12歳の叫び

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5/28/2024, 10:21:09 AM

最近、夏になってきたなあと思っていた。
けれど、今日は雨で、気分が乗らない。雨の日は無料でバスを出して欲しいくらいだ!
最近、半袖のシャツを買ってもらった。長袖しか持っていなくて、最近暑いと感じていたから、嬉しかった。
なんだか、半袖ってだけで嬉しくなる。
夏が来たって感じがするでしょ?最近、体重が増えた。食べても太りずらい体質だったため、1年で1キロしか太ったことがなかったのに。なんと、1ヶ月で1キロも太った。
最近聞いた話によると、痩せるだけで、目が大きくなるし、鼻もシュッとするらしい。
だから私は最近、夜にお米を食べなかったり、筋トレも始めた。
今日は間食を我慢したよ。偉い、偉い。
痩せて可愛くなれると思えば、食べないなんて楽勝。たとえ大好きな唐揚げも、ひとつに我慢できる。
それほど、自分が嫌いなのだ――
どんよりと曇る雨天は、私の心を表しているようだ。
早く痩せたい。明日になったら、10キロ落ちていて欲しいくらいだ。
40キロ台で、標準体重にも到達していないが、もうすぐで到達しそうで、体重計を見る度、胸が苦しい。
早く痩せたい。早く、早く。
半袖は好き。でも、自分に見合わないから嫌い。唯一の取り柄の色白の肌がなくなってしまうかもしれないから嫌い。わざわざ毛の処理をしないといけないから嫌い。あーやだやだ。
嫌いになっちゃうよ。
早く、自信を持って前を歩けるような、女の子になりたい。
そう思った。5月ももうすぐ終わる。そして、6月が来て、7月が来て、ずっとずっと続いて、また戻って、進んで、そしてまた戻る。
「明日こそは、かわいい女の子でいようね」
そう私は、雨が何個も落ちる水たまりに顔を出して、そう言った。

5/28/2024, 8:07:16 AM

正しい生き方ってどういうものなのだろうか。
人が困っていたら助けて、自分がダメなことをしたら素直に謝って、感謝する時はありがとうを口にして、命令に従い、生きていくということなのかな?
それだったら、もう大半の人は正しい生き方をしてないよね。なんというか、正解がないんだよね、この世界には。
この世界のプレイヤーが正解、不正解を作っただけで、元から決まってない。
悪いこと、いい事の区別をしたのも人間、嫌な学校や仕事を作ったのも人間。みんなみんな、人間のせいだ!
まあ、その中にも自分が含まれているけれど――
雨の日。ぶどうの匂いがする道を散歩していた。ぶどうの匂いがするのに、ぶどうの木はない。不思議だなあ。
この道を抜けたら、天国に行けたらいいのに。そんな浮いた気持ちを持って歩いていた。そう、ただ歩いていた。
私はいつか、天国に行けるのかな。
死んだら私はどうなるのかな。寝てる時とおなじで、そこからの記憶は積み重ならない?記憶が消されてまた人生が始まる?次は、魔法のある世界に行ける?一生幸せになれるの?
私は、前世があると思うの。だって考えてみてよ。お母さんのお腹にいた頃の記憶ある?〇歳の頃の記憶ある?私たちも、生きている中で1年間の出来事をちっとも覚えていない時がある。
私たちは大体百年生きる。初めの頃の記憶なんてない。忘れている。
だからきっと、私が零才の頃は、前世を合わせて100歳なのかもしれない。何十回も転生をしていたら、そりゃあ、初めの頃の記憶なんてあるわけない。だからこの記憶も忘れる。
そして歳をとっていく。死ぬということは長い眠りにつくこと。いつもより長く寝るだけ。
そうだとしたら、私はどれだけ幸せなのだろうか。
この人生、いいこと一つも無くてもいいよ。また熊のように冬眠して、次の私に任せるしかない。
次の私も、冬眠から早く起こされても嫌だよね。だから私は生きる。
別に虐めも虐待もされてない。けれど何故か辛い。それが人生。と言っても私の人生で、毎日ハッピーな人もいるかもだけれど。
明日もいい事ありますよーに。

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意味わかんないです。

5/25/2024, 1:48:15 PM

軽いおうと表現あります。でもほんと軽いです。
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ザーザー。
雨の音が、匂いがする。
私の家には紫陽花が咲いている。うーん、綺麗だなあ。
でも、カタツムリは邪魔。私、嫌い。
性格悪いなあ。自分の容姿に触れられたら、嫌になるのに自分は思っちゃうんだもの。
たまーに思うんだよね。
私の顔をじーっと見てくる人はどうしてみてるのかって。
私の場合、可愛い人、イケメンな人を見るけれど、他人はどうなのかなって。
私は、家族以外に可愛いと言われたことも、噂されたこともない。
そして、自分自身で、可愛くないことも把握済み。
じゃあなに?変なものもついてない。
あーそうか。ブスなのか――。
紫陽花に着いた水滴は、水たまりにポチャリと落ちた。
なにそれ、涙みたい。だから嫌いなんだ、雨なんて。なんで泣いてるの?私の顔がブスだから、私が惨めだから、ああ、考えれば、考えるほど嫌いになる。
ずっとずっと、雨なんて降らなければいいんだ。地球が干からびて、茶色になって、ボロボロに消えて、宇宙の星になって、そしてひとつひとつに別れた地球に新しい生命が芽生えて、みんなみんな可愛い女の子、格好良い男の子になって、ひとりひとりが人に大切にされて、みんな幸せ。そんなふうになれば、ハッピーエンド。そうでしょ?私、いい考え。
でも、そんなの妄想に過ぎなくて、理想に過ぎない。
それに、面白みもないよね。
みんな同じ顔なんて、私耐えられない。吐いちゃいそう。おえーって!
「…見てこないでよ」
窓から見えるあじさいを見ていた私を後ろから見ていたカワウソのぬいぐるみ達。
もう2匹もお家に居る。可愛いなあ。私、カワウソみたいになりたいよ。
ほら、おめめ大きいし。
春も、夏も、秋も、冬も、私は嫌いだ。でも、四季のある日本に生まれて、幸せだ。
どんなにわるいわる〜い国になっても、好き。
そんな大好きな国に生まれた上で、国民の特徴にあてはまっていない私は、国籍を日本と言っていいのか。
そこまで考えてしまう人間に育ってしまった。
そんな人間も、自然と、現実味のある小説を書くのが好き。
そして、それを読み返して、作家になった気分に浸る。
でも、毎日書いている小説を世に出すほどの自身もない。
音楽のテストで、緊張して、一言も喋れない奴が、なれるわけないだろう?――。
衒う花火になりたかった。
次は、紫陽花から目を離し、自分の書いた小説に目をやる。
目から、汗が出てきてしまう。
なんでだろうか、最近、暑いもんね。
こんなしょうもない小説で、誰かを救えるのか。
感情が昂りすぎて、汗が出てきた。そうに違いない。
何文字も書いた意味が無いじゃないか。
死後が不安だとか。そんなのどうだっていい。あの時の自分は、考えすぎだ。
ビリッビリっ
部屋に原稿用紙を破る音が響いた。
だって要らないんだもの。
死にたくない、死にたくない、そんな言葉が繰り返される小説に、なにか意味があるのだろうか。
その上題名は、生きたくないとか、小説をバカにしているのか?
でも、その位、意味のわからない方が面白いよね。人間みたいだよ――。
雨が降り始めて、何年経つのかな?
研究科の予想では、昔。太陽が雲から出て、雨の降らない暑い日がある。それが普通の時代だったらしい。
そんなわけないのになあ。だって生まれてからずーっと太陽の出る日なんて見た事ないもの。
きっと、きっと私がこの世に生まれると決まった時点で、神様は悲しんだんだ。
きっと、きっと昔から私がこの世に生まれることが決まっていて、涙を流したはず。
今日も、雨はやまない。ずっとずっと泣いている。


5/24/2024, 10:49:32 AM

五月二十四日 櫻井咲希
ガラガラと引く音を立てる点滴。
風通しの良い桃色の服を着ている私。
私、栄養不足で倒れたんだ。
ただ、太りたくないとか、そんな事じゃなくて、只、ご飯を食べることすら面倒くさく感じちゃった。私ね、昔から何事にも関心を持てなくて、将来の夢、好きな食べ物、好きな人、皆皆、どうでも良くて、要らなくて。
だから、私はそんな普通が嫌だったけれど、最近になって、それを持つことを憧れと化して、なのにご飯食べれなくて。そして、私は入院したんだ。ごめんね、まま。こんなにつまらない女の子で。私の名前。希望が咲くようにってつけてくれたんでしょ?私知ってる。ごめんなさい。
こうして私は、近くの公園を歩き回って居た。あー、田んぼの風が心地よい。こんなに晴天なのに、わたしの心は今にでも、猫が顔を洗ってしまいそうだよ。
「テッテレー!君は魔法使いに選ばれました!これは、幸運の持ち主です!大当たり〜!」
私の手を両手で握りしめた、金髪の男性。
なにこれ。新種のナンパ?いや違う!何かほかにあった!あーでも今はそれどころじゃあないよ。
「ど、どういう――」
「つまり、信じて貰えないと思うけど、君は生まれた時から魔法使いなの。そして俺は、魔法使いを見つけだすために、この世界におりてきた、ロボットに過ぎないんだ」
ロボット…?人間そっくり。そして、私は、暇だったし、お話に付き合ってあげよう。そのくらいの軽い気持ちで、言った。
「ふふ、そっか。私の使える魔法は何?」
「君は、灰魔法だ」
はい?灰?!なにそれ、可愛くない!
「な、なにそれ!これみて分からないの、私患者なんだよ。冗談にしては酷いよ」
「冗談じゃない。そして灰魔法は魔法界でも数少ないんだよ」
私に渡してきたのは、黒いルビーの着いた杖だった。確りと凝られている。
「…もういい、私帰ります」
「まって!君のような人材はいない!ほらこっちにおいで!魔法界へ行こう!」――。
私は、行かない!そういう前に、目が覚めると、眠りから冷めた女の子だった。
「…何処ここ」
鏡を見ると見た目は自分のままで。部屋は真っ白な壁に真っ白な床。
「うそ、誘拐?スマホ!あぁある。え、圏外?!」
独り言が煩い。でもそれほど焦っている。久々だなあ。
「お目覚めかな?」
目の前には、さっきまで居なかった猫がいる。え、喋ってるの?
「ね、猫?!喋って――」
「気安く猫と言うな!あぁ、そうさ。なんたってここは、魔法界だからね」
…嘘じゃなかった?嘘だ!夢見たい。私、魔法使い?うれしい。うれしい、うれしいよ!
「…でも、やっぱりやだ」――。
黒猫を刺した。鉄の匂いが飽和する。
「貴様…なんで!」
「…私、何かを殺したかったんだよね。現実ならアリすら殺せない自分だけど、ここは幻日でしょ?私、思ったんだ。ここへ来てまで、ダメな事と、いい事には分けるのはヤダって」
「…ふっ、分かってたよ…、だから俺は…お前を選んだ…これからの魔法界がどう変わるか…楽しみ、だ…」
そして黒猫は力つきた。今気づいたけど、その黒猫は、ロボットで、鉄の匂いのする赤い液体は、現実から持ってきた猫の血だったんだね。
五月二十四日 櫻井咲希
あれから一年経ちました。魔法界。楽しいよ?
あの頃の私へ、今日も今日とて、強い陽射しを浴びながら、黒猫を殺し続ける。



フィクション
好きな小説の書き方を少し真似ました。

5/22/2024, 10:42:55 AM

お題〈また明日〉

今日は無駄なことを考えてしまいました。
今日は友達があまり話しかけてくれませんでした。
今日は上手く話せませんでした。
今日はやる気が出ませんでした。
今日は、いいことがありませんでした――。
けれど、それでいいと思う。
カエルの鳴き声が響く田舎に暮らす私は、このことさえ、幸せに感じるのです。
もう七時だというのに、明るいですね。
ああ、夏を感じます。
田んぼ道を歩くことを考えるだけで、私は口角が上がります。
今日、あった嫌なことは忘れればいいのです!
明日があるか分からないとか。そんなの考える必要なんてないのです。
今を楽しめば、明日死んでも、後悔などありません。
うーん、こう考えよう!
緑色だった木の葉も、いつかは茶色の木の葉になり、地に落ちます。そして、捨てられてしまうかもしれませんが、捨てられなかった場合は、ダンゴムシの家になったり、寝床になるのです。
だからね。死んでも、死後の世界で役に立つかもしれない。
そう考えれば、今後のことなんてどうでもよく思えちゃう。
今日が無理なら、明日頑張ればいい!明日も無理なら、明後日、1週間後、1ヶ月後、1年後、10年後、何時でもいいのです。
でも私は、今を頑張ります。
そして、今だけじゃあない。また明日も。明後日も。ずっとずっと!人一倍頑張りたい!

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