NoName

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3/2/2026, 10:17:02 AM

#たった一つの希望

―――

薄暗く
一周まわって音が聞こえてきそうな
そんな、部屋の中

己を包む布に温もりはないが
代わりとでも言う様に、内側は熱く昂っていた

今までと変わらぬ風景の中で
ただ一つだけ

異様な、青い光を放つそれ
それに手を伸ばしている時だけは
私は私ではなく、普通の人間で居られた

...いや、普通と称するのもおかしいか

自傷の笑いは、声にならず
もう、目と頭の痛みは感じなくなっていた

嗚呼、なんとシアワセな事か!!!




「私の居場所は、ここだけだ」

3/1/2026, 12:29:33 PM

#欲望

―――

冷めやらぬ永遠の乾き

人は大概、その果てを探し
その人生を歩む

...果てなどなかろうに
どうして、と理由を考えるならば

満足できる結果が欲しいのだ、大概の人間は

2/28/2026, 11:25:39 AM

#遠くの街へ

―――

きっかけは、なんだっただろうか

「旅に行かないか」

まるで、近くのコンビニに誘うように
軽々と言われた言葉

少なくとも、ポテチ片手に夕方の再放送ドラマを見ている時に言う事では無いだろう事

...だが、不思議と嫌だと思う事はなかった
そして、何より

「良いよ、何処に行く?」

彼との、二人旅も悪くないと思った

2/27/2026, 11:22:57 AM

#現実逃避

―――

決められたレールを飛び出して
先行き不明の旅に出る

乗り物だって、整備が必要だろうから
時に迷って、時に直感に任せて

そうして、新鮮な空気を吸い込んで
また走り出せる様に

2/26/2026, 10:50:15 AM

#君は今

―――

何をしているだろう

ふと、空を見上げ想う
澄みきった青に、冷たい空気を裂く日差し

嗚呼、こうだったら良いのに

目元を片手で隠しながら、そう思う

何をしているのか、そんな事すら把握できないし
会って、話す事も叶わないけれど

それでも、こうして思い出してしまう程の人だから
初めて、愛してしまった人だから

どうか、この空の様な晴れやかな心で居てくれれば良い

そんな事を、秋半ば





















君の名が刻まれた石の前で、そう思っていた

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