2024/04/07 22:13:05 沈む夕日 ツバメ
夕日は、沈む。
あれから何時間過ぎ去ったのだろうか?
フェリーから放り出されて近くにいた人が気がついて浮き輪を投げてくれた。
あんな馬鹿な事しなきゃ良かった。
男同士でタイタニックなんて。
本当に馬鹿な事だ。
手摺を超えて先端に立ち。
大きな波を切り裂いて波が目に入って。
目がぁぁぁぁー〜ってなってザボンと落ちたなんて笑えない凄まじい速さで遠ざかるフェリーは、俺が落ちた事何て気にも止めず。
白波の波飛沫を海面に泡を広げて手を伸ばすが儚く散った泡(アブク)。
水温が体を冷やして唇は、薄紫色、チアノーゼになり2日目。夕日が沈み。俺も沈んでしまいそう。
沈む夕日の彼方に黒い影。
空気を切る騒音が近づいて意識を朦朧とさせカーキ色に真っ黒なヘルメットが近づいて来て波紋は。荒々しく波は、円を描いて。
俺は、釣り上げられられて巻き取られ助かった。
先生に死ぬほど怒られて。両親にもしこたま怒られでも目を赤くした、両親を沢山心配させてしまって申し訳なくそれと命の恩人の緑の人。
そして、今日から俺は自衛隊の入隊式。
「花束」(私)2024.2/9. ツバメ
旦那様から受け取った。
最初の花束は、親友の結婚式のブーケでした。
彼からのお申し出は、
「僕と付き合って下さい」
答えは、勿論YESでした。
「花束」 (僕)2024.2/9 ツバメ
僕の隣にいつも花束なんかより美しくて
枯れる事の無い花が存在する。
何時もありがとう。
でもたまには、渡したくなってしまうかも
でもでも多分、現金が良いって言いそう
僕のお嫁さん♬*°
時計の針
私は、針を進める事しかして来なかった。
私は、
針を進める、だけしか出来ずに恐怖していた。
私は、何も変わっていないのに
只只、針が進んでいる事に気がついた。
私は、何も変わっていない。
ふと、周りに目を向けるとみんな幸せそうに育んだ根も育ち、みんな私の事なんて忘れてしまっているのかも知れない。
けれどそれは、私が拒んで選んだ道。
振り返ると何も残されていない暗い夜道
私の限り有る道の先は、まだ不透明で光が消えた暗闇先を見通せず。
怯え壁に手を当てそれでもゆっくりゆっくりと進んで行かなけれ行けないのかも知れない。
この先が破滅だとしても、手のひらの中で光る。
小さな、小さな、
砂粒みたいな光だとしても
ツバメ.2024/02/07
無限を描く水銀性ヒートパイプその長さは、何重にも連なり厚さ100mmの防弾耐熱耐震硝子の容器に隔離され核融合された熱で文字通り無限のエネルギーを紡ぎ出す。この先のエネルギー問題を解決するかの様に人類が到達出来る最高峰のエネルギーは、1000年先ですら安泰へと近付いたのかも知れない。
2024/2.4ツバメ
私を突き飛ばし手は、瓦礫の隙間から這い出ていて最後に見た貴方の瞳は、満足気に
這い出た手を掴もうとしたが周りの人に止められ刹那と共に崩れ貴方は、消えた。
粉塵と砂塵が辺りのを埋めつくしコンクリートの隙間から這い出た。勿忘草がまるで貴方の最後の様に気高く勇敢で私は、泣き崩れるしか出来ず。
瞳から遠ざかる花は、風に揺れ何もしてあげらなかった刹那を神様ですら嘆き悲しみ最後に与えた
手向けなのかも知れない。
忘れる日なんて訪れ無いのかも知れないけれどこの記憶も最後の日には掠れて来てしまうんでしょうか?
ツバメ 2024.2/3 勿忘草