お題 「手ぶくろ」
注意
この物語はフィクションです。
実在の人物、団体とは関係ありません。
物語 ▼
「……寒くないの、?」
いつも無口な彼が、そう聞いてきた。
ただの商店街の道、
寒空の下、
いつもの如く、私が無理矢理連れ出したデート。
「…へぇッ、?」
思わず変な声が出てしまった。
「………それ、」
彼は私の手を指差していた、
寒さで、少し赤くなっている手、
「…ッあ、別に…だいじょーぶだよ、?」
私が笑ってそう答えると、
「……ほら、手、冷たいじゃん、」
彼はそう言うと、何の躊躇いもなく、
私の手を握る。
「……ぁ、え、えと、」
突然の恋愛ハプニングにどぎまぎしていると、彼が鞄をごそごそ、とする。
「……これ、」
彼が出したのは、新品でふわふわ、可愛いミントグリーンの手ぶくろ。
「…遅れたけど、クリスマスプレゼントね、」
彼は照れくさそうにそっぽを向いている。
「あ、ありがとう……、」
ああ、顔が熱い。
手ぶくろは私に似合ってるだろうか、
いや、似合っているだろう。
手ぶくろの温もりより、
彼に握られた手の温もりが、
とても、とても、
暖かかった。
ーーあとがき。
手ぶくろ、って、語呂が良いですよね、(?)
ごほん、それは置いといて、
…いや、話す事がありませんね……、
…ここまで読んでくれてありがとうございます。
私のクリスマスプレゼントは、自分自身にオルゴールを買ってプレゼントしました。
皆サマ、良い一日を、
ーー
お題 「変わらないものはない」
注意
この物語はフィクションです。
実在の人物、団体とは関係ありません。
物語 ▼
変わらないものはない。
遊具すら無い小さな公園にベンチができるように、
いつも曇りだった日々が晴れになるように、
駅前の惣菜屋が花屋になるように、
貴方も、私も、
気持ちが変わったようだ。
「ごめん……君の事……、彼女、として見れない。」
彼が言った言葉。
顔は下を向いていて見えない。
「…私も、貴方の事を彼氏として見れない。」
声は震えていないだろうか、
目頭が熱くなって、
心臓の音が少し怖い。
その心臓の音が、恐怖によるものなのか、緊張によるものなのか、分からない。
変わる。という事が怖い。
「俺たち、変わろう、?」
「そうね…、変わりましょう?」
今度は、しっかり声が震えた。
きっと、寒さのせいだよ。
クリスマスの次の日、
星空の見える公園のベンチの上で、
彼はおもむろに1つの花を取り出して、
____私達は、変わった。
ーーあとがき。
彼女達は、一体どう変わったのでしょうか。
カップルから、別れるのか、
カップルから、夫婦となるのか、
どちらにせよ、彼女達は変わるのでしょう。
私も、皆サマも、いつのまにか変わったりするのかぁ…なんて思うと感慨深い………のでしょうか、
…ここまで読んでくれてありがとうございます。
私の変わったことは、最近寝る前に読む小説が、医療系小説からミステリー小説に変わったことです。
皆サマも、変わったこと、まだ変わっていないこと、考えてみてください。
ーー
お題 「クリスマスの過ごし方」
注意
この物語はフィクションです。
実際の人物、団体とは関係ありません。
物語 ▼
クリスマス
子供の頃は、プレゼントに浮かれていた事を思い出す。
今は、プレゼントも貰えず、
家でダラダラしているだけ……
だけど、
この過ごし方も、
贅沢で、
すごく、好き。
ーーあとがき。
時間が無くて……こんなもので申し訳ない。
皆サマは、クリスマス、どう過ごしましたか?
私は鳥取を訪れています。現在進行形ですね。
…ここまで読んでくれてありがとうございます。
冬の寒さを舐めていると痛い目に遭いますので、皆サマ、どうか体調に気をつけて…。
ーー
お題 「イブの夜」
注意
この物語はフィクションです。
実際の人物、団体とは関係ありません。
物語 ▼
クリスマスのイブの夜。
私はひとり、チキンを食べる。
「……あれ、なんかここ冷たいんだけど…」
レンチンしよ〜、なんて思い立てば、冷たい空気がまとわりつく、
「…さっっっむ!!」
急ぎ足でレンチン、待っている間、スマホを開いた。
見れば、
『イブとクリスマスは彼氏と♡』
『イルミネーションが綺麗!!!』
なんて、煌びやかな投稿がされている。
「…あ〜あッ!!リア充め〜!!せいぜい幸せになれよぉ〜ッ!!」
彼氏どころか、男友達もいない自分が虚しくなりながら、
ゴロゴロ、と寝転んだ。
…彼氏も、友達も、家族もいないイブの夜。
… でも 、
これはこれで、アリな気がした。
「……さむ、」
ーーあとがき。
私は今日、某チキン販売店のチキン……
では無く、お惣菜屋さんのチキンを食べました。
その後クリスマスケーキまで!!!!
…贅沢ですね。
おっと、無駄話が過ぎましたね。
だが、この物語はまごうことなきクリぼっちの子のクリスマスイブ。
…ここまで読んでくれてありがとうございます。
めりーくりすますいぶ、です。
明日も今日も、良い一日を、
ーー
お題 「プレゼント」
注意
この物語はフィクションです。
実際の人物、団体とは関係ありません。
物語 ▼
去年のクリスマスのプレゼント 、 もらったのは 可愛いバック 。
本当は貴方からの言葉が欲しかったけど、言えなかった。
2年前はリップだったよね。
貴方と私は都合の良い関係。
そこに、愛なんてものは存在しない。
貴方は貴方で恋愛して、
私は貴方を追っかけてるのに、
貴方は遠ざかっていく。
「ねぇ、今年は貴方からの言葉がほしいな。」
ふざけて言ってみた。
『ふーん、』
貴方はスマホを見て、呟くだけだった。
今年のプレゼント、見ちゃった。
お手紙なんだね、
ねぇ、天然だなって、いままで思ってたの。
辛い時に、気づいてもらえなくて、
「辛い」
って言ったら、
『そう』
って、言ってきて、
「助けて」
って言ったら、
『そうだね』
なんて言ってさ、
…今年のプレゼント、欲しいのはそれじゃ無いよ、
言葉、貴方の口から出る言葉が欲しいの。
愛の言葉じゃなくていい、適当でも良い。
だからさ、
今年のクリスマスのプレゼントは 、 …
ーー
都合の良い関係、って、良いですよね(?)
今年のクリスマスプレゼント、私は自分にオルゴールを贈ります。
2万程しました、高いですね。
…… ここまで読んでくれてありがとうございます。
最近は寒いですから、気をつけてください。
ーー