#月夜
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街灯に照らされた帰り道
澄んだ黒に浮かび、控えめながらも魅入ってしまう白金に、彼女の姿を視ていた
今、彼女はどうしているだろう
たった3日の出来事が、昨日の事のように
そして、何年もの事の様に思う
それだけ印象的だったのだ
あの場所において、彼女という名の満月は
もう、道が交わることはないだろう
彼女にとって、僕は最高のパートナーになれないだろう
だが、確かに僕の知る満月は
今も太陽を求め、世界を飛び回っているだろう
ふと、口元に触れる
外気に当てられたそれは、やはり冷たい
ほんの少しそうしていると、僕は再び歩き出した
届かぬ満月を、追い掛けるように
3/7/2026, 10:53:13 AM