たーくん。

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今にも落ちそうな葉っぱの先に付いた雫。
ようやく見つけた雫なのに、数メートル上にあるから落ちてくるのを待つしかない。
今は深刻過ぎる水不足で、一滴の雫さえも奪い合いなのだ。
俺以外にも、あの雫が落ちてくるのを、鳥の雛のように口を開けながら待っている人が沢山いる。
くそ……早く落ちてこい……。
口を開けっ放しにしているから、アゴが外れそうだ、
すると、どこかから鳥が飛んできて、雫が付いた葉っぱごと咥えて飛んでいってしまった。
はぁ……また雫を探しに行かなくては……。

4/21/2026, 9:59:36 PM