夜明け前。
世が明けるのは怖い。
だって、次の日が始まってしまうから。
何をするにも疲れてしまったから。
人と関わるのが怖いの。
何もかもが負担なの。
何もかもが不安なの。
常に不安が付きまとうの。
情緒不安定なの。
人に迷惑かけてばかりなの。
失敗してばかりなの。
忘れてばかりなの。
人の期待を裏切ってばかりなの。
言われたことを覚えてられないの。
聞こえているのに頭で理解できないの。
自己嫌悪が止まらないの。
私は偽善者なの。
もう、感情なんて無くなってしまえばいいの。
もう、壊れてしまった方が楽なの。
何も感じなければいいの。
トラブルは起きないし、
嫌なことも淡々とできるし、
何もこだわらないし、
なにより、
死にたいとか、
疲れたとか、
眠いとか、
だるいとか、
そういうこと言わなくてすむもの。
どうにもならないことを望んでも仕方ない。
でも、今の私なんて消えてしまえばいいの。
周りに迷惑かけて、
人に嫌な思いさせて、
空気読めなくて、
空気を悪くして、
もう、自己嫌悪しかないの。
もう、死んでしまってもいい?
「悲しむ人がいる」とか、
「残された人が大変だ」とか、
そんな綺麗事は聞きたくない。
そんな、死にたい人のことを考えてない
言葉なんていらない。
陳腐な慰めの言葉なんて、もう聞きたくないの。
もう、慰めの言葉はいらないの。
自分が惨めになる。
もう、どうしようもないから。
もう、我慢するしかないの。
もっと、気を使って。
嫌なことを嫌と言わない。
私が我慢すればすむことだからって。
なんて、本当は助けて欲しいの。
私のことなんて、誰も助けてくれないか。
もう、どんどん死にたくなっていく。
日を重ねる毎に。
月を重ねる毎に。
歳を重ねる毎に。
もう、我慢できなくなっていく。
感情が溢れ出してきて、止められない。
助けてよ。
もう、休ませてよ。
もう、眠らせてよ。
ねぇ、もう、疲れたよ。
カレンダー。
いつも思うことがある。
まだ〇月か、もう〇月か。
最近は忙しくて、時の流れが早い。
あぁ、疲れた。
人間関係も、仕事も、勉強も。
期待されるのも、必要とされないのも。
もう、何も分からない。
私は普通に振る舞えているだろうか。
下手したら、もう嫌われているだろう。
黒い部分をいくら隠しても出てくる。
素をどんなに隠そうとも出てきてしまう。
あぁ、絶対に嫌われている。
私はどうすればいいのだろうか。
こんなわがままで、無能な私は。
ただでさえ、人並みに出来ないのに。
ただでさえ、落ちこぼれなのに。
最もらしい言葉で自分を飾って。
積極的に仕事をして、良い自分を見せて。
嫌な顔ひとつせずに、仕事を引き受けて。
辛さが分からないように笑顔を繕って。
そうしているうちに、自分が壊れていく。
認めてもらいたい。
その一心で頑張ってきたけど。
期待して貰えるようになったけど。
我慢して、頑張った先にあったのは。
ボロボロの壊れた自分だった。
今まで欲しかったものが、今は負担だ。
もう、自分の感情が分からない。
混ざりすぎて分からない。
「嬉しいのに悲しい」
「楽しいのに苦しい」
ずっと心に”もや”がかかってる様で。
なんか、ふわふわしてて。
眠気と頭痛とたまに吐き気があって。
人の話も頭に上手く入ってこなくて。
大事なところを聴き逃してる。
だから、聞き返して呆れられる。
ずっと何かしらの不調がある。
もう、なんにもわかんないよ。
苦しい原因もわかんない。
授業中に泣きたくなるのは何故?
授業中に”死にたい”って考えるのは何故?
寝る前はいつも泣いてるの。
誰にも見せられないから。
もう、何もかもグチャグチャなんだ。
死にたいのに。
なんで死なせてくれないんだろう。
誰にも迷惑掛けない死に方なんてない。
迷惑掛けたくないから。
勇気が出なくて、決意が固まらないから。
もう少し、もう少しって。
私はいつ死ねるのかな?
もう、壊れてしまいそうだ。
あ、もう壊れてるか。
あぁ、何も感じなくなれば楽なのに。
どうせ、生きてても苦しいだけなんだ。
歳を重ねれば楽になると思ってたのにな。
どんどん辛くなっていくじゃないか。
人間関係は複雑になる。
勉強は難しくなる。
やることが増える。
色々と考えるようになる。
ねぇ、もういいでしょ。
くるしいんだよ。
つかれたんだよ。
こころからやすみたいんだよ。
わたしはいつまでかんばればいい?
いつまでどりょくすればいい?
なんでこんなにねむれないの?
なんでこんなにふあんなの?
なんで?なんで?なんで?
もっとがまんすればいいのかな?
いつかはらくになるのかな?
ひていされたくないよ。
おこられたくないよ。
もう、こうろんなんてききたくないよ。
もう、ぐちなんてききたくないよ。
いつまできたいされるじぶんでいればいいの?
もう、ほんとうのじぶんがわからないよ。
もっと、がまんしてればいい?
もっと、つらいひとがいるって。
わたしはまだ、がんばれる?
なにもかんじなくなるまでがまんすればいいのかな?
そうすれば、らくになれる?
ねぇ、どうすればいいのかな?
ねぇ、おしえてよ。
だれか、たすけてよ。
どうしてこんなにりふじんなの?
このれっとうかんはどうすればきえるの?
がんばるしかないのかな?
だれかにあまえたいよ。
ねぇ、わがままなのかな?
ねぇ、もう、ねむってしまいたいよ。
つかれたんだ。
喪失感。
ふと、喪失感に支配される時がある。
何も失っていないはずなのに。
何かが足りない。
心に穴が空いたように。
なぜかつらくて、くるしくて。
原因の分からない吐き気が襲ってくる。
頭にもやがかかったようにぼーっとする。
人の話は聞こえているのに、
必ず大事なところだけ聴き逃してる。
ひとつの大事なことを覚えていようとすると、
ほかの大事なことを忘れて怒られてしまう。
私はマルチタスクが苦手だ。
貝殻。
小さい頃、よく海で探してた。
キラキラした白い貝殻。
あぁ、あの頃は何も考えなくて良かったのにな。
楽しい行事はすごく楽しみで。
今も楽しみではあるけど、その気持ちは薄い。
しかも、その当日になると疲れる。
心から楽しめなくなるの。
あぁ、あの頃はあんなに楽しかったのに。
楽しい時は、あのとても怖い怒声を忘れられた。
楽しい時は、辛くて複雑な人間関係を忘れられた。
楽しい時は、劣等感や責任感を忘れられた。
楽しい時は、本当の自分で居られるような気がした。
でも、もう心から楽しめなくなってしまった今は。
楽しいことをしている時はいい。
けど、終わって一人になると一気に虚しくなる。
どっと疲れが襲ってきて、死にたくなる。
なんでこんなに気分の浮き沈みが激しいの?
そんな自分の感情の浮き沈みに疲れる。
何をしても劣等感があって。
失敗して、やるのを忘れて、怒られて。
全部、全部、私の負担になるんだ。
ねぇ、死んでもいいかな?
陳腐な慰めの言葉なんていらない。
もう、疲れたんだよ。
何度言ったって、誰にも届かない。
言ったって、「気にしすぎだ」って。
「そんなことで?」って。
そう言われて、笑われるんだ。
言ったって、理解してもらうどころか、
傷つけられてしまうだけだから。
ここで、誰かに届けばいいと思って綴ってる。
私は普通じゃないから。
人の期待に答えられないから。
やって、失敗して、怒られて、呆れられて。
必要とされなくなるのが怖いんだ。
もう、本当は開放されたいんだ。
もう、本当は生きていたくないんだ。
せめて、心から休める場所が欲しい。
心からの居場所だと思っていたところは、
数ヶ月前から壊れ始めて、ついに壊れてしまった。
もう、居場所なんてないから。
もう、甘えられる相手なんて居ないから。
1人で頑張るなって、人を頼れって、
言われるけど、頼れるわけないじゃん。
何度、拒否されたと思う?
何度、軽くあしらわれたと思う?
何度、傷つけられたと思う?
もう、心から信じられる人なんて居ないんだ。
寂しくて、悲しくて、疲れて、死にたくて。
もう、どうすればいいか分からない。
ねぇ、誰か助けてよ。
開けないLINE。
中学生の頃、私は運動部に所属していた。
私の学年は10人以上の部員がいた。
部員が多いからか、いくつかグループが出来ていた。
そして、気が強い人が多かった。
何かを決める度に揉めて決まらない。
そんな部活で、私の学年の人のグループLINEが出来た。
私はたまにみていたけど、見ない期間があった。
ある日、親がスマホの画面を見せつけてきた。
それは私のスマホで。
部活のグループLINEだった。
そこに書かれていたのは、私への誹謗中傷。
私は見ていられなくて、目を逸らした。
けれど、親は見せつけてくる。
挙句の果てに読み上げ始めた。
地獄の時間の始まりだった。
聞きたくなくて、ヘッドホンで耳を塞いだ。
ベットに逃げて布団を被った。
けれど、ヘッドホンを取り上げられた。
布団を剥がされた。
そして、また、読み上げ始める。
私は嫌でたまらなくて、泣き喚いた。
けれど、止まるはずもなくて。
いつもトラブルの引き金は私だった。
私の一言から、親の口喧嘩が始まる。
私の行動から、親の口喧嘩が始まる。
どうしようもなかった。
学校にいることがとても辛い。
行きたくないのに。
家ですら安らぎの場所は無い。
私はつらさを見せないようにした。
「いい子」を演じ続けるようにした。
親の愚痴を聞いて、共感して。
どんなに疲れてても。
表情や声色を取り繕って。
でも、もう限界なんだ。
疲れてしまったんだ。
けれど。
この社会は死ぬことを許してはくれない。
この社会は逃げることを許してはくれない。
でも、限界だなんて言えないから。
死にたいだなんて言えないから。
もう、いっその事、壊れてしまえばいいのに。
この心が壊れてしまえば楽なのにな。
あぁ、どんどんと本音が溢れてくる。
人間関係に疲れた。
勉強に疲れた。
仕事に疲れた。
期待されるのに疲れた。
「いい子」を演じるのに疲れた。
誰かに甘えたい。
一度でいいから、「頑張ったね」って。
そう言われて、抱きしめられてみたい。
褒められるときは必ず呆れられてる。
それくらいできて当たり前だ。みたいな。
頭痛い。
眠い。
体が重い。
だるい。
何もしたくない。
もう、やだよ。
なにもかも嫌になっちゃった。
あぁ、何もかもが負担になってしまう。
ねぇ、誰か助けてよ。
死にたいけど。
一人は嫌だな。
あぁ、私って、本当に我儘だ。