私はもう甘いものは食べられません。食べる事を、身体が許さないのです。
元々は、
夜に間食がやめられないのはしょうがない!
と開き直るくらいに、甘いものが大好きでした。
いつも夜にコンビニへよると、必ず一つはついてくる、チョコ、チップス、etc…。
自宅へ帰ってきたら、テーブルに広げて、買ってきたチョコ、チップスを一口。口が乾いたら、コーヒーを、少しずつ流していく。
これだけの行為で、今日起きた嫌なこと、が洗われるのですから、もう一口、もう一口、もう一袋と食べちゃう訳です。
私のこのひとときは、幸せの到達点でした。何者にも変え難い、至福の時間。辛い毎日、唯一の休み時間でした。
ですが、
こう言われてしまう様になるんです。
太ってるね、って。
食事をする時にも太ってるね。お風呂に入れば太ってるね、着替える時にも太ってるね。そう、自分自身に。
内から少しずつ湧き出しだした危機感が、自分の言葉となって、現れ始めたんです。
私はだんだん怖くなっていき、未来への不安感が働くようになっていきました。
このまま太って、人生終わっちゃっていいの?病気になって、その時に後悔してもいいの?今やらないと、どうなっても知らないよ?と。
そのような日々が少し続き、ついに、私は、やめる決断をしました。
食べていた時間を、寝る時間へと変え、更には食生活も、気をつけるところは頑張ろう、と決意を固めました。
先に結果をお伝えします。
広い意味で、大成功でした。
この行動は、本当に、動いてよかった決意でした。この行動を機に、私の世界は一変しました。嘘のようでした。朝の時間は、ちゃんと寝た気がするし、日中は頭が冴え、怠さが一切ない。仕事とプライベートへのメリハリもつける事が出来るようになり、自己肯定感が上がりました。
当初の、太りたくない、というきっかけから始まった生活改善でしたが、思わぬ副産物が、沢山手に入りました。
この身体を手に入れたことは、至福の、甘い時間以上の、幸福です。
私はもう甘いものは食べられません。食べる事を、身体が許さないのです。
貴方様も是非、体験してみて下さい。
※著者自身が体験した実話をもとに作成いたしました。
お題:sweet memories
時代の流れに逆らう様に、私はここへ戻ってきた。
「…」
まだ、昔の面影のある花園。
懐かしみながら、地を踏み締め、歩いていく。
一歩、一歩、少しずつ、目的の場所へと…歩く。
途中の果てしない、坂道も、階段も、無心で、登っていく。
そして、暑い日差しも橙色へと姿を変えるころ、ついに、目的の場所へたどり着いた。
「はあ…はぁ…」
木製の椅子へ、そっと腰をおろす。
「もうだめ…限界だ…はぁ…」
全身からの悲鳴なんて、本当、いつぶりだろう。
…その時。
ふと、息を整えながら、思う。
今のセリフ、ほんの数十年前に、お前が、私に対して言っていた言葉、だったな、と。
あはは…。
「また、きてしまったよ。お前のために」
私は、震える手で、ポケットを探る。
「もう、最後だからな」
やっとの思いで、大切な人の思い出を、取り出した。
その時、
ふぅーー…
つやがない肌へ、小さなそよかぜが過ぎた。
…。
楽しいこと、悲しいこと、つまりにつまった、始まりの階段。
こんなボロボロな身体で、のぼれてしまっていた。
お題:愛があればなんでもできる?
嫌われたかもしれない。
怒ったかもしれない。
嫌な事を言ってしまったかもしれない。
申し訳ない。
ごめんなさい。
すいません。
書き綴る。声にならない声を。
お題:後悔