はぐれ猫

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4/9/2023, 10:35:15 AM

なぁ、俺じゃダメかな?

最近の俺、変じゃないか?

てか、いい加減、気づいてくれよな。

俺とお前は、小さい時から一緒だから

平気でベタベタして恋の話なんかも

してくるけど、もう限界なんだ

いつからか、妙に意識するようになって

いつからか、お前のことで頭が真っ白で

一緒にいると腹も立つことあるけど

凄く楽しくて嬉しいんだよ

でもさ、こんなことを伝えると

今までの俺たちが壊れてしまう気がして

こわくてこわくてとても伝えることが

できないでいるけど、もう苦しいよ

頼むから、好きな男の話はしないでくれ

これからも、ずっと側にいたいんだ

だから、本当の気持ちは伝えれないけど

これからも、ずっと側で演じるから

いつかきっと、俺の気持ちに気づいてほしい

情けなくて、ズルいけど気づいてほしい


4/8/2023, 1:29:57 PM

あなたを愛しています

これからも、ずっと

変わることなく愛しています

それは誓ったことで揺るぐことなく

それは悟ったことで疑う余地もなく

あなたを愛しています

これからも、ずっと

わたしの命がつづくかぎり

あなたの命が尽きたとしても

わたしは愛を紡ぎ続けるでしょう

二人で築いてきたこの幸せは

二人だからこそ互いに支え合える絆

これからも、ずっと

あなたを愛しています




4/7/2023, 9:37:44 PM

建ち並ぶコンクリートの壁と

油まみれの機械の音

いつも渋滞する交差点を

足早に行き交う雑踏の中

小さな隙間から茜色の空が見える

今すぐにでもあの小さな丘へ

駆け上がって、夕日をみたい

そんな衝動を誰もが感じるだろうか

そうであって欲しいと願いながら

誰もがやり残した仕事を片付ける

やがて夜が降り注ぎ暗くなったことすら

気付かないほど明るい街では

眠ることを忘れた雑踏と灯りが

朝の訪れを恐れながら待っている

4/7/2023, 1:22:09 AM

いつもとは違う車内のふたり

打ちつける雨とワイパーの音だけが

響いている駅の駐車場

行くなと引きとめたくて

君の目をみつめるけれど

目の奥に佇む決意がそれを言わせない

君が小さな声を震わせながら

もう、この街では生きてゆけないよ

あなたは本気で愛することを恐れてる

かたちのない愛に疲れたの

しばらく故郷で暮らすと

行くなと引きとめたくて

君の目をみつめるけれど

目の奥に佇む悲しさや不安が

僕に何も言わせてくれないまま

君の背中が駅のホームへ消えてゆく

失ったものが大きくて泣くことも

できないまま、君の背中が消えてゆく

追いかける事もしないまま

雨が打ちつける車内でひとり

君の目の奥に佇む欠片を探してる























4/5/2023, 9:29:37 PM

幼い頃からそうだった気がする

誰かとわいわいはしゃぐよりも

独りで居る方が好きだった

自ら誘う事はなく、いつも誰かが僕を

誘って、つるんでいることが多かった

幼い頃からそうだった気がする

僕だけが知っている秘密の場所に

いつも独り座って、ボーっとするのが

好きで、自分でも変わってると思ってた

大人になったいま、その癖は抜けなくて

時間があると、独り、土手の階段に座って

ボーっと空を見上げるのが好きなんだ

砂ぼこりと雑踏の慌しい街の片隅の

ほんと小さな秘密基地で息抜きをしてると

茜色だった空が、ゆっくり沈んでいって

やがて空に音もなく咲き乱れはじめる

星空の下で、これまでも、これからも

このガシャガシャした世界の片隅で

何とか生き延びてゆくのだろうと

ため息を一つ二つはいてみる。

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