(お題にぜんぜん関係無いです)
今日塾の数学の授業でテストをやったんですけど、テスト中本当に焦って解法が上手く思いつかなくて結局解けなかったんです。そこで自分の実力の無さに失望して泣きそうになりました。でも、帰り道に好きな音楽を聴きました。そうすると少し気持ちが楽になりました。
自分の好きなものは自分を助けてくれることを改めて感じました。
気持ちを切り替えて、しっかり復習したいと思います🫡
「ボス、いい加減にしてください」
「うおっ、なんだよいきなり」
オレはボスの持っていた菓子を奪い取った。
午後の3時頃、オレは貰っていた資料の読み込みに頭を働かせていた。なのに、オレの横には、むしゃむしゃと音を立てながらせんべいを食べている津詰徹生がいた。
彼は強面の顔に反して大のお菓子好き(甘党)だが、いくらなんでも食べすぎだ。
「ボス、もういい歳なんですから、健康とかいっそう気をつけなきゃ行けないんですからね?こんなお菓子ばっか食べてたら寿命縮まりますよ〜?」
「別にいいだろ?菓子くらい。菓子ばっか食ってても早死にはしないだろ」
「いいや、オレがダメなんでダメです。もうお菓子ばかりの生活は終わりです、終わりにしましょう。このせんべいはオレが貰います」
そうしてオレは奪い取ったせんべいをバリバリと音を立てながら食べた。
「お前、俺のせんべいが食べたかっただけだろ?」
「バレちゃいました?」
「だろうなとは思ってたわ、まあ、いくらでもあるから、お前さんも好きなだけ食べな」
「やったー!ボスからのご褒美〜!ボス!大好きです!」
オレとボスはペアを組んでもうだいぶ経つ。
毎日の仕事でいろんなボスの一面を見られてオレは今のところ大満足だ。
だけど、オレはボスに対してひとつ言いたいことがある。
それは最近ボスがオレに対して無頓着なところだ。
オレはボスのことが好きすぎて5 分に1回ボスに愛を伝えないと死んでしまうくらいだ。だけどボスはオレの愛情を躱している。受け取ったとしても直ぐに捨ててしまっているようにみえる。
仕事にはあまり影響をきたしてはいないのだか、オレはもうちょっとボスのガツガツ感を味わいたい。
そんなことを思いながら、オレたちは手を取り合って刑事という荒波を乗り越える。決して離れることなく。
恋に優越感と劣等感はつきものだ。
オレ、襟尾純には最高の恋人"津詰徹生"が居る。
これは明らかに優越感だ。
しかし、これはどうだろう。
オレ、襟尾純には最高の恋人"津詰徹生"が居た。いまはもう、いない。
これは明らかに劣等感である。
恋において優越感と劣等感は入れ替わりやすい。昨日まで優越感が振り幅を限界突破していたのに、今は劣等感のプールに沈められているなんてことはざらにある。
僕はこの恋心の揺れが恋愛の面白いところだと思う。
でも、僕は一生優越感の振り幅を限界突破させてくれる人に出会いたい。
何書いてるんだろ
オレはボスのことが大好きだ。大好きな甘味を食べてる時、怒られてしょげてる時、大事なお仕事中に居眠りしてる時もボスは可愛く思えるのだ。
そんなボスに、オレは今日、大事な話をする。
エリオが津詰の所へ行くと、津詰は少し眠そうだった。連勤明けだから仕方ない。
「ボス、お話いいですか?」
「……ん、あぁ、エリオか。おう、いいぞ、なんでも聞いてやる」
「オレ、これまでずっとひとりぼっちだったんですけど、彼女出来ました。」
「おぉ!良かったな!やっとお前もこれからを見るようになったか。ちなみに相手はどんな人だ?」
「オレと同じ警察の人で、黒いスーツを着ていて、よくサングラスをかけていて……」
「……ん?ちょっと待てよ、それって」
「オレより22歳年上です!」
「…………俺?」
「よく分かりましたね!流石です、ボス!」
「……はぁ?なんでよりによって俺なんだよ?というか俺まだOKしてないし」
「あ、悩んでくれるんですね」
「んー、なんて言うか、そうだなぁ」
「まあ、考えとくわ」
「返事楽しみにしてますね」
「というか、なんで"彼女"なんだよ?俺はれっきとした男、おっさんだぞ?」
「いやぁ、ボスってなんか女の子っぽいんですよね、分かります?」
「分かるかぁ!そんな確率0%だ!」