ラカロ

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5/5/2025, 11:28:12 AM

初めて会った時あなたの嫌悪感に嫌気が差した
正直私もあなたが嫌いだった
よく色んな人と仲良くなるねと言われるけど
あなただけは嫌いなままだ

2度目会った時あなたの嫌悪感が無くなったのを感じた
それでも当然好きにはなれない
私はあなたが嫌いだ
どれだけあってもあなたは嫌いなまま
この気持ちは変わることなんて無い

3度目会った時やはり私はあなたが嫌いだ
まだ初めて会った時のあなたの方が良かった
その意志の無さに嫌悪した
私はあなたの嫌悪感を忘れることなんてなかった
「もう一度あなたに会えますか」
私はあなたが嫌いだ
だが心のどこかで会ってもいいという気持ちがあったのかもしれない
渋々だが会うことにした

あなたに会うのは何度目だろう
約束して会うようになって数度目か
私はあなたが好きなった
あなたが満たされるのが嬉しい
最初嫌いな方が好きになっときもっと好きなるというのは本当だった
この気持ちが一生続くことを願います

ある日雨が降るその日
私は倒れ病院に搬送された
ある言葉を医師から聞いた時目の前が真っ暗になった
入院を勧められたが私は彼と過ごしたかった

最後あなたに会った時
私はあなたの事を突き放した
私が居なくなって悲しんでほしくなかった
いっその事嫌いになって欲しかった
だって嫌いという感情の方が心の中に長く居てくれるから
私は手紙を書く事にした

私はあなたに手紙を書きます
私の病状、私の気持ち全てを2枚目の紙に書きました
でもあなたは読まないでしょう
この便箋開くことも無いかもしれない
だって嫌いな人が書いた手紙なんて捨ててしまうから
でももし
本当にもし読んだなら手紙を開く度に私を思い出して欲しい
そして一度でも読んだなら私を一生忘れないで
それが出来ないなら読まないでください
さようなら


5/3/2025, 11:05:09 AM

思わず目を瞑ってしまうような
白と青に埋め尽くされた眩しい世界を眺める
その場所がどこでいつ行ったのか覚えてはいない
ただ目を指すような青い空を覚えていた
心の奥で思い出すその情景は
ネットや本で見る写真よりも鮮明で印象的で
いつの日か探しに行こうといつも思っていた
でもその思いは叶わず社会という現実が立ち塞がって
いつしかその情景も忘れ去ってしまった
会社の出張で飛行機に乗り青空と雲を見る事もあって
最初こそ「いつかあの景色が」って考えていたけど
幾度も繰り返すうちにそんな心は乾いて
仕事の疲れを癒すため窓を覗くこともやめてしまった
気がつけば出張は終わり会社に戻って仕事をして休んでを
何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も
終わることなく繰り返す
一瞬の気の迷いなのか何かが壊れたのか
気がつけば摩天楼の頂上で
下を向き前に歩く
一歩、一歩進む度に今までの人生を思い出す
あと数歩と言うところでふと
今まで忘れてしまった情景が鮮明に思い浮かぶ
何故今なのか、本能が引き留めているのか
だが考えてるうちにも身体は勝手に動いていく
あと一歩そう思い前を向く
そこには幼い頃思い描いた白と青で埋め尽くされた世界が広がっていた
いつか見たいと思っていたその景色が眼前に広がる
夢にまで見た青の景色
「ああそうか、この景色夢で見たんだ」
その景色は徐々に遠ざかり灰色の額縁に飾られた


5/2/2025, 2:51:23 AM

燃え残った炭と灰は風にさらされる
一つだったその物体は無数の塵となり空を舞う
行く宛も無く彷徨って居たそれは夜の闇に消え
四方八方に散りまた歩き出す

幾度いく手を阻まれても歩き続けたその存在は
光に負けず風を味方に止まる事なく突き進む
気がつけばその存在は空を歩き風となり
赤く燃える光の中で白く消えた

4/30/2025, 10:55:07 AM

正直俺はメンタルが強い方じゃ無い
強くなろうとも思わなかったし変わる気も無かった
変わらなくても周りが変えてくれるだろう
そう言う甘い考えを持って生きてきた

短い人生の中で3回人に嫌な事をされた
1回目は自分の愚かさから
2回目は自分の相手の愚かさから
3回目は相手の愚かさから

こんな綺麗に推移して行くなんてフィクションだって
そう思いたかったけど現実で
失った物は友達と他の人間への信頼だった
正直3回目の嫌な事で生きる意思を失った

でもその3回目が起こって1ヶ月ぐらいした頃
ふと自分の人生を振り返る気になった
変わる気が無いって思っていた自分はしっかり変わっていた
その3度の別れで確実に俺は成長していた

これまで歩いてきた道は確実に俺をつくり治してくれてる
どれだけ嫌な事があっても前を向いて歩くべき
なんてそんな明るい事は言えないけど
小さな絶望を一つ一つ乗り越えて生きていこうと思う


4/28/2025, 11:24:24 AM

そこは果たしなく地面が続く場所
自分以外の物は無くひたすら歩き続ける
飢えもせず乾きもせず疲労もしないその身体は
果てしなく真っ直ぐに歩こうとする

歩き出した時周囲は暗く
空には星々が輝いていた
その星々は「君は1人じゃ無い」と言っているようで
上を見上げるたび励まし自分の居場所を教えてくれた

夜が明けた
共に居た星々は消し去られ
その眩さと熱から思わず歩く事を辞めかがみ込む
まっさらなこの地上ではその存在は異物で

その光を一身に浴びたその存在は
最後の光と煌々と輝き地上から姿を消した
本来希望をもたらすその光は
小さな光を掻き消し異物を焦がす絶望となった

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