はぐれ猫

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4/4/2023, 1:56:10 PM

ある雨の日のこと

その日は、とても冷たい雨だった

傘を挿して歩く人、カッパを着てる人

ずぶ濡れになって歩いている人も

僕も、ずぶ濡れになって歩きたくなった。

傘を挿して歩く人は、ずぶ濡れになって

歩く人の気持ちは分からないでしょう

カッパを着てる人は、傘を挿して歩きたい

とは、思わないのでしょう

みんな、そうしたいからそうする

誰も、否定できないし、肯定もできない

それでいい、それでいいのです。

大工さんは、木は扱えても、石は扱えない

電気屋さんは、配線ができても、配管は

出来ないのでしょうね

人それぞれ、得手不得手があるように

人それぞれが、思った様に生きてゆく

誰も、否定できないし、肯定もできない

それでいい、それでいいのです。

4/3/2023, 2:06:44 PM

明かりのない部屋にひとり座って

静かに目を閉じて深く深く堕ちてゆく

辿り着くはずもない世界をさがして

もっと深くさらに深く堕ちてゆく

どうせひとり、最初からひとり

誰かが放つ鋭く尖った言葉が

胸の奥底に刺さったまま抜けないから

誰かを信じたまま裏切られても

平然を保った振りをして明日を迎える

どうせまた、朝になると陽が昇る

駄目ならまた、次があるのだから

なんて、まるで他人事のように

自分自身を汚して穢れさせて

他人の穢れを誹謗して嘲笑うのね

それでも、私は1つだけの光をさがす

それでも、私は1つだけの信念をもって

あなただけは信じて愛します。


4/2/2023, 10:17:51 AM

大切なものを大切だと気付くには

それ相応の時間と経験が必要なのかも。

若さ故の過ち、幼さ故の後悔…。

随分と大切なものを失って生きてきた。

悔やみながら後悔しながら罪悪感で

眠れない夜を幾度と超えながら

それでも、また失って気付く大切なもの

幸せとは、気付かないうちに傍にあって

その幸せは、失ってからはじめて気づく。

振り返った先の長いトンネルにポツリと

灯りが灯っていても、そこに居たなら

明るいのだから、先の暗闇なんて見えは

しないのでしょう。

4/1/2023, 6:20:42 PM

4月1日、エイプリルフールなんだと思うと

幼い頃に先生や大人たちによく、

素直でとても良い子だねと言われて

育った事を思い出す。

大きくなるにつれ、嘘のスキルを嫌でも

身につけて、自暴自棄に堕ちた。

エイプリルフールに限らず

エイプリルフールだからではなく

この世界で生きるには、正直者では

生きられないのでしょうか。