が月を見ない日
不思議じゃない?
ひな祭りっていう一年に一度の行事と皆既月食っていう現象が一度に起こったこと
そりゃあ、何回だって繰り返せば起こることだよ
そこだよ
そこなんだ
ひなまつりって女の子の幸せを願う行事じゃん
幸せってなんだろう
って考えたとき、いろいろあると思うんだ
夢を叶えたとき
大笑いしてるとき
大好きな人と一緒にいるとき
もっともっと無数にある
それ全部、何回だって繰り返せば訪れるものなのかな
そして、いつか終わるんだ
私たちの人生って限界があって
この地球たちみたいに何万回って何かを繰り返すことは難しい
つまり何が言いたいかって言うと
ひなまつり、楽しいね
<君は今>
ね
私ね、旅行が嫌い
あなたと行くかもしれなかったところだから
いろんな風景にあなたを思い浮かべてしまうの
あなたがスマホを忘れて二人で大笑いしながら取りに戻ったこととか
ゆっくりベンチで休んだこととか
坂道で全力で走ったこととか
目的地がそもそも今運営してなかったとか
そんな幸せがずっと頭に残るの
私ね、あなたが思ってるよりあなたのことが大好きなの
私ね、私が思ってるよりあなたのことが必要なの
ね
今
なにしてる?
もし私と離れて
幸せなら
ほんのちょっと
嬉しいな