1/7/2025, 11:58:00 PM
耳鳴りついでに勝手に背を押してくれるなよ
もう踏み出すつもりなんざなかったのに
全くもって要らぬ世話を焼いてくれたもんだ
背を合わせていたお前が先に逝っちまうから
背中が吹きっさらしに押されるんだろうが
追い風なんて御大層に呼ぶ気も起きない
臆した己を無機質に戦場へと追い立てる風は
盾にもなれねぇ無駄な体躯を嘲笑って刺す
ただの冷えきった突風でしかねぇんだよ。
ー 追い風 ー
10/3/2024, 7:42:54 PM
声だけを聴いた時は
なんとなく、足りないと思った
話し合えた時は
知れたことを、嬉しく想った
顔を合わせた時に
会いたかった人だと
漸く、そう腑に落ちた。
“巡り会えたら”に
可いが足されて
巡り会えた“か”ら
私達は成る可くして
縁が巡ってきたじゃないかと
互いに笑い逢えたんだ。
ー 巡り会えたら ー
10/3/2024, 7:30:19 PM
天鵞絨の様な艶やかな毛をなびかせて
私の数歩先をゆく、小さな君
こちらを見上げて目を細め
軽やかな声を聞かせてくれた君
叶うならば
もう一度、私は君とあの道を歩きたい。
ー 奇跡をもう一度 ー
9/25/2024, 4:27:29 PM
予約。
ー 窓から見える景色 ー
9/25/2024, 4:26:25 PM
予約。
ー 形の無いもの ー