y r s k(ゆりさこ)

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5/22/2026, 11:37:37 AM

執筆中

お題:また明日

5/22/2026, 3:26:44 AM

墨色の夜。私は社内パソコンへと、目を向けていた。
視線のモニターに、無数の黒文字がかけてゆく。だが何故かふと、コーヒー、蛍光灯、窓、夜、イス、モニター…全域に、全てを見透かされるのでは、などという恐怖心が思考を巡った。優しくさする様沈殿させ、だがそれもまた姿を表し、止まない不安感に支配される。ひたすらに、架空の無と安らぎの取り合い。意識が、内へのものへと変わる。いつか、手に髪が重なり、顔が重なり、目が重なり、湿った、汗に混じる一つの重み。瞳に、雫が滴っていると、その時初めて気がついた。脳が冷却され、手を撫で下ろし、今までの世界をみた。黒文字は、文字ではなかった。
心が真っ黒で。心がとうめいで。

心が、透明で。

お題:心は透明で

5/20/2026, 10:46:35 AM

悩み事にそっと手を添えられる知性。

モノクロな世界をそっと撫でられる知性。

ありがとうとそっと差し伸べられる知性。

題名:理想のあなた

5/19/2026, 2:32:38 PM

「はー。眠いんじゃあー」
棗色の髪がひらひらと舞う。
放課後。今日も部室へ一番乗りだった俺達は、電気をつけて、いつもの席へと座っていた。
「お前毎日それいってるよな…」
俺は、ポケットから出したスマホへ視線を向けながら答える。
俺達の、第二の家みたいな感じになっているこの部室。入り口付近の棚にこれでもかとゲームやらが詰め込まれているのは、他では考えられない光景だろう。これは、今目の前で眠たそうにしている幼馴染の世良(せら)、こいつの私物だ。
「じゃあ、来るまで自由ってことでー」
こいつが、部を立ち上げるー、なんていった時俺は仰天ものだったが、その後の一言で、全てを察したのだった。
「ゲーム部!ゲーム部を作ろう!みんなで!」
あの理事長だ。娘の創部申請はすぐにOKされた。自由にしていても、何も文句を言われない。まさにフィクション。
だが、あの世良だ。この様な待遇であっても、みんなは責めなかった。その後、暫く世良の寝息をバックに、静寂なひとときが訪れた。数十分して。
「おう!やってるか?」
山路(やまじ)が、ドアを開けて入ってきた。そして、
「こんにちはー」
優奈(ゆうな)も一緒だった。こいつらは、このゲーム部の部員達だ。
「やまっちー。遅いよー」
「いやー。今日はデートが長引いちまってさ。すまんね」
相変わらずのイケメン山路。これで成績もトップなんだから、世の中理不尽だ。
「じゃあ、今日もヌメヌメトーンしろー!」
世良がぶらぶらと揺れる。
「よしきたっ!オーケーよ。じゃあちょっと準備するわ」
おい、今歯が光ったぞ。歯が。爽やかすぎる。
その後。
山路と世良はゲームのセッティングをし、幾つかの動作を確認しあっている。その時、ふと視線を感じ、振り向いた。
「誠さん」
優奈だった。相変わらず、綺麗な桃色の髪だ。
「ああ、優奈。今日もありがとうな」
「いえいえ、お気になさらずに」
俺の隣へ、ゆっくりと座る。
視線の先は、世良と山路の二人。優奈も、多分そうだろう。
「…世良さんの体調は、どうですか?」
数トーン落ちた声だった。
壁に隔たれた様な、そんな気持ちになりながら。
「…あぁ、もう長くない。昨日は、一日寝ていたしな」
「そう…なんですね…」
「先日にやった治療も、ダメだったんだ」
「…世良ちゃん…」
窓から見える、夕凪の景色。
俺は、いつまで世良と、この日常を見られるのだろう。

お題:別れ

5/18/2026, 1:00:39 PM

玉虫色

静まり返った暗闇に、一本、一本、灯りがともる。手元にへと集中するが震えて手先が波の様。微かに聞こえる規則的なカチカチは、徐々に、手足へいき渡っていった。流れる、息を吐くリズム。その日まで、10秒。待ちきれないとばかりに魂がたぶらかす。呼応するようにほとばしる熱気が全身へ運ばれていく。5秒。ほとりと縦に滴る。3秒。2秒。1秒。
「おめでとーー!」
一日の始まり。いつもの安心するその顔を眺め、
「お、おめでとう」
そう、言葉にした。

お題:恋物語

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