kiliu yoa

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4/27/2026, 12:43:09 PM

『生とは、考えるものでは無い。』

優秀で、稀代の天才と謳われた父は言う。

私には、分からなかった。

そうは、到底、思えなかった。

父の話す言葉は、別の言語のように反響する。

そして、私は突きつけられる。

父を越えられぬと、父には及ばぬと。

だからこそ、嫌いだ。

あの父が。

父の才覚、能力は、私は受け継げ無かったのだ。

そう言われている気分に成る。

父の家臣も嫌いだ。

目に見えて、私を軽んずから。

何故、私はこの家に生まれ、

何故、母は私を優秀に産んでくれなかったのだろう。

生について考えずには、私は居られない。

私とは、何故、生きているのだろうか。


4/20/2026, 3:58:11 PM

母は、いつも何を見ているのだろう。

私を見ているようで、いつも遠くを見ている人だった。

愛している、大好きだよ。

そう言ってくれる、優しい母。

でも、何で私と目が合わないの?

いつも、そうだ。

貴方は私の母だけれど、私を見ている時は一瞬だ。

貴方は、何を見ているの?

何で、導いてくれないの?

何で、いつも、私を一瞬しか見ないの?

お母さん、貴方は本当に私を愛しているの?

ねぇ、答えてよ。

最期に、教えて欲しかった。

横たわる母に、私は縋り付く。

今日、母の顔に白い布は掛けられた。

4/19/2026, 12:46:26 PM

貴方無くして、世界は語れず、

貴方無くして、幸福は得られない。

きっと、私は貴方に魅せられ、酔い痴れた。

嗚呼、美しき人よ。

誰よりも、愛を知る人よ。

貴方の世界は、全てが素晴らしい。

貴方に出逢えた事。

それは最上の幸せにして、最大の苦しみ。

貴方を見れば、私は揺らぐ。

貴方こそ、私の人生。

貴方を想わずして、誰を想おうか。

4/15/2026, 10:15:26 AM

自ら、利き手を赤く染めた時、それは案外忘れられないものである。

道具を通し伝わる感触、錆の香り、響く音。

それらは、今でも鮮明に焼き付いている。

酷く懐かしいが、酷く面倒な記憶だ。

時に、その記憶が私を襲うのだから。

当時は、何を思ったのだろう。

それだけは、抜け落ちたように思い出せなかった。

これ以上、面倒が増えなくて良いが、稀に気になるものである。

かつての記憶とは、時に大切な事を思い起こせるものだから。



4/8/2026, 10:48:57 AM

側に居て、誰よりも長く。

手を離さないで、私を見ていて、すぐに行かないで。

愛して、想って、じゃなきゃ、私は生きていけないの。

ねえ、貴方、私を愛してくれるのなら、私を見て。

その優しい眼差しを、あの人たちに向けないで。

しっとにくるってしまうから。

お願いよ、貴方。

誰よりも愛しているから、私だけを見て。

去らないで、行かないで。

約束して、また会えると。

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