なにか欲しい訳でもなく
なにか食べたい訳でもなく
どこか行きたい訳でもなく
誰かに会いたい訳でもない
ただここに存在していて
こんな自分はきっとどこにも居場所など無いと
言われているようで
でも、それが当たり前なのか正解なのか
よく分からない
きっと自分自身も私と関わっている人間も
めんどくさいと思っているんだろうなと
そんな風に考える夜は砂時計をひっくり返す
サラサラと下へ流れる砂時計の音を聴きながら
その時間だけは何も考えないようにする
でも、そんなこと出来た試しがなく
私はまた自分を責めて傷つけてそして深い闇に落ちていくんだろうな
今もその入口に入ろうとしてる
私の意志とは関係なく
コントロールしようとすればするほど私は溺れていく
身を任せてしまえば深みに入り
二度と戻れなくなることは分かっている
今までもがいてもがいてもがき続けてきた
疲れた
休みたい
【 砂時計の音⠀】
10/17/2025, 10:40:38 AM