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11/22/2025, 8:19:28 AM

一応書いてみましたが、夢の断片の意味がわからず、こんな感じで合ってるのかわかりませんでした。すみません。


夢の断片

「なんつー夢を見てんだ、俺は」
目が覚め、今見た夢を振り返る。
刀を持ち、武士として戦っていたはずが、いつの間にかカウボーイに追いかけられている。という内容。
「わけわかんねー。けど、緊迫した状態。ってのは共通してたか」
額の汗を拭い、はぁ。と長い息を吐く。
「こういうのを、夢の断片って言うのか?まあいいや。現実でイヤなことがなけりゃ」
気持ちを切り替え、俺はベッドから下りるのだった。

11/21/2025, 9:58:24 AM

見えない未来へ

誰もがみんな、1秒先のことですらわからない、見えない未来へ進んで行く。
「ねえ、私たち。1年後はどうなってると思う?」
大学の昼休み。友達以上恋人未満。そんな関係のキミとお昼ご飯を食べていると、そんなことを聞かれる。
「1年後?」
「そう」
「1年後か…就職が決まって、働いてる。といいな」
「そうだね。私もそれがいい」
「で」
「で?」
「できれば、仕事に慣れてきた頃…就職して半年後?くらいに、キミと一緒に住みたい」
「え?」
まだ付き合ってもいないのに、そんなことを言われ、戸惑っているキミに
「キミと一緒に過ごしているのが心地良いんだ。だから、ずっとキミと一緒にいたい。僕はキミが好きです。付き合ってくれませんか?」
微笑んで気持ちを伝えると
「ありがとう。私もあなたが好きです」
キミも微笑む。
誰にもわからない見えない未来。キミと一緒に歩けることを、僕は心強く思うのだった。

11/20/2025, 9:43:42 AM

心の境界線 寂しくて ティーカップ 心の迷路 祈りの果て ささやかな約束 木漏れ日の跡 君を照らす月 冬へ 記憶のランタン 吹き抜ける風 です。
読み直しはしていないので、誤字脱字がありましたら、すみません。


心の境界線

自分を守るために必要とされる、心の境界線。
イヤなことをしたりされたりして、ストレスにつながることが、心の境界線を意識することで、人間関係の安定につながるらしい。
「理屈はわかるけど、心の境界線なんて意識したりはしないな」
でもきっと、心の境界線を意識しなくてもいい、そんな相手に出会えたら、自分らしく過ごせるんだろうな。
まだ出会えていない、そんな存在。
そんな存在、運命の人のような存在に出会えることを夢見て、明日へ歩くのだった。


寂しくて

「寂しいな」
広いベッドに1人で寝転がる。
いつもならいる、あなたが今日は出張でいない。
寝る前のおしゃべりも、優しく撫でてくれる手も、抱きしめてくれる温もりもない。
「1人だと、ベッドも広すぎるし、静かすぎるし、寂しくて泣きそうだよ」
スマホで連絡が取れるけど、声聞いたら会いたくなっちゃうし、明日帰って来るんだから、我慢しなくちゃ。
きっとこれからも彼の出張はある。だから、1人の寂しさに少しは慣れないと。
寂しさを紛らわせるように、体を丸め、目を閉じたのだった。


ティーカップ

彼とお揃いで買ったティーカップ。透明なケースに入れて、いつでも見れる場所に飾ってある。
「彼の仕事が落ち着くまでもう少し」
仕事が落ち着いたら、一緒に暮らす。その約束までもうちょっと。
「彼と暮らし始めたら、あなたを使わせてもらうわね」
ティーカップに話しかけ、彼の物と揃ったときのことを想像しながら、カレンダーを確認するのだった。


心の迷路

「あー、どうしよう」
髪をかきむしりながら、うろたえる。
まさか、こんなことが起こるとは、思いもしなかったから。
「どうしよう、どうしよう」
取りに帰る?それだと待ち合わせに間に合わない。買い直す?近くの店にあるかわからない。
「うー」
どうしたらいいのかわからず、右往左往していると
「どうしたの?」
不思議そうな顔をした、待ち合わせ相手の彼女に肩を叩かれる。
「あ、えと、その…」
やらかしてしまっあ失態。彼女には言いづらいけれど、黙っているわけにもいかず、意を決して話し出す。
「キミの家にお邪魔するのに、お菓子を用意したんだ。けど、忘れてしまって…」
忘れ物をした自分が情けなく、俯くと
「ありがとう。そんなの気にしなくていいよ」
優しい声がかけられる。
「でも、キミの彼氏としてお邪魔するのに、手ぶらで行くのも…」
彼氏を紹介する。ということでお邪魔するのに、初対面の彼女のご両親に、俺の印象を少しでも良くしておきたかったのだ。
「うちの親、そういうのは気にしないから大丈夫。それよりも、時間に遅れる方が良くないかも」
彼女に言われハッとする。
「そうだね。手土産は次の機会に用意するよ」
「うん。じゃ、行こう」
彼女の案内で、歩き出す。
心の迷路に迷った俺を導いてくれたキミ。
この先の道を一緒に歩きたい。と強く思ったのだった。


祈りの果て

「神様、どうかお願いします。彼女の隣になれますように」
手を組み、目を閉じ、神に祈る。
明日は席替え。今は、彼女の席は僕の斜め後ろ。彼女を見たくても、何一つ見えない。
「隣…がダメなら、せめて背中が見える位置を」
強く強く神に祈る。
祈りの果てに待ち受けているのは、吉か凶か。
その結果がわかるまで、僕は神に祈るのだった。

ささやかな約束

「おはよう」
「ん…はよ」
仕事が忙しく、休日と朝以外はなかなか時間が合わない私たち。
だから、気持ちが離れてしまわないように、あなたとしたささやかな約束。
朝起きたとき、目を見て挨拶を交わすこと。
ホントにささやかだけれど、しっかりお互いの気持ちが重なる。
これからも、ささやかな約束を大切に守っていきたい。

木漏れ日の跡

雨上がり、木漏れ日に照らされ、残った木漏れ日の跡。
跡の部分だけ雨が乾き、まだら模様を作っている。
「ねえねえ、これハートに見えない?」
「見える見える」
「じゃあ、これは?」
自然が作り出したデザインアート。
唯一無二の作品を、楽しむのだった。


君を照らす月

「遅くなってごめん」
待ち合わせ場所、公園へ走ると
「大丈夫だよ、お疲れさま」
入口で君が、君を照らす月に包まれ微笑む。
「………」
「どうしたの?」
月に照らされた姿があまりにも美しく、思わず立ち止まると、君が不思議そうに首を傾げる。
「いや、君があまりにもキレイで…」
「…え?」
僕の言葉に一度俯き
「ありがとう」
顔を上げながら、恥ずかしそうにつぶやく君に、心を鷲掴みにされたのでした。


冬へ

涼しい風が冷たい風に変わり始めると、季節が冬へと進む。
「冬、イヤだなぁ。寒いのイヤだ」
こたつでため息を吐くキミの前に
「確かに寒いのはイヤだよね」
湯気が立ち上るココアを置く。
「ありがと。あったかい」
コップを両手で包み、ホッとした顔をするキミに
「寒いのはイヤだけどさ、寒い冬にしかできないこともあるでしょ。それを楽しみにしようよ」
笑いかけると
「でも…」
キミは眉を寄せる。
「ウィンタースポーツしたり、なべ食べたり、初詣行ったり。キミと冬にしたいこと、いろいろあるよ。あ、旅行に行くのもいいかも」
楽しそうなことを並べると
「…旅行、行きたい」
キミの目が輝く。
「うん、行こう。でも、それまで体調を崩さないようにしようね」
イヤだった寒い冬。キミとの時間を想像し、楽しみに変わったのでした。


記憶のランタン

辛い出来事にぶつかったとき、俺は記憶のランタンを呼び起こす。
あのときのことを思い出してみろよ。今よりも辛くなかったか?
目を赤く腫らすまで泣いて、眠れなくて、鬱々とした日々を送った。
けど、そんな日々を俺は乗り越えたんだ。なら、今だって乗り越えられるだろ?
自分自身に問い掛け、気持ちを奮い立たせる。
「よし、やるか」
こうやって俺は、辛い出来事にぶつかったとき、前を向くのだった。


吹き抜ける風

「寒っ」
吹き抜ける風に、冬の寒さを実感する。
「寒いねえ。日陰はさらに」
隣で身震いするキミに苦笑しつつ、少しでも寒くないように、俺はコートのエリを立てた。
「そんなに寒いなら、スカートにしなきゃいいのに」
彼女だけでなく、寒いと言いながら寒そうな格好に見える女性を見て、俺はいつもそう思っていたのだが
「そうなんだけど、でも」
「でも」
「あなたに可愛いって思ってもらいたいんだもん」
彼女がそういう格好をするのは、どうやら俺のためらしい。
「俺は、どんな格好のキミでも、可愛いと思ってるし、大好きだよ。だから、俺のためにそんな格好はムリをしてまでしてほしくない」
「え?」
「キミのことが大切だから、ムリをして、体調を崩したら。って、考えただけで、胸が痛いよ」
「…そっか。そうだね」
俺の気持ちが通じたのか、笑顔を見せてくれたキミの手を掴み
「今はこれで。何も持ってなくてごめんね」
自分のコートのポケットに入れたのだった。

11/14/2025, 9:50:46 AM

灯火を囲んで 透明な羽根 です。
お題が難しくて、書くのに苦労してます。
お題をすぐに書ける、みなさまを尊敬します。

灯火を囲んで

暗闇を温かく照らす、灯火を囲んで見つめ合う。
「なんだか不思議だね。寒いはずなのに寒くない」
「ホントだね。初めて入ったけど、全然寒くないや」
初めての体験にワクワクしていたけど、そのワクワクを裏切らない楽しさに、私も彼も笑顔が絶えない。
「自分たちでも、こんな立派なのが作れるかな」
「難しそうだけど、やってみたいね」
初めて入ったかまくらの中。想像以上の楽しさに、私も彼も大満足したのでした。


透明な羽根

ガラスのように、透明な羽根を持つ美しき蝶。
太陽に照らされ、羽根はキラキラと輝き、見る者の心を掴む。
「画面越しに見ても、キレイな蝶。いつか会いに行きたいな」
その蝶の存在を知ったのは、彼からのピアスのプレゼント。
「この蝶、実際にいるんだって」
と言われ、その美しさに興味が湧いた。
「いつか本物に会えるまで、私の耳元で輝いててね」
本物の蝶に彼と一緒に会いに行く。
透明な羽根を持つ蝶は、私に夢をくれたのでした。

11/12/2025, 9:02:58 AM

時を止めて 冬支度 です。


時を止めて

「このまま、時を止めてキミを抱きしめ続けたら、僕の気持ちは、キミに届くかな」
ズルい。ってわかってる。失恋して、僕の胸で泣くキミに、そんな気持ちを抱くのは。
「でも今のままじゃ、いつまでたっても、僕は仲の良いお隣のお兄ちゃんだから」
好きだ。と気持ちを伝えたこともある。けれど、妹としてでしょ。と、わかってもらえない。だから
「時を止めて、キミが僕の気持ちをわかってくれるまで、ずっと抱きしめ続けたい」
泣き続けるキミの髪を撫でながら、想いよ伝われ。と願うのだった。


冬支度

夏物をしまい、冬物を出す冬支度。
昼間はまだ温かい日があるものの、朝晩は寒く、薄手の物では肌寒かった。
「よいしょ。っと」
厚手の毛布、掛け布団を出すと、そばで見ていた彼女が飛びつく。
「そんなに寒かったの?」
「ニャア」
毛布の上でゴロンと伸びる彼女を見ていたら、気持ち良さそうで、誘われるように、僕も彼女の隣に寝転がる。
「このまま少し、休憩するか」
横になった僕の腕を枕に目を閉じた彼女につられ、僕も目を閉じたのだった。

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