凪颯

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君を照らす月


私は浮いたり沈んだりを繰り返し

精神安定剤を飲んでもどうしても無理な日がある

治す気があるのかと問いただされ答えに戸惑う

考えでもしょうがないので頭を空っぽにして
仕事に打ち込む

私は生きるのがつくづく下手だ

でも、生まれ持った性格と環境がそうしてしまって

変われと言われても今すぐには変われない

変わる努力は自分なりにしている

でも、人と会えば色んなことを言われる

開き直ってはいないし変わらなきゃいけないことは自分が1番分かっている

何度も諦めようとして何度も起き上がって

1人で耐えてきたけれど

もしかしたら限界はとうの昔に越えていて私はいつ旅立つか探しているだけかもしれない

それが人生だと誰かは言うけれど

私は自分自身がどうしても受け入れ難い

どっかで観た映画で彼女は言っていた

薬は小さなお手伝いさんだと

彼女は苦しんで苦しんで最後は旅立ってしまった

自分に酔ってると言われたりするけれど

そうではない

めんどくさいと言われてしまうけど

自分自身が1番めんどくさいと思っている

いつか私も彼女のように旅立つのだろうか

25歳にしては早すぎるかもしれないが

どうしても今は苦しい


どこかで一人で泣いてる君へ

太陽は眩しいけれど夜の月はとても綺麗だよ
私は小さい頃から
どうしようもなく逃げ出したかった時は一人家を出て
夜の月のあかり
街灯の明かり
街の灯り
それを頼りに目的地も無いまま歩いてた

孤独はどうしても辛いだろうけど
いつか時が経てばそれが心地いい時間に変わる時がくる
私がそうだ

君を照らす月は何時でも君を見守っている
それだけは忘れないで

私はもう少しこの世界を生きてみる
でも、また無理になったらここへ帰ってくるよ














11/16/2025, 12:31:56 PM