死してのち
成仏をしないことで
『もしも未来を見れるなら』
などという考えに至るほど
この世界に
興味などない
──ああ、でも
いくつかの
続きが気になるマンガが
もしかしたら
あるかもしれない
どうしよう
(でもねーきっと肉体がないと、マンガ読んでも面白くないんじゃないかなー…たぶんね!)
マンガという、あの『無色の世界』に私たちは、ちゃんと、様々な色を見ている。
例えば、登場人物の顔が赤くなったとか、青くなったとかを、その線描だけで表現し、読み手に伝えてしまうのって、本当にすごいことだよなぁ……と。
昨今はフルカラーのマンガも、すごい勢いで増えているけれど。
将来的に、線描だけのマンガが、なくなってしまわないことを、願いつつ……。
あー、そうそう。
この、文字だけで表現された世界だって、いわば『無色の世界』、だからね?
我々がそこに文字を並べることで、世界は顕現し、またそれは、文字によって美しく彩られていく。
つまり我々は、文字を絵の具に、このキャンバスを埋めているのだ──。
なーんて、ね?
ラノベのタイトル案:
「『届かぬ想い』と諦めていた魔法騎士様を侯爵のパパが買って来ちゃいましたが返品できません!(いろんな意味で)」
ー➖ ー➖ ー
「タイトルだけで、ラノベ一本書いた気になった!」
「あーそうね、なんか一本読んだ気に…いや、なるかなー?」
<童話>ドローンの恩返し
──そして。
吾作にその正体がバレてしまったドローンは、一声、悲しげな鳴き声を上げると──雲一つない『快晴』の大空めがけて、一気に飛び立ち。
どんどんと遠くなるその姿は、あっという間に小さくなり、やがて──どこか『遠くの空へ』と、消えていったのでした。
おしまい。
ー➖ ー➖ ー
「人化したドローンが、吾作の家に?
あと機織りには一体、何を?」
「このラストシーンが浮かんだだけ、なんで!
その他については、ご容赦くださ〜い!」
大人たちから「君はまだ若いんだから、なんでも出来る」などと言われていた頃の、胸の内に抱えていたモヤモヤした何か、上手く『言葉にできない』と思い込んでいたあれらには、先人たちによって、そのほとんどに名前が付けられていた。
不安、焦燥、失望、嫉妬、憎悪、絶望──それらのどれもが、自分が抱えていたものをそれなりに正しく、または不完全に現していて、でも。
「……そうじゃない。間違ってはいないけれど、完璧でもない。何かが違っていて、足りてないっ!」
……というような。
どこか、もどかしい感覚もあった。
ああ、でも……そうか。
いまになって、ようやくわかった。
その感覚の、つまるところ──。
それは恐らく「孤独」というものだったのだ。
あのモヤモヤは単に、「本当に自分は、自分でしかないのだ…」という、孤独由来の寂しさを持て余していた、ただそれだけのことだったのかもしれない。
……そして。
そんなことにも、気づけるようになった……はずの、いま。
人に「まだ全然若いんだから、なんでも出来るじゃない、いいわねー」などという感想を抱いたり、押し付けたりする年齢になった私は、胸の内のモヤモヤしたものなどは、普段の生活で無意識下とか、どこかその辺の適当な場所に、収納出来るようになっていて。
けど、それをすっかり、忘れてしまっていたのだ。
「……あれぇ? このモヤモヤした感じ、『言葉にできない』この感覚は、なんという気持ち……あーそっかそっか。しまったまま、忘れきってたわー」
かつて抱えていたものと、同じ名前のそれは、私と同じだけの歳月を重ねたせいなのか、尖った角のところが、削れている──。
うん、そうね。
前よりもだいぶ、持ち易くなってる……みたい?
……まぁね、この先もどうせ、捨てられないし?
この際、専用の巾着袋でも、縫ってやろうかしらねぇ?