暗夜姫

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8/9/2024, 1:09:33 PM

”上手くいかなくたっていい”
ちがう。
”上手くいかなきゃダメ”なんだ。
失敗する度に怒られてきた。
”失敗してもいい”
そういう人もいるけど。
”失敗したら怒られる”のだ。
出来ても、”もっと上手くできるだろう”
”もっと○○しろ”
そう言われ続ける。
物事をこなせば、期待される。
その上で失敗すれば、失望される。
怖い。失望されるのが。
怖い。捨てられてしまうのが。
何もかも全て怖い。
もう、どうしようもない。
”失敗”と”怒られること”をおそれて。
ずっと怯えながら、何もかもを精一杯にやる。
でも、失敗して怒られ、責められる。
もう、何もかも疲れたんだ。
”私はちゃんとやったのに、責任転嫁されて怒られた”
”私だけの責任じゃないのに、私だけが怒られた”
そんなことだってあった。
もう、何もかも疲れた。
どうしようもなくて。
誰にも言えるはずもなくて。
ただ、ここに綴ることしかできない。
もう、どうすればいいのだろうか。

8/8/2024, 2:26:08 PM

蝶よ花よ。
蝶も、花も、儚いから美しい。
どこで、どうあっても美しい。
それに比べ、なんと人間とは愚かなものか。
皆がそうとは言わないが。
弱者を見下し、嘲笑う。
他と違うだけで偏見を持ち、差別する。
「個性を尊重しよう!」とか、
「平等に!」とか、
「差別や偏見をなくそう!」とか。
いったいどの口が言うのだろうか。
表立った「差別や偏見」を無くすことは出来る。
だが、水面下で起きているものまでは無理だ。
そういうことはすべて「綺麗事」ではないか?
これが「いじめ」に繋がることもあるのでは?
「小さな誤解」が拡大して「差別」となる。
「小さなからかい」が「いじめ」となる。
よくあることだ。
だから、「理不尽」が溢れている。
何もしてないのに「誤解」によって怒られる。
被害者なのに「誤解」で加害者となる。
「差別と偏見」「不平等」が多すぎる。
それによる「誤解」。
さらに「誤解」による「理不尽」。
「小さなこと」が「事件」となる。
だから、この世はこれほど生きづらいのか?

8/7/2024, 1:09:00 PM

最初から決まってた。
最初から決まってた能力や才能、環境。
それで世界は変わってくる。
与えられたものをどう成長させていくかが大事だ。
けれど、その能力や才能、環境は影響する。
物事のスタート地点が違う。
それを行う環境が違う。
だから、「理不尽に怒られて潰されていく人」と「褒められて伸びていく人」がいる。
生まれ持った能力や才能、環境でその人の考え方、価値観、性格、言動が全て決まる。
だから、「理不尽」「差別」「いじめ」「不平等」が生まれてしまう。
私は思う。
「皆が平等に」
「差別をなくそう」
「いじめをなくそう」
そんなものは夢物語だ。
人の根本が変わらなければ無くならない。
生まれ持ったものが皆同じでなければ無くなりはしないだろう。と。
だから、この世は「理不尽」なのだ。

8/5/2024, 1:43:30 PM

『鐘の音』
どこからか鐘の音が聴こえてきた。
なんだか、その鐘の音に呼ばれている気がした。
音が聞こえて来た方へ進んでいく。
そこに立っていたのは一人の男性。
灰色に近い銀色の長い髪。
黒い着物を着ている。
とても美しい男性。

”あぁ、来てくれたか”

私の方を振り返り、微笑みながらそういう男性。
なんだか、その笑みがとても懐かしい。

”久しぶりだね”

涙が出てきた。
ずっと塞がらなかった心の穴が埋まったようだ。

”何百年ぶりだろうか。会えてよかった”

その人が言葉を紡ぐ度に涙が出てきた。
今まで溜め込んできたものを全て吐き出すように。
私はその人の胸に飛び込んで泣いた。

”よしよし。待たせてしまったね”

この人は、私が前世で恋をした人。
愛し合っていたのに、彼は妖で私は人だった。
生きる時があまりにも違いすぎる。
私は先立ってしまった。
そして、生まれ変わった。
ずっと心に穴が空いたようだった。
生きる意味を見いだせなかった。
けれど・・・。

”見つけるのが遅くなってしまった。すまない”
「ううん。いいの。また逢えたのだから。」
”契りを結ばないか”
「契りを?」
”君が妖になり、私と同じ時を生きられる”
「本当?もう、別れなくていいの?」
”あぁ”
「あなたとずっと一緒にいられる?」
”もちろんだ”
「結ぶ。もちろん。あなたと離れるのは嫌だから。」
”なら、そうしようか”

それから、契りを結ぶ義を行う。

互いの血を舐め、両手を固く繋ぎ、言葉を紡ぐ。

”我と永遠の時を生きよ”
”貴方と永遠の時を生きる”
”我が名は銀狼”
”我が名は美月”

そして、契りを結んだ。

二人の永遠の時が邪魔されぬように。
永遠に幸せでありますように。

8/4/2024, 4:18:14 AM

目が覚めるまでに。
目が覚めるまでに?
目覚めなくていいのに。
ずっと眠っていたいから。
そうでなかったら、
寝てる間に心臓が止まって欲しい。
もう現実なんて見たくないんだ。
ずっと夢の中でいい。
現実に疲れてしまった。
やっと居場所ができたと思ったのに。
その居場所は今では居づらくなってしまった。
居場所なんてない。
そんな優しい場所は私が入っては壊してしまう。
そんな優しい場所にいると「ここはお前のいるべき場所では無い」と言われているようで。
疲れてしまったんだ。
もうどうしようもなくて、疲れてしまった。
けれど、私が疲れたって。
何もしたくなくたって。
現実世界は回り続けてる。
だから、隠すんだ。
いつも通りに振舞って。
いつも通りに笑って。
この辛さや苦しさを悟られないように。
もうそれすら疲れてしまったけれど。
でも、やらなきゃもっと嫌われそうで。
怒られそうで、怖い。
だから、死んでしまいたい。
毎日のように死にたくなる。
一度「死にたい」と思ったら、どんどん溢れる。
どんどんとネガティブに考えて。
「私なんて」って。
もう、私なんて生きてる価値もないのに。
周りに迷惑をかけてばかりで。
猫を被らないと生きていけない。
死にたい。
もう、存在ごと消えてしまいたいのに。
私には死ぬ勇気なんてない。
私には生きる余裕なんてない。
だから、生きてる。
こんな迷惑の塊、生きてたって。
でも、死んだらもっと周りに迷惑だろう。
それに、もし、失敗したら?
死ぬのに失敗してしまったら?
余計に辛くなってしまうだけだ。
だから、それは私が我慢すればいいだけだ。
ずっと自分に言い聞かせてる。
「私より辛い人なんていっぱいいる。」
「まだまだ大丈夫だから。」
泣きたいけど、泣くのも我慢して。
誰にも話せないことだから。
何もかもを我慢するんだ。
生きなくてはいけないから。

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