背伸びしたネコ

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3/8/2023, 12:42:06 PM

お金より大事なもの


また愛だとか、家族だとかぬかしてる人ばかりで
気が触れそうだ

綺麗事ばかりでつくづく嫌になる


お金より大事なもの

それは命かしら

安らぎかしら


お金がなければ愛も家族も崩壊する

そして命も安らぎも脅かされる


お金がある人が言う、

「お金よりも愛が大事だ。」

と言う主張ほど気持ち悪いものはない



2/8/2023, 10:27:52 AM

どこにも書けないこと


最近、鬱病を振りかざす人が増えたと思う。

「私は鬱病です。」

と言われてしまうと、たちまち周りにいる人間は優先席モードにならざるを得ない。

鬱病は病だから、下手に刺激すると自殺をしてしまう可能性があるし、否定をすると周囲から非難されるため、優しい言葉をかけ、労わなければならない。

確かに、本当に追い詰められて逃げ場がなくなって苦しさに耐えきれず鬱になってしまう人がいるのはわかる。

だが、最近そのような言葉を乱用してる人が多いような気がする。

YouTubeなどの動画にも、私は鬱でした。と語っている動画をいくつも見る。

「楽しいことは出来るのに、苦しいことは出来ないんです。というと、怠けているだけなんじゃないかと言われてしまうんですが、そうではないんです。これは病なんです。」

と言われても、やっぱり私にはモヤモヤが残る。

それで優しくされて生きていけるなら、ぜひ私も鬱病になりたい。
というか、全人類が鬱病というプラカードでも下げて生きたいはずだ。

上司にパワハラやセクハラをうけ、早朝から深夜まで仕事を続けて、誰にも会えず明日が怖くて涙が止まらない夜を何度も過ごした。

怖さに震えて朝になると吐いてしまったり、食事を取れずかなり痩せた。

今思えば私も鬱病に近いものがあったのかもしれない。

それでも環境を変える努力をした。

苦しさから逃れる方法をいっぱい勉強して実行に移し、
改善していった。

だから、私には鬱病ですと自分から大勢に発する人には不信感を感じてしまう。

何もせずただ鬱病を盾にしてやるべきことから目を背けているようにしか見えない。

精神科に行ってそれらしいことを言えば、誰でも鬱病と診断されると思う。

本当にどうあがいても、状況が変わらないのか、試してみてそれでも何も変わらないのか。
考えてみているのだろうか。

昔の人は苦しさに耐え抜いていた人が多いと思う。
負けん気が強かっただけなのだろうか。

あまりにすぐ仕事を辞めたりする人が多くて、私にはそういうふうに否定的な意見が根底にある。

責任を持って働く、ことをしている自分が馬鹿らしくなる。

そういう本当は逃げたいだけの人を優しくしなければならない世の中になるのなら、鬱病は今後も増加していくと思う。




苦しさから逃れて生きていける世の中を、作っていくのは素晴らしいことだと思う。

しかし、全ての人が苦しさから解放された暁には社会は崩壊するだろう。

そしてまた増幅した苦しさが人々を襲うだろう。







1/27/2023, 11:30:41 AM

優しさ


優しい人が好かれると知った13歳の頃

私は優しい人になりたいと思った 


出来る限り人に優しく接した

困っている人がいれば助けた

どんな人でも沢山いいところを見つけて褒めた

相手が優しさで満たされて幸せになってほしいと

心から思うようになった

「君は優しいね」

そう言われるようになった

友達も彼氏も出来た

そうやってずっと優しさを忘れないように

生きていれば幸せになれると思っていた私の隣には

今、誰もいない



友人は私を都合のいい時だけ呼ぶようになった

彼氏は私の親友と浮気していた

男友達は酔って私を襲った

旅行に一緒に行った友人に貸した数万円は返ってこない





どうしてだろう

私の優しさは偽物だったのだろうか

優しさには程度があるのだろうか

そもそも優しさなんて誰にもあげなくてよかったのか

もう私にはわからない

過干渉したつもりもない

ただ、応援したり励ましたり、自分がしてほしいことを

していただけだった

喜んで欲しかった

大好きな人たちを幸せにしたかった


「君といると幸せだよ」

そう言ってくれた人たちは

私から全てを奪って置いて行ってしまった


「久しぶりに相談に乗ってほしいなあ」

そんなことを言われても

私はもうしばらく

ボロボロになった自分に注ぐためのジョウロしか

持つことができない




1/19/2023, 3:34:00 PM

君に会いたくて


君と最後に会ったのはいつだっただろうか

あれは確か寒くなり始める前だった

あの日は別れることなんて想像もできないくらい
幸せな1日だった


私は残酷にもその1ヶ月後にメールで別れを告げた

君は今どうしているだろう
きっと今も一生懸命真っ直ぐに働いているんだろう 
今年も目標に向けて頑張っているんだろう

君は今まで会った人の中で1番尊敬する人だった
君の背中を追って生きていきたいと今でも思っている


最後にそっとポストにいれてくれた
君からの手紙

締めくくりの、ありがとう、という文字を覚えている
君の書く文字は非の打ち所がないほどに、美しかった

君の優しさで溢れているその手紙を、
君と私の間にあった愛が消えてしまわないように
何度も何度も読んだ

君が優しくあればあるほど私は傷だらけになった

忘れたくない気持ちと、忘れなきゃいけないという気持ちの戦いの末、とうとうその手紙も破り捨ててしまった


今日、懐かしい車のナンバーを見かけた
その車に乗る紛れもない君は
少し痩せていて、いつもみたいに髪はくるくるで
綺麗な二重の大きな瞳で真っ直ぐ前を見ていた

その車の助手席で見ていた君の横顔を思い出した

「なんでそんなに見てるの?」

「だって見ていたいんだもん」

「俺は見れないんだからやめてよ、事故っちゃう」

そう言って笑ってできた目尻のしわを
また見たいと思った



君と私
それだけだったら


君は君の世界を生きていて、
私は私の世界を作らなきゃいけない


しばらくはまた対向車の
馴染みのあるナンバーを探してしまいそう

私こそ事故っちゃわないように
気をつけなきゃね  


君が温かい気持ちでいられますように

また来世で待っていて


1/19/2023, 9:02:15 AM

閉ざされた日記


日記って感情を吐き出せるし記録になるから、何度か書こうと思ったこともあるけれど、1度も続いたことがない。

だって、もしも誰かに見られたら?
私の本性が思わぬ人にバレてしまったら?

考えただけで恐ろしい。

なら、見られてもいいような内容の日記を書けばいい。
そう思うでしょ?

出来なくはない。
けどそれはもはや私の日記ではなくなってしまうし、なんの意味もなくなってしまうの。 

私の日記は、頭の中にしか置いておけない。

だけど、本当は誰かに見せたいとも思ってる。

私の日記を見て、なかなかダークだけど悪くないねと笑って言ってくれる人がいるのなら、頭の中の隅っこに隠している、この閉ざされた日記を見ていって。



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