夏は嫌いだ
私が生まれた年だから
どうにか自分を奮い立たせようとするけど
ずっとそわそわしてふわふわして
どうしようもなく落ち着かない
弱い自分に嫌気がさす
夏の気配を感じながら
私はどう生きるべきかを模索する
【⠀夏の気配 】
うつになりました
人生には色々ある
分かっていたつもりだけど
上手くいかないもどかしさ
最後の声じゃないと
聞いて貰えないのだろうか
【⠀最後の声 】
自分を守れるのは自分しかいない
だが、自分を少なからず大切にしてくれる
人達は大切にするべきだ
小さな愛が集まれば大きな愛に変わる
それをひとつづつ大切にしていく
それでいい
【⠀小さな愛 】
いつの頃からか
夢なんてみるだけ無駄だと感じたのは
現実は子供の頃見た世界とは違って
自由だと感じていたあの頃と違って
空を見ても
移りゆく季節を眺めても
どんなに世界が綺麗だと感じても
沈んでいく
ただ、沈んで
どうすることも出来なくて
もう、きっと、この世界には私の居場所なんてなくて
きっとこれは現実じゃなくてただの夢だと
いっそ、楽になれたらなんて
馬鹿だな
いつか、また、ゆっくり息ができるようになったら
子供の頃に見た夢をまた、もう一度
みてみたい
あの頃のように
笑顔で
【⠀子供の頃の夢 】
何気ない一日が小さな幸せだと噛み締めて
今を生きる。
でも、忙しい日々に流されそんな些細なことが目に見えなくなってゆく。
当たり前の事がいつか崩れさっていった時に身に染みるでしょう。
どんなに後悔してもどんなにやり直したいと思っても。
元には戻れない。
そんな日が訪れないようにと願いながらも。
ふと、自分自身が時に分からなくなって。
現実がまるで夢のように。
ふわふわと過ぎ去る時を見つめながら。
今日も生きるのです。
自分の為に。
明日が来るように。
長い夜を過ごしながら。
祈るように眠りにつく。
また、小さな幸せを見つけられるように。
【⠀小さな幸せ⠀】