たーくん。

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4/23/2026, 10:03:06 PM

私の今日の心模様は、すっきりしない曇り空。
理由は、私の好きな人に友達が告白しようとしているからだ。
「じゃあ送るね……送信!」
友達はスマホで告白メッセージを送信した。
「返事来るかなぁ、ドキドキするよぉ」
いや、私のほうがドキドキしてるんだけど?
好きな人からどんな返事が来るか……すごく気になる。
「あっ!来た!」
「なんて返事来たの!?」
思わず前のめりで友達のスマホを覗き込んでしまう。
「ちょ、ちょっと待ってね……えっと……『ごめん、気持ちには答えられない』だって……」
つまり、フラレたということだ。
「そっか……残念だったね……」
私は口ではそう言っているが、心の中で喜びのダンスを踊っている。
さっきまでの心の曇り空が、一気に快晴になった。
友達がフラレて落ち込んでいるのを見て喜んでいる私は、ひどい女だ。

4/22/2026, 10:02:53 PM

先が見えないほど果てしなく続く道。
たとえ間違いだったとしても、この道を信じて一歩前へ歩く。
道中色んなことが起きると思うけど、それが人生だ。
空を見上げると、雲一つない快晴。
どうやら、今日は心のコンディションは良いらしい。
よし、調子が良いときは一気に進んでおこう。
助走をつけて、自分の未来へ向かって全力で走った。

4/21/2026, 9:59:36 PM

今にも落ちそうな葉っぱの先に付いた雫。
ようやく見つけた雫なのに、数メートル上にあるから落ちてくるのを待つしかない。
今は深刻過ぎる水不足で、一滴の雫さえも奪い合いなのだ。
俺以外にも、あの雫が落ちてくるのを、鳥の雛のように口を開けながら待っている人が沢山いる。
くそ……早く落ちてこい……。
口を開けっ放しにしているから、アゴが外れそうだ、
すると、どこかから鳥が飛んできて、雫が付いた葉っぱごと咥えて飛んでいってしまった。
はぁ……また雫を探しに行かなくては……。

4/20/2026, 10:02:20 PM

食堂内に香る美味しそうな匂い。
この匂いがあれば、何もいらない。
持参の弁当箱をテーブルの上に置き、蓋を開ける。
弁当箱内の端から端までぎっしり詰まった白米。
おかずが一つもないのは、将来のことを考えて、少しでも貯金を多くするために節約をしているのだ。
なので、こうして匂いをおかずにして白米を食べている。
……まぁ、白米だけだから栄養が気になるところだが、犠牲はつきものだ。
周りを見ると、皆は色とりどりのおかずを箸で掴んで食べていた。
羨ましいなぁ……。
きゅうぅぅぅ〜〜。
腹の虫が、白米だけじゃ足りないと訴えてくる。
我慢だ……我慢……。
きゅうぅぅぅ〜〜。
仕方ないなぁ……今日だけだぞ?
俺が食べたいのではなく、腹の虫がうるさいから食べさせるんだ。
そう自分に言い聞かせ、おかずが多いランチセットを注文した。

4/19/2026, 10:05:14 PM

もしも未来を見れるなら、未来の自分を見てみたい。
誰と結婚したのか、仕事は上手くいっているのか……気になる。
「やめとけやめとけ、後悔するだけだぞ」
突然、知らない男性に声を掛けられた。
……気のせいだろうか?
なんとなく俺に似ているような……。
「俺は未来の俺だよ」
「え?はぁ?嘘だろ?」
「嘘じゃない。わざわざ未来から忠告に来たんだよ」
「な、何をだ」
「未来の俺は誰とも結婚していないし、今働いている会社は数年後倒産する。再就職が出来ず今はバイト暮らしだ。周りの皆は結婚して、俺は一人寂しく毎日過ごしている。俺みたいにならないよう、今から動いたほうがいいぞ」
信じられない話だが、将来そうならないとは否定出来ない。
「っと、そろそろ未来に帰らないと……。良い未来になるよう祈ってるぞ」
男性はそう言うと目の前から消えていった。
……夢でも見ていたのだろうか。
いや、頬を引っ張ると痛かったから、どうやら夢ではないらしい。
そうだな……今から婚活して、別の仕事を探してみよう。
俺は明るくて楽しい未来を目指して、一歩前へ歩き出した。

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