kiliu yoa

Open App
4/8/2026, 10:48:57 AM

側に居て、誰よりも長く。

手を離さないで、私を見ていて、すぐに行かないで。

愛して、想って、じゃなきゃ、私は生きていけないの。

ねえ、貴方、私を愛してくれるのなら、私を見て。

その優しい眼差しを、あの人たちに向けないで。

しっとにくるってしまうから。

お願いよ、貴方。

誰よりも愛しているから、私だけを見て。

去らないで、行かないで。

約束して、また会えると。

4/7/2026, 10:29:27 AM

斜陽とは美しい。

皆、薄々気が付いている。

かつての栄華は、これから沈むのだ。

影は濃く、日は眩しい。

酷なものだ、新しい時代とは。

我らの富すら、これから奪うのだから。

さらば、エデン。

我らが楽園よ。

4/5/2026, 5:38:13 PM

嗚呼、全てに呑まれたい。

深淵にこのまま、沈み、溶けたい。

光とは、時に眩し過ぎる。

このまま、光に溶け、闇と共に消えたいものだ。

星とは上手く言ったものだ。

夜空に浮かぶ、光の粒。

それを星、晶に生きると書いたのだから。

闇夜に紛れ、晶のように輝きたいものだ。

日の元では、私は消え、忘れ去られて、しまうのだから。

3/20/2026, 3:13:24 PM

貴方に会いたい。

そう何度、願ったことか。

世とは厳しいものだ。

何故、いつも惜しい人ばかりを奪うのだろう。

解無き、問いばがりが渦中に積もる。

しかし、それでも生きていくしか無い。

貴方から、生きる事を望まれてしまったのだから。

それならば、生きたいと思った。

きっと、先祖もまた、そうして生きてきた。

きっと、そうして、後世へ繋げてきた。

白く濁る、吐息。

寒中の空から、晴天が昇る。

貴方よ、さらば。

どうか、安らかに。


3/11/2026, 1:04:24 PM

言葉を重んじるふりをしてきました。

言葉の虚構に耐えて、生きました。

母の蜜を煮詰めたような濃厚な甘さを含んだ声色、言葉が苦手でした。

どうしようも無く、虫酸が走りましたから。

父の研ぎ澄ました剣のような冷たさを含んだ声色、言葉が嫌いでした。

只管に強くあろうと、固められた言葉だと分かっていましたから。 

両親の異質さは、御覧の通りです。

まるで、言葉が通じませんでした。

完璧さに囚われた人。

現実の見方を忘れた人。

それが、私の両親でした。

今にして見れば、分かります。

彼らは、唯、必死に生きていただけなのだと。

しかし、彼らの生前には分かりませんでした。

それで良かったと思います。

本当ですよ。

やっと、気持ちと事実が整理出来たのですから。





Next