能力者になりたい佐々木海星(偽名)

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5/29/2024, 10:46:35 AM

【ごめんね】
『最近、勉強が大変です。出されたお題の物語を書く時間が少ないです。ご了承ください。なお、これからも二次創作物語を書いて行くので、よかったらお気に入り登録をしてハートを送って合図してください。これからも頑張ります。』
 僕はよく「ごめん」という言葉を使う。それは感謝だったり謝罪だったりとたくさんの意味を持つ。僕の放つ言葉は申し訳無さでいっぱいだ。高校でもよく忘れ物をする。忘れ物をすると減点されるため他のクラスの友達から教科書類等を借りる。これが1週間に1回は確定してやってしまう。ドジなんかではない。単なる確認ミス。単純に知能が足りてないバカだからである。バカだからといって、大事なことは忘れたりはしない。友達との約束は絶対守る。まぁ、それが当たり前であるらしいけど。そんなこんなで、今日も明日も楽しく学校生活を送るよ。こんな小学生みたいな文を読んでくれてありがとう。

5/28/2024, 2:51:26 PM

【半袖】
 夏だ。とても暑い日差しが僕たちを照らす。その光、今の時期には必要ないんだけどな。まぁしょうがない。これは変えられないものなのだから。そんな猛暑日の日。僕らは体育の授業があった。外です。この時期に外ってありえますか?ないですよね?普通に考えて、体育館でやるでしょ。時期が時期なんだから。意味わからん。悲しすぎ。しかし、授業を休むわけにはいかない。高校では単位(授業数)を取らないといけないから。
海星「はぁ、暑い。なんでこんな日に外なん?」
僕はその問いを僕の親友に言っていた。
花奏「知らねぇよ。私に聞くな。先生に聞け!」
なんともまぁ、口が悪い。この人一様女子ですよね?今日は男女共同授業で男子にとってはそれが救い。うちのクラスには美少女が多い。特に花奏は有名である。え?僕が花奏のことをそう思ってるんじゃないかって?いやいや、それはない。あくまでも、幼馴染であり親友の中だ。今日は男女でもできるゲームをするらしい。男女でできるゲーム?なにそれ?
先生「じゃあ、今日は増え鬼をしたいと思います。」
鬼ご!?子供やん。なぜ(?_?)。
花奏「久しぶりだなぁ。何年ぶりだろうか。」
海星「小学生の頃以来か?」
花奏「そんぐらいか。うわぁー。やりたくねぇ。どうせ私に追いつくやついないだろ。」
彼女の足は速い。この学年の男子1位のタイムを抜かしている。体力もあるし、集団で狙われない限り、いや、集団でも捕まることはないだろう。
先生「鬼は主席番号が素数の人が鬼だ。20秒後に鬼が動き出すから、その間に逃げても隠れてもいい。楽しめ。」
そう言い終えて先生はベンチに座った。
花奏「鬼だわ。最後にお前を狙うからな。」
海星「逃げきってみせるさ。人間の可能性を舐めるんじゃないぞ?」
花奏「It's impossible。お前には無理だよ。ほら、さっさと逃げないと、他の奴らが追いかけてくるぞ?」
海星「んじゃ、行ってきます。」
そう言って僕はその場から離れた。
 鬼ごっこは始まり数分が経過した。だいぶ捕まった。そして鬼の数が増えているのが確認できた。その頃僕は、近くにいた生徒と話していた。
海星「だいぶ鬼が捕まったみたい。」

5/27/2024, 10:36:58 AM

【天国と地獄】
 死んだらみんなはどこに行きたい?天国?地獄?それを求めて自害する人だっている。でも、やめたほうが良い。死んでもそんなところなんていけないのだから。
 僕は大昔に死んだ亡霊である。僕は世界の様子を観察してきた。いろんなものが変わった。見たことのないものまで発見されるようになった。そして僕は今、この世界のマンションの屋上に来ていた。月が明るかった。雲一つなしの快晴で街は月明かりに照らされていた。その美しさに見とれていたときだった。誰かが屋上にやってきた。この時間帯に外に出るなんて、タバコでも吸いに来たのかな?僕はそちらに顔を向けた。なんとそこには少女が立っていた。こちらを見ている?いや、気のせいだろ。
こころ「誰?」
誰?この空間には僕と彼女しかいない。どういうことだ?とりあえず、話しかけてみようか。
海星「僕は実体のない生き物さ。」
こころ「何を変なことを言ってるの?」
???頭には疑問符しか浮かばない。ここ数百年。僕は誰にも話しかけられなかった。なのになぜ?
海星「僕のことが見えるのかい?」
こころ「そりゃあ、視界に映ってるから。」
海星「君はなんのためにここに来た?」
こころ「毎日が辛くてもうやめにしようかと。」
やめにする、かぁ。その気持ちはわかるが、彼女はまだ若い。ここで死なせるわけにはなぁ。
こころ「止めないでね。私は天国に行くから。」
海星「死んでも天国なんてないよ。無を歩くだけ。」
こころ「そんなわけないじゃない。天国は必ずある。」
海星「誰がそれを言ったの?」
こころ「それは…。」
海星「天国ってのはね、キリスト教徒が作り出した空想の死んだ者が集う世界なんだよ。それに、君はまだ長生きできる。誰かのために生きようとは思わないのかい?」
こころ「私には大切な人なんていない。親も私にかまってくれなかった。嫌気が差した。どこでもいい。この世界から逃げれるなら。」
海星「君は僕と同じ場所に来ない方が良い。」
こころ「?」
そんな会話をしていると、誰かが屋上のドアを開けた。
警備員「おい、どうした。君だけか?もう夜中だぞ。こんな時間に出たら、親御さんが心配する。帰りなさい。」
こころ「で、でも。」
警備員「いいから。」
その少女は警備員に連れて行かれた。僕も少し気になったので彼女の後を追った。
 彼女はちゃんと自宅に連れて行かれていた。しかし、家について数秒後、また、彼女はどこかへ行こうとしていた。
海星「どこ行くの?」
こころ「少し食べに。」
海星「マックとか?」
こころ「勝手についてこれば?」
そう言われたので僕は彼女についていった。
海星「こんな時間っていうのに、このマックは空いてるんだね。」
こころ「知らなかったの?」
海星「あまりこの時間帯にここらを歩いたことがなくって」
こころ「ふ~ん。ま、今回は私の最後の晩餐だから、私が奢るよ。何が食べたい?」
海星「僕はいいや。それよりも君はまだ死のうと思ってるの?」
こころ「そうだけど何か問題でも?」
そう言いながら注文をし、机にそれを置く。
海星「取り返しのつかないことになることはわかってるよね。」
こころ「そりゃあ、わかるけど。」
海星「じゃあ、とある昔話でもしよう。昔々。大きな街の小さな少年がいました。その子はとても明るく、元気で活発な子でした。しかし、両親が離婚し、その子は父親の方に連れてかれました。そして絶え間ない暴力と父親の無神経な行動にとても深く傷つき、ついには耐えられなくなりました。そしてその子は小さいながらも首吊りをして亡くなりました。その子は死んだら天国に行けると思ってました。しかし、理想と異なる現実世界にとどまることになりました。その子は夢かと思い、誰かに話しかけます。だけど、その声は誰にも届きませんでした。この世界はある意味地獄でした。」
こころ「それ、絶対作り話でしょ。」
海星「さぁ。それはどうかな?」
こころ「え?怖いんですけど。あとなんか周りの視線がすごいきてるきがする。」
海星「そりゃあ、君だけがしゃべってるんだから、そうなるでしょ。」
こころ「は?」
海星「食べ終わったんだから早く家に帰ろう。」
こころ「わかった。」
彼女は僕の後ろを歩いた。
 深夜の世界。よく見る光景だ。
おっさん「ねぇ、そこのお嬢ちゃん。1人?俺と夜遊びをしないか?」
こころ「?結構です。」
海星「早く逃げたほうがいいよ。」
こころ「そんな相手に聞こえるような声で喋らないで。」
おっさん「なに1人でモゴモゴ喋ってるのかな?まぁいい。ちょっとこっちおいで。何もしないから。」
海星「早く逃げろ。僕が何とかするから。」
こころ「わかった。」
おっさん「おい待て!」
彼女は案外足が速かった。やっぱお年のおっさんには勝てるのだな。そう思いながら僕も彼女を追った。
海星「足速いね。」
こころ「はぁ、怖かった。もう息切れしてる。」
海星「君は死にたいかい?」
こころ「まぁ、その気持ちは変わらないね。」
海星「君は何かの異変に気づいたかい?」
こころ「んーー。私1人だけ見られてるみたいな?」
海星「そうだよ。僕の正体を明かそう。僕は死んだ者だ。そしてさっきの昔話。主人公は僕さ。僕を触ってごらん。」
彼女は僕の腕をつかもうとした。
彼女「え?」
しかし、その手は空をきった。
海星「死んでも何も無い。話しかけても何も返事が来ない。君はそんな無の世界で過ごしたいかい?そんなはずはないだろ?君はまだ時間が残っている。これからの人生どうなるかわかったもんじゃない。自分で変えるんだ。君ならきっと良い結果になるだろう。さて、僕はそろそろお暇しよう。じゃあね。」
僕は背を向け、反対方向へ足を動かした。何も返ってこなかった。そんな無の空間で。
 その後、その地域で自殺したという事件はない。つまり、彼女はまだ生きているということだ。また何年後かに会いに行こう。初めて僕が見えた人に。

5/26/2024, 10:28:56 AM

【月に願いを】
輝夜「永琳。今日も月がきれいね。」
永琳「そうですね。」
輝夜「そういえば最近幻想入りした人間がいるらしい。私、見に行ってみたい。」
永琳「そうですか。ては、明日の朝。博麗神社に行ってはどうですか?そこに幻想入りした人間がいるそうですよ。」
輝夜「そうなの?じゃぁ、私明日行ってくるよ。」
永琳「楽しんでいってくださいね。」
 僕は佐々木海星。最近幻想入りした人です。いやですね、森の中を散策してたら穴に落ちて目が冷めたら違う森に来ていたんですよ。雰囲気も違ってて、歩いてすぐに見知らぬ女の子が立っていたんだけど、それが人食い妖怪で全速力で逃げたさ。はぁ、あんときは大変だった。霊夢に助けられ博麗神社に居座ることに。まさにコナンの最初やん。ちょっと違うかも。そんなこんなで今日まで来ている。
霊夢「あんた、幻想入りしたときに能力とか授かってないの?」
海星「わかりません。そもそも能力ってなんですか?」
霊夢「説明が難しいわね。…生き物を超えた力かしら?」
海星「え?やば、そんな力が僕に!?」
霊夢「ないかもしれないんだから、あんまり期待しないほうがいいわよ。それに、幻想入りする時期は何か大きな異変が起こる象徴だから。もしかしたら、あんたが狙われるかもよ。」
海星「大変になりそうですね。」
霊夢「あんたも手伝いなさいよ。」
海星「は、はい。」
異変。幻想郷で起こる大事件のようなもの。僕のせいで幻想郷に危険が。どうしたらいいものか。また霊夢に助けられるのか。とほほ。活躍できない事はこんなに苦なのか。いやまて、考えろ。今さっき霊夢は「手伝いなさいよ。」って言ってたよな?つまり、僕にやれることはあるということだ。よっしゃあ。
海星「具体的に何をすればよいでしょうか?」
きっと大仕事が舞い降りてくるに違いない、と思っていた。
霊夢「そうね。ここの家事とかかしら。」
???理解が追いつかない。聞き間違いかな?家事って聞こえた気がする。
霊夢「掃除、洗濯。あと、私がつかれているときにお茶くれたりとか、布団敷いたりとかかな?」
結構家庭的な仕事押し付けてくるなぁ。

5/26/2024, 7:12:55 AM

【降り止まない雨】
海星「おはようさん。」
平日の午前6時、僕は起床していた。
妹紅「おはよう。兄さん。今日はずいぶんと早いじゃん。」
海星「そりゃあ、今日は妹紅と出会った記念日だもの。」
6月の中旬。梅雨の時期。僕は彼女と出会った。

 雨が降っている。台風並みの量だ。その中で僕は傘をさして1人道を歩いていた。たまにはこういう散歩をする。誰もいない道に1人。湿った空気。打ち付ける雨の音。この空間が癖になる。今は何時だろう。そう思ったので腕時計を確認する。
海星「4時かぁ。」
家を出たのは3時。ずいぶんと歩いたものだ。家があって、保育園があって、交番があって、歩くたび景色が変わる。見たことがあっても以前と少し違う。それを発見するのが楽しい。
 僕はとある公園の横を歩いていた。公園の土は泥に変化していた。そして、誰かがベンチに座っている。座っている!?それを理解するのに少し時間がかかった。僕はその方へ近づいた。
海星「どうした?こんな雨の中。風引くぞ?」何かあったのだろうか。その問いを彼女に渡した。
妹紅「誰だか知らねぇが、あんたには関係ねぇよ。」
ずいぶんと男勝りなもんだ。まぁ、そういうのも嫌いではない。
海星「親が心配するぞ?」
妹紅「親なんてとっくの昔に死んださ。」
彼女の瞳は遠くを見ていた。
海星「言いづらいこと言わせてごめんね。」
妹紅「別に気にしてねぇよ。」
海星「家に来るかい?」
妹紅「は?」
海星「君の過去に何があったかは知らないけど、ここにずっと居座るのなら僕は君を連れて帰ろうと思う。」
妹紅「何されるか分かんねぇから無…。」
海星「じゃぁ、指切りしよう。僕は平日の朝7時から出勤してるから、君が僕の家に住まうのが嫌なら勝手に逃げるといい。だけど今だけは、君をこのまま放っておけないんだ。」
妹紅「…。わかった。あんたに付いて行くよ。」
そうして彼女は僕についてくることになった。
 彼女は今僕の隣を歩いている。
海星「君はなんであそこにいたの?」
妹紅「もともと住んでた家庭で暴力を受けて逃げ出したんだ。だけど、どこに行けばいいか分からなくて…。」
海星「そうか。大変だったな。帰る前にコンビニ寄るか。」
僕は近くにあるコンビニに足を向けた。
妹紅「自炊はしないのか?」
海星「たまにするくらい。僕はコンビニに売ってあるおにぎりと唐揚げが好きなんだよ。想像するだけでお腹がなるのさ。ほら、君も選びな。遠慮はせんでいいよ。」
そう言って僕は唐揚げを選んだ。その後、彼女と合流した。 
海星「これ。お願いします。」
妹紅「お財布の中身大丈夫か?」
海星「安心しろ。唐揚げのために一万円は持って来ている。」
妹紅「1個200円ぐらいなのにか?」
海星「あぁ。もちろん。何か他に買い物をするとき、残さないと。」
妹紅「なにそれキモすぎだろ。」
このような会話をしているうちに、会計は終わった。
海星「さて、帰りましょうか」
そう言ってコンビニを出た。
 家に付いた。結構早かった。
海星「君は風呂に入りな。寒かっただろう。ゆっくり温もれ。」
妹紅「どうしてそこまでする。」
海星「なんか、見捨てられないなって思って。」
妹紅「ほんとにそれだけか?」
海星「うん。それだけだよ。早く入っておいで。」
誰かに助けられるという経験がないのだろう。そのせいで、僕の取っている行動に裏があるのではないかと疑ってしまう。無理もない。
 もうそろそろ上がってくる時間だが、まだかなぁ。僕は机に食べ物を並べて待っていた。
妹紅「上がったが、その、ほんとにありがとう。」
海星「ほら、はよ食べよ?お腹が空いたよ。今日はある意味御馳走だ。いただきます。」
妹紅「いただきます。」
そうして、僕は晩飯に箸が向いた。一通り自己紹介をし、途切れない会話をした。
 午後9時。夕食も終わっていつもだったらダラダラしている時刻。だが今回は違う。
妹紅「寝床どうしようか。」
海星「妹紅が僕のベッドで寝ると良い。僕はどこでも寝れる体質だからね。それに、妹紅のほうがつかれてるんじゃないか?いいよ。使いな。」
妹紅「わかった。」
彼女はベッドの方へ向かった。僕はちょっと仕事が残っていたからそれをやろう。そう思ってパソコンを開いた。
 起床。鳥のさえずりは聞こえなかった。やはり今日も雨がひどい。だからといって仕事を休むわけにはいかない。今日は月曜。1日たいてい8時間の業務を行う。ああ、だるい。めんどい。行きたくね。そんな気持ちになる日だ。とりあえず朝食を作ろう。そう思って。冷蔵庫からのいろんな物をとりたすのだった。
妹紅「おはよう。」
海星「おはよう。そういえば、妹紅って何歳だっけ?」
妹紅「13。」
海星「おう。いけそうじゃん。」
妹紅「何が?」
海星「妹紅は学校に行きたいかい?」
妹紅「まぁ、興味はある。」
海星「じゃあ、早くて来週。学校に登校させるよ。転校設定で。」
妹紅「どうやったらそんなことが。」
海星「僕の仕事でどうにかできるから。そんな心配せんでええよ。」
妹紅「わかった。」
 さて、食事も終わった。行くとするか。
海星「行ってきます。ごゆっくり」
妹紅「いってらっしゃい。」
ずいぶんと沈んだ声だが、まぁ、大丈夫だろう。僕の感が入っているのだ。安心して行こう。
 1週間後。
海星「大丈夫か?初登校だか、緊張してないか?」
妹紅「そんなに心配しなくても大丈夫だって。じゃ、行ってきます。」
海星「頑張ってな。」
そうして僕は送られる側から送る側へと変わった。
 また、1週間。また1週間と月日は流れていった。彼女は学校でも楽しくやってて良かったと思う。僕も学生時代こんなだったよな。うんうん。こういうのが一番。僕はこれからもこのような生活であってほしいと強く願った。
                      」
 こんなことがあったなぁ。僕はこの思い出を振り返っていた。
妹紅「何やってるの。早く手伝ってよ。」
妹紅ももう高校生。今もなお、楽しく学校生活を送ってるみたいだ。それに、だいぶモテてるみたいだし。親役として、とても嬉しいよ。
海星「今行くからちょいまち。」
僕はケーキの準備をするのだった。

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