kiliu yoa

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3/6/2026, 12:18:20 PM

繋がり、それは最優先するもの。

吾が家では、そう教わる。

吾が家を揶揄するのなら、こう言えるに違いない。

汝、恩を忘するるな。と。

代々、そうだった。

吾が家は、実力で登用された事は一度も無い。

全てては、繋がりが吾が家を名門にしたのだ。

だから、吾が家は言う。

繋がりとは、縁。

縁とは、吾が家の礎にして、最も後世へ伝えるべきものだと。

3/6/2026, 9:50:30 AM

妻は、時より手紙を綴っている。

此処には居ない、最愛の人に向けて。

私には、それが最も辛かった。

しかし、尊重したい。

だから、知らぬふりをした。

妻は、恐らく、魔性の人。

私をこんなにも苦しめながら、私にこんなにも愛を注がせるのだから。

3/4/2026, 12:10:49 PM

本気で思う。

私は、あの人に魅せられていると。

恋い焦がれ、正気を失っていると。

でも、私はどうしようも出来ないのだ。

あの人を前にすると、全てが色褪せ、全てが風前の塵のようなのだ。

それほどまでに、私はあの人に惹き寄せられている。

それほどまでに、私は、あの人が欲しいのだ。

あの人と話していると、思い知らせる。

私は、本当の意味であの人と視界を共有出来ないという事実に。

私は、あの人に相応しく無い可能性が高いという事実に。

しかし、もう戻れないのだ。

もう、離れられないのだ。

あの人の側が心地よくて、あの人の側が忘れられないのだ。

あの人を前にすると、思うのだ。

私はなんと、矮小な存在かと。

私は、なんと無知な存在なのかと。

きっと、だからこそ、私はあの人を想う。

そして、私は誰よりも、あの人を愛していられるのだろう。

2/26/2026, 3:14:21 PM

夫は、言う。

『貴女は、人の本当に見て欲しい内面を見てしまう。

 僕も又、それ故、貴女に惹かれ続ける人間の一人だ。』

私には、そんなつもりは更々無い。

唯、見えているだけだもの。

しかし、夫の目には違うように映るみたい。

『僕より優れた人間に貴女を取られてしまう。』

私には、その働く心理が分からない。

しかし、尊重するようにしている。

護衛を付けられ、侍女を付けられ、家から出る際は必ず自家用車。

もしかすると、結婚したのは資産故だと思っているのかもしれない。

それも又、夫と結婚した要因の一つでは在るが、それだけでは無い。

夫は、素晴らしい人だ。

私には、勿体ないくらいに聡明で、理知的な人だ。

しかし、自信が無く、繊細な儚さがある。

それが、今の貴男だと私は思う。

そして、それも又、良いのだ。


妻は、言う。

『優しき人。』だと。

私は、違う。

誰かに貴女を奪われるのが、怖いのだ。

貴女の友人は、男も多い。

そして、その男は貴女を慕い、時には思いを寄せる。

貴女は、いつも華麗に男の手を交わす。

しかし、それすら、魅力的なのだ。

1/29/2026, 11:09:18 AM

蝋梅(ろうばい)は、良い。

黄みがかった、僅かに透けるような花弁。 

上品な仄かな甘い香りは、風に運ばれ、辺りを癒す。

花言葉は沢山在る。

その中でも私は、先見という花言葉が最も好ましい。

今では余り見かけ無いが、本当に美しい。

機会が有れば、ぜひ、立ち止まって見て欲しい。

寒中に咲く姿は、言葉では語れない。

それほど迄に、私には美しいと感じたのだ。



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