まだ気に入ってんの?
そんなキツい香水つけないでよ。
息できねーわ。
…笑いに来たってか。
そうとしか思えないし。
つーかいいなあ、その傘。
「……笑いに来たんじゃない、俺は。
慰めに来たんだよ。」
はあ?
あっは、急に何を言い出すかと思ったらそれ?
やっぱ冷めるわーそれ。
「俺は……間違ったことをしたと思わないし、他人から見れば俺は間違ったことをしたと思う。けどさ。
お前はどう考えても、正しいことをした。」
あーあーうるせー。
そんな言葉求めてねんですわ。
こんなのでも救けたいか?
嘘だろ冗談じゃねー。
救けてくれるってんならお前以外で頼むわ。
そんくらい大嫌いだぜお前のこと。
「そう言われてもおかしくないことをした。
この傘を持つのはお前の方が相応しいのにな。」
じゃあ早く傘くれよ。
#2024.8.31.「言葉はいらない、ただ・・・」「香水」
ヒーローの偽善、ヴィランの偽善。
汚水藻野の話。
この前スーツ着てて超絶クールイケメンな高身長お兄さんがいたんですけど、香りすらも超絶クールイケメンな高身長お兄さんでびっくりしました。
しかもそのお兄さんと遭遇したのがごく普通のショッピングモールでした。これがギャップか。
多分あれ芸能人だったんじゃねーかな…ってくらい。顔が強すぎてすぐ逸らしちゃったの後悔。
あら、来たの。
珍しいねぇ、今日無理そうだったのに。
ふふ。
あ、おゆうはん食べてく?全然いいよぉ。捨てられるよりマシでしょ。
ほら、入って入って。
はぁい、ここ座って、寝転がってもいいからね。
そうそう、お菓子もあるけど、何が好き?
じゃあとりあえず全部持ってくるね。
どぉ?おいしい?
よかったぁ、気に入ったんだね。
えぇ、もう帰っちゃうの?
ちょっと寂しいけど、ここに長居するのも良くないし、確かにそうだね。
元気でねぇ。
またおいで。
#2024.8.28.「突然の君の訪問」
家に来たのがツチノコでした。
いや、突然すぎるだろ。
ああもう今週で学生たちの天国アルティメットハイパーウルトラミラクルスーパーバケーションが終わってしまう…………!!!!!!!!!
んぬおおおおおおテストおおおおお
一日目三教科で二日目五教科って終わってる!!!
土の子になりたあああい
「…まだいるんだね」
「うん。だって姉ちゃんとしか話せないし!」
「…うん。そうだね」
土砂降りの中傘をさしながらコンビニの裏でスマホをいじるフリをして、私は"弟"と話す。
もうこの世の酸素を吸えなくなった弟に。
「姉ちゃん、何見てるの?」
「何にも見てない。強いていえば、このスマホに映った自分の顔?」
「どんな顔してるの?」
「うーんとね、とっても悲しそうだよ」
側から見れば私が独り言を延々と呟いているようにしか見えないだろう。
それでも、弟と会える雨の日は、
雨に紛れて消えていく。
誰にも聞かれない私だけの、
#2024.8.27.「雨に佇む」
創作
「本音だ。ーー。」
今まで彼と本気で向き合ったことなんかなかった、と思う。
そもそも僕たちの関係は「ただの幼馴染」、それに向こうだって僕を引き剥がしたかったんだ。
「ただの幼馴染」じゃなく、「天才」と「凡人」という関係になりたかったんだ。
天才肌で、なんでもできる彼だから。出来損ないで、木偶の坊みたいな僕が、彼と同じ土俵に立とうとすることを許せなかったんだ。
すごい、だとか、かっこいい、だとか、散々言われる彼には、そんな綺麗な言葉の羅列なんかよりも僕が邪魔だったんだ。
気味悪がってそうしたんだと思った。
許せないからこうしたんだと思った。
"僕"だったからああしたんだと思った。
彼だって、そうだったんだ。
何回だって挑んで、負けて、それでも懲りずにやって来る。そんな僕の存在が、彼にとっての自分の弱さを知るきっかけになっていた。
初めて彼から向き合ってくれた。
ああ、僕は、僕たちは、今までどうしてこんなことに時間をかけてしまったんだ。
「今までごめん。」
今までやってきた数々のことを懺悔する。
気づいたらやるせねぇクソみてぇな気分になった。
テメェにとっては一度きりだ。
聞き逃すなよ。
#2024.8.25.「やるせない気持ち」「向かい合わせ」
hrak幼馴染。爆発さんにブロッコリーがいて、ブロッコリーに爆発さんがいてよかったと思う。そして。
平和の象徴がブロッコリーと出逢ってよかった。
大好きだ!!僕は本誌が終わったことを認めない!!認めたくない!!!!
最近夢で、汚水のまみーが「テメェいい加減にしろもう5時半やぞ」って言われたんですね、驚き。
「ホァッ」って言いながら目が覚めたんですけど(ガチ)、汚水のまみーにそれを話したら「え?なにそれ誰が言ったの?」って言うんですよ。あん?だからまみーじゃん、って言っても「てか5時半起きって今日何があんの」って返されました。
起きたのは7時半です。惜しいな。