やることリスト
・ミュージシャンになること
・一億円を使い切ること
・やりたいゲームを全部すること
・友達は造らないこと
・全国ワールド・ツアーを全て回ること!!
・しあわせにくらsこt
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・目が覚めるまでに達成すること
視界が暗くなり視界が縦に伸びる。
宙に浮くなんて芸もできず只只視界が
闇に染まっていくのを眺めている。
そこには焦り、苦しみという感情はなく、
諦観。とても冷静だった。だって は、
そうまでしてもこの景色を目に
焼き付けたかったのだ。
視界が途切れる。
も、そう感じてほしいな。じゃ、次
くれぐれも に、がんばってね。
ボールを投げる。相手に当てる
ごめんね。と思う
ボールを投げる。相手に当たる
ごめんね。と顔を下げる。
ボールを蹴る。相手に当てられる。
ごめん、と手を合わせる
ボールを投げる。相手は取れない。
ごめん!と叫ぶ
ボールを置く。相手は居ない、
ごめんね。 と 背を向けた
「もう来ないでほしいなあ。」
また明日!
遠くで手を振るソレに聞こえない様に呟く。
これで会うのは何度目だろうか、このままでは走馬灯があいつとの思い出ばっかりになってしまう。それは困る。
これまでにしてきたことを思い返す。あゝとても悔いのない人生とは言えないものだった。まあ、もう受け入れるしかないのだが。
「また明日!」かあ。ソレは俺以上に不気味で化物みたいなものだ、壁も通り抜けられる。以前の俺だったら興味が湧いて脱獄なんか考えていたのかもしれない。
「時間だ。来い」
それでも それでも、もしあの顔が俺だけにしか見えないのならば
あの笑顔を傷つけてしまうのであれば
「生きたくなってしまったなぁ……」
ここは監獄、何人たりとも侵入、脱出できない どこにあるのかも分からない場所。
明日の君の顔を見る為に。体は瞬足で動き出す。
------瞬足 定価1980円 広告シナリオ ファイナルラスト(2)コピー(3) より
ふわっとした君。風に乗られて何処かに連れて行かれ消えてゆく。
興味本位で流れに乗ってみる。思考を放棄し風の気まぐれのままに進んでいく。
老人ホーム、カラオケ店、地下街、温泉、映画館…と次の目的地へ行こうとする君を呼び止める。
「どこへ行くの?そこは流石に行くべきでは無いと思うけど。」
「あるさ。だってここも風の終着点なのだから」
「……」
なんか腹が立ったので一発頬を打ち君を床に撃ち落とす。今日は帰ろう。早歩きで。
そうして、無料案内看板を背中にし、帰路につくのだった。