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11/29/2025, 11:21:34 AM

深夜0時。
私はただひたすらにスマホをスクロールする。
TikTokの検索欄は恋愛ものばかりだ。失恋、片思い、恋愛名言など。片思い中の私は、今日もTikTokを見て学んでいる。
恋愛の名言やポエムなどを見たり、アタック方法を調べたり。
そうやって、今日も"恋愛"というのを学ぶ。
スクロールしていくうちに、私の目に止まった動画があった。
ただ、一言。"行動しないととられちゃうよ"という言葉。私の中でとても響いたんだ。コメント欄をみる。皆、自分の思いを書いていて、どれも共感するものばかり。
そうこうしているうちに時刻は、深夜2時になっていた。慌てて充電をし、ベットに入る。
翌日の私は、昨日見た言葉を心に留め、貴方と接する。
自分から行動する。挨拶をしたり、軽めのボディータッチ。
取られたくないから、私以外の人に。だから頑張るしかない。
帰りのホームルームが終わり、友達と一緒に帰る。その後ろに貴方がいた。そして、公園でクラスの男子と私達、貴方が公園にいた。でも、その公園の奥の方を見ると好きな人の好きな人がいた。そればっかり気になって、話が入って来ない。すると、いつの間にか会話が終わっていて、皆が解散していった。残ったのは、私と貴方だけだった。奥の方を見るともうあの子の姿はなかった。安心した様な、複雑な気持ち。すると貴方は私に問いかける。
「僕、告白しようと思うんだ。」
真剣な眼差しでこちらを見つめる。本気だ。目を見れば
分かった。相手なんか勿論知っている。それなのに私は、貴方にアドバイスをした。何やってんだろ…私。分からない。
好きな人に好きな人の相談されて、上手くいくようにやって。
馬鹿みたいな行動だった。けど、そんな相談をするということはちょっとは私を信頼しているということだと感じて、胸が
痛くなった。複雑で、毛糸が絡まってるみたいに。
家に帰り、ベットに倒れ込む。今日の出来事を思い出し、また
TikTokで検索する。
"好きな人に好きな人がいる"、"好きな人の恋愛相談"
何も感じない。いつもだったら感じる、学びたいという気持ちも響く言葉も。

沢山の考えが頭を巡っては、消えていった___





テーマ 失われた響き



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こんにちは、♡です。
最近、学校がとても忙しく、中々作品を投稿出来ていないん
です߹𖥦߹ 申し訳ないです…
そして、しばらくはポツポツ、という形になりますので、
どうぞ宜しくお願い致します。
꒷꒦‪✝︎ ❥┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈❥‪ ✝︎꒷꒦

11/24/2025, 10:23:10 AM

学校の廊下。大勢人いる中でも貴方を見つけられるのは私の
特技にもなるだろう。
貴方の所まで走り、勇気をだして声を掛ける。
「こんにちは!元気ですか?」
自分でも意味が分からない問い掛けだ。やってしまった…と
心の中で呟く。それでも貴方は、表情1つ変えず私に返す。
「こんにちは。元気ですよ笑」
貴方は、笑ってくれた。それだけでもう、十分だ。
貴方を好きになって、もう何年だろう。けど、私は1つの事実を知った。それは、貴方は"誰にでも心を許していない"という
ことだ。
貴方は誰にでも同じ態度で、クラスの人気者。表面的に
見れば、世間で言う"いい人"になるだろう。けど、反対に
それって表面的な貴方ってことだ。同じ態度なんだから違う
態度の貴方なんて見た事がない。
それって、そう見せれる相手が居ないって捉えられると思う。そう、だから"心を許していない"って言えるんだ。
鍵を隠しているのだろう。きっと、誰にも入られない貴方だけの場所に。そう思うと、哀しくなる。
好きだけじゃ解決出来ないものもある。
そう考えていたらいつの間にか貴方の顔が近かった。びっくりして思いっきり壁に頭をぶつける。
「いったぁ!!?」
つい大声を出してしまう。すると貴方は、笑っていた。
「あはは笑笑反応面白すぎ笑」
"素"だった。いつも表面的な笑みばっかり浮かべて。まるで
仮面が張り付いているみたいだったから。けど今の笑顔は本当に楽しそうに笑う貴方だった。私も声を出して笑う。2人で
大笑い。楽しくて、温かくて… しばらくして、貴方が言った。
「こんな姿見せれるの、貴方だけですよ笑笑やっぱ、めっちゃ面白いですね笑」
貴方が目を細めた。

その瞬間、貴方のポケットから鍵が落ちた___





テーマ 君が隠した鍵

11/23/2025, 10:27:30 AM

貴方と同じクラスだったら、時間を手放さずに済んだのかな。
それほど、手放した時間は大きかったんだ。
貴方と出会って、初めて同じクラスになった時。
貴方は転校生だったから初対面だった。けどね、一目惚れ
だったんだ。貴方を見た瞬間、心が揺れ動いて、勝手に貴方
との未来を想像出来た。
そして、その時はただの"観客"だった。次の年のクラス替えの時。またもや同じクラスで胸が高鳴った。だからその年は、
貴方と沢山おしゃべりしたし、沢山笑った。かけがえのない
ものだった。けどね、その次の年、初めてクラスが別れて
しまった。悲しくて不安で。貴方が居ないクラスはちっとも
楽しくなかった。
けど、貴方はそうじゃなかったみたい。私と違うクラスの時に貴方は好きな子が出来ちゃったんだよね。私の知らない所で。クラスが違うってこんなにも辛いって実感した。
そして、今年。また同じクラスになって、心底心が動いた。
友達からその事実を知らされるまでは_ 貴方に好きな子がいるっていう事実は元々知っていた。私かも?って期待してた。
けどその友達から違う名前を聞いた時、頭が真っ白になった。貴方が言ったんだよね。
「去年から好きなんだよね。」
それを聞いた時、涙が出そうになった。去年、そう私達が違うクラスだった年。もし、私がその時も同じクラスだったら運命の糸は変わっていたのかなぁって後悔したんだ。
けど、そんなこと可能なの?って自分が自分に問いかけた。
だって、自分じゃない人の"好き"なんて変えられるの?貴方は私じゃないし、貴方の"好き"の気持ちも壊したくなかった。
「うまくいかないで」なんてね… そんな最低な思いが私の心に影を作って。
"行動しないと取られる" という言葉が私の頭に入ってくる。
けどさ、行動していい関係だったのかな、私達って。勝手に
好きになってさ貴方はその気持ちに何も気付いてくれなくて。そんな、よく分からない関係に更にヒビを割る行動はしたく
なかったから。けどその結果がこれだ。行動しなかった結果、行動したあの子に取られた。自業自得だ、こんなの。
惨めで仕方がなかった。
その時ようやく気付いたんだ。

私が"手放した時間"はもう二度と戻って来ないと___





テーマ 手放した時間

11/22/2025, 10:59:11 AM

貴方と私の顔が赤く照らされる。
1つの光に何色もの色があって。何色か言えないけど、綺麗だと言う事実は言える。
秋にしか見えない紅葉と夕日で貴方と一緒に見て、これほど
綺麗な秋はないだろう。
貴方の横顔は赤く染められていて、かっこよくて、私の心も
赤く染まったんだ。
「綺麗ですね。秋にしか見えないって言うか…」
貴方が得意げに喋り出す。その姿が愛おしくて、秋が好きに
なった。
今日の為に塗った、紅色のリップ。貴方はまだ気付いてくれて
ないけど。この夕日の色と同化して分からないのだろう、そう自分に言い聞かせた。
「私、今秋好きになりました。誰かさんのおかげで笑」
意地悪な笑みを浮かべた。貴方の顔が少し赤くなった気がするのは、夕日に当たっているからだろう。
「それは、嬉しいです…」
照れくさそうに貴方がいう。それと同じように私も照れて
しまった。
お互い沈黙が続く。夕日と紅葉、隣にいる貴方。
絵になっていて、キャンバスが欲しいくらいだ。
ベレー帽を被った貴方はどんな感じなのだろう、そんな妄想をしていると自然と口元が緩んだ。思わず笑ってしまう。貴方がこちらを見ているのが分かった。けど今見てしまうと
恥ずかしいから私はわざと気付いていないふりをした。貴方を見たい欲を抑えて。今はこの景色に集中しよう。
そうすると貴方は私の肩を叩いた。振り向くと唇に指を当てていた。私は首を傾げる。そうすると、
「口紅、似合ってますよ。ずっと気付いてたんですけど
恥ずかしくて言えませんでした。似合っていたので…」
不意打ちだ。耳が赤くなっていく。ずるい。急にそんなことを言うのはずるい。ほんとに狡い人だ。

そんな私の紅色のリップは今でも私の宝物だ___




テーマ 紅の記憶

11/20/2025, 10:37:35 AM

もしも、未来が見えるのならどんな感じなのだろう。
何度も何度も見えない未来を想像して、勝手に期待して、勝手に落ち込んで。そんな日々の繰り返し。
貴方と出会った初めての春。
貴方を見ただけで勝手に貴方との未来が想像できたんだ。最初はただ好きだなぁと想っているだけだった。そう、"観客"
だったんだ。そんな事をしているうちにあっという間に1年が
すぎて。クラス替えの日。貴方と初めて違うクラスになって。不安でいっぱいになって。その次の年も違うクラスだった。
そして、今年、貴方の名前が書いてあったんだ。
泣きそうだった。嬉しかった。今年こそは…!!と思った。
けどね、やっぱり違うクラスって大きかったんだ。脈アリかもって思った時、急に友達から現実を突き付けられた。好きに
なったんだって。私と違うクラスの時に。けど思うんだ、
もし私がそのクラスにいても果たして未来は変えられたの
だろうか?貴方の"好き"の気持ちを否定したい訳じゃない。
けどね、私もそんな綺麗な人間じゃない。もしも貴方の隣に別の人がいたら私は心の底からおめでとうと思えるだろうか。
思えるわけない。だって、私の方が何年も何年も前から好きで必死に努力して… けど結局気持ちを伝えなければ同じなん
だって。未来が教えてくれたんだ。
未来って見えないから面白いのかなぁ…見えたら面白くないのかなぁ… 最近そんな事ばかり考えてしまう。そう考えてしまうのもきっと、貴方が影響してるんだろう。日々、見えない未来と戦って未来が分からないくせに期待して、そして本当の未来に絶望して。あの頃に戻りたいって… 何度も何度も繰り返し。

そして今日もまた、見えない未来と戦っているんだ___





テーマ 見えない未来へ

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