NoName

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5/8/2026, 1:55:10 PM

#一年前

―――

出逢って、絡まれて
突っぱねても、話しかけられ

キャッチボールを眺め
何気に声が漏れたら、大騒ぎ

連れられて、買い食いして
それが...彼らが居るのが、当たり前になって

連れて、アイスを分けて
行事に全力になって、泥塗れになって

遊んで、旅行して
くだらない話に、ただ笑った

笑え、てた

笑えていれば、良かった

彼らの居ない日々は、時間は
なんだか、妙に早かった

5/7/2026, 3:23:27 PM

#初恋の日

―――

それは、金木犀の薫る晴天の日のことだった

5/5/2026, 2:00:29 PM

#君と出逢って、

―――

どうか時間よ、永遠に

―――

ぼんやりと灯る、月の光を覚えている

物音をたてまいと
抜き足差し足と外に出て

そのまま、頼りない暗道を駆けた

着いた時には
余裕ぶった人影を見つけて

でも、いつもの半袖じゃ少し肌寒くて
彼奴の予備の羽織を借りたっけ

そうまでして外に来た理由が
「本物の朝日を見たい」なのだから

まぁ子供の時期の行動力に、改めて驚かされる訳だ

川の土手に腰を下ろして
少しの間は、ただ上を見上げていた

「くれーな」とか「暇だな」とか
ボヤき始めたのは、多分俺から

「文句言うな」と、最初こそ文句を出してきた彼奴も
やはり暇さには勝てなかったようで

ちょっとして、ボヤきが増えた

その時は...そうだ、しりとりを延々と繰り返していたんだ
結局意地の張合いで、勝負は日の出に遮られてしまったが


”眩しいな“


なんともまぁ、子供らしい感想を抱いた
一等、明るい太陽だと言う印象

だが、彼奴は違ったようで

まるで洗脳でも受けてるように
日の出に目を奪われていた

太陽光を反射しながら
彼の頬を伝ったモノの正体も、理由も


もう、知ることはないだろう


あの後、案の定鬼は角を生やしたが
帰り、彼奴と買ったココアの味は忘れない

忘れられない

忘れ、たくない

もうすっかり、時が経って
角が生える、と怯えることもなくなって

徹夜終わりにふと、窓の外を覗くと
昔のあいつの気持ちが、少しだけ分かった

嗚呼、願えるならば
あの時に戻りたい

言いたい事は沢山あった
やりたいことも沢山あった

ただ、何より



あの時伝った感情を、共有してみたかった

5/4/2026, 10:21:07 AM

#耳を澄ますと

―――

嗚呼、どうか永遠に

小鳥すらも魅了するような
君の音色が好きだった

そのまま目を閉じれば、心地良い夢が巡ってきた

そう、長く聴いてきた身でも再現できないほど
それは君の音だった

一時、夢かとも思った
だが違う、その音は確かに存在していた

嗚呼、あの初めての時のように
風を伝って来てくれよ

君の音色のない日々は
あまりに静かで、寝つきが悪い

5/3/2026, 12:18:19 PM

#二人だけの秘密

―――

等身大の愛を込めて

厚壁にも、勿論薄壁にも
この愛は阻めない

必ず、宝石は盗んでやろう

見せつけるように
最も華やかなステージで

知らしめる為に
美しく、スマートに

あの日、この手をとってくれた
宝石の温かさに誓って

さぁ、いざ行こう

等身大の愛を込めて
ルビーをこの手に収める為に

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