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5/6/2025, 10:59:45 AM

「ラブソング」


ラブソングを聴きながら、貴方を思い出す。
あんな事があったな、こんな所にも行ったよね、あんな事を言われたよね。
貴方との思い出がいちいち蘇る。

貴方との思い出は、嬉しくて、優しくて、切なくて、哀しくて、全ての感情が大きく揺すぶられて、一瞬であの頃の自分に引き戻される。

歌って凄いな、ってつくづく思う。
歌だけじゃない。
映画も、小説も、絵も、全て。
見るだけで、聴くだけで、感じるだけで。
全ての記憶や五感が刺激され、心の奥深くから何かが顔を出す。

それは、思い出だったり、新鮮な発見だったり、忘れていた郷愁だったり、その時々によって溢れて来る物は違うけど。
でも、その全てがきっと自分にとっては大事な事だと思う。
だから、これからも、歌や他の物に揺すぶられる自分で居たいと思う。
傷つかないけど、心が動かない自分にはなりたくないから、傷付いても強く正しく生きていける自分で居たいと思う。

5/6/2025, 12:07:33 AM

「手紙を開くと」


母からの最後の手紙を開くと、愛情が沢山詰まっていた。
幼い頃からの思い出。私に対する感謝。今後の心配。

全てが、私に対する愛情だった。

口煩いと思った時期もあった。
鬱陶しくて、反抗して距離をとった時期もあった。
お互いに主張が強い性格だから、お互いに譲れず諍いになる事も多かった。

母が余命宣告されてからやっとお互い素直になれて、普通の親子みたいに仲良くなれて、少しずつ親孝行も出来ていたのに。
でもその時間は短く、満足に恩返しも出来ない内に最期の時が来てしまった。
そして渡された、最後の手紙。

痛い程の愛情を感じた。
一体どうやってこの愛情に報いればいい?
どうやって、きっと足りない。届かない。

でも、私が今後の人生を精一杯生きて、幸せな人生を歩む事が母が一番喜ぶ事だと思うから。
だから、空から見ててね。
私は、貴方からの愛情を胸に、幸せに生きていくから。

5/4/2025, 12:22:07 PM

「すれ違う瞳」


貴方と私の視線は交わる事がなく、瞳も心もすれ違ってしまう。
ついこの間までは交じり合い、重なり合い、通じ合えて居たのに。

この切なさに、いつかは慣れるのだろうか。
その時の私は、今と同じ私で居られるのだろうか。

解らない。
何一つ解らないけど、でも、貴方を愛した事を、愛した自分を誇りに、どこか一つでも。
成長した自分であれば、この苦しさも、無駄ではなかったと思えるのかもしれない。

5/3/2025, 1:52:17 PM

「青い青い」


空も、海も、青くて美しい。
そし、人も又俗に「青い」と言われる状態は、未熟で、でも堪らなく美しい。

年月を重ね、色々な経験を積む内に青さはなくなっていき、円熟味や悟りを身に着けていく。

でも、そうやって得た物の代わりに失う「青さ」は、未熟さの代表であると同時に、「純粋さ」「一生懸命さ」「真面目さ」であり、誠実な故の「融通の利かなさ」でもある。

両方の良い所を兼ね備えられれば一番良いのだけれど、世の中そんな風には上手くいかず、大抵どちらかに偏ってしまいがちになる。

だから、それを自分で意識しながら、両方の良さを身に着けて居られる様に、考えて生きて行こうと思う。



※私事ですが、昨年のお盆頃から毎日欠かさずに「書いて」を書いていたのですが、昨日初めて忙しさの余り忘れてしまいました😱💦
今までの私は0か100しかない人で、一度でも躓いたらもういいや、って投げ出してしまったり、完璧にしようとする余り異常な時間がかかったり、完璧に出来ない自分が許せなかったり、等がありました。

でも、こうやってお題を出されてその度に色々と考える内に、良い意味での「いい加減さ」や、未熟であるが故の良さがわかり、少し視野が広がった気がしています。

というわけで、昨日はお休みしましたが、又今日から頑張って「書いて」行こうと思います。
こんな私の拙い文章でも「いいね」を押してくださる方がいらっしゃって、それがホントに励みになっています。又、皆さんの「書いて」を読むのもとても楽しみです。
有難うございます。

5/1/2025, 10:07:54 AM

「風と」


雨も、雪も、どちらも単体なら静かなイメージだけど、そこに風が加わると、途端に騒々しいイメージになる。
騒々しいどころか、むしろ災害とかそんなイメージ。

でも、雨も、雪も、風も、全てが地球にとっては必要で、必然で。
ただ人間にとって便利か不便かだけで、嫌なイメージつけらるのも違う気はする。

だからどうだって話なんだけど、ちょっと風が不憫だな、って思った。

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