宵風に吹かれたい

Open App
8/5/2025, 11:25:43 AM

私は泡になりたかった。こんな生きている意味の分からない人生を終わらせたかった。

夜の街で歩いていたら、声をかけられたんだ。
所謂スカウトだったらしい。だけど泡になりたいから、と断った。でも、そのスカウトマンの人さ「泡にもなれるよ。」って言ったんだよ。
それならって、軽々しくついて行ったのが間違いだった。私がなったのは「泡嬢」男性に性的なサービスをする。大人のお店だ。
最初は嫌だったんだ。でもさ、男性に奉仕をしていくうちに、男性に褒められるたびに、私の生きる意味が見えた気がした。
私は別の意味で泡になれたんだ。
おかしい。分かってる。抜け出せないんだから仕方ない。

泡になりたかった私の生きる意味。
これで私は泡として生きられるんだ。
誰になんと言われようとね。

8/4/2025, 10:46:37 AM

春は別れと出会いの季節。
そんな、寂しくも嬉しい季節に私は失恋をしました。
5年も付き合ってたのになぁ。もうそろそろ結婚だと思ってたのに。
もう27歳だよ?私の婚期終わったよね。
ずっと、彼のことを思い出しては泣いている。
優しくて、スマートでかっこいい。紳士的な彼。嫌なところがあれば直したのに。何がダメだったのかも言わずにさ。
また、目頭が熱くなる。こんなことしてる場合じゃないのに。
春に振られた。気づくともう蒸し暑い夏になっている。
季節が変わったんだ。気持ちの衣替えもしないとね。
春に花は散ったよね。梅雨にもう泣ききったよね。
やる事やったんだから大丈夫だよ。

「ただいま、夏。」私の人生。
「おかえり、私」私自身。

8/3/2025, 3:21:29 PM

君の言葉が待ち遠しい。___

君とカフェに来た。私はサイダーを一口飲む。すると、シュワシュワとした冷たい炭酸が喉を痛くさせた。
無口な君は言葉も発さずコーヒーを飲む。
3回目のデート。最後の時間。これで何も言われなかったら、脈なし。今日でお終いなんだろう。
あの言葉を言ってほしい。だから時間をかけてサイダーを飲む。だんだんとぬるくなり、炭酸が抜けていく。
君はまだ何も話そうとしない。
焦ったい。嫌なら嫌と、そう言ってくれれば諦められるのに。でも、出来れば「好き」と言ってほしい。
どちらかの言葉が欲しい。結果だけを言って欲しい。

ぬるいサイダーはもう甘い液体。
無口な君の表情を探る。

ぬるい炭酸と無口な君との甘くて痛い時間。
こんな時間が欲しいわけじゃないのになぁ。

7/30/2025, 10:54:38 AM

あぁ、君はとても美しい。
皆が羨む美貌を持ち、誰よりも誠実で純粋。そんな彼女に惚れないわけがない。
初めて君に会ったのは僕が散歩をしている時。君は友達と楽しそうに話していた。
話したことなんてない。でも、一方的に好きでいた。
僕は君を見るたびに熱い鼓動に襲われる。
君はいつでも美しい。
実物はもちろん、画面越しでも、写真でも君の全てが愛おしい。
あぁ、見るだけじゃ物足りない。触れたい。声を聞きたい。君の鼓動を感じたい。
だから、閉じ込めた。僕の家に連れてきた。
なぜか君は怯えている。でも、そんな君も美しい。
やっと、君の鼓動を感じれる。
君を僕だけのものにするために、君の腹部を貫いた。

君の赤い血が手につく。とってもキレイだ。
やっと、君の熱い鼓動を感じた。

7/30/2025, 4:46:17 AM

結局全てはタイミング。
親におねだりをする時も、先生に当てられそうになる時も、今やっている音ゲーだってもちろんタイミング。
人生は選択のタイミングで決まる。
タイミングを合わせるのが上手い人は人生イージーモード。逆に下手な人はハードモード。
何やったって結局はタイミング。
その人にとって、良いタイミングか悪いタイミングか。
因みに、私は今変なイジられ方をした。タイミングは合っていない。
昨日まで大丈夫だったノリが、今日になってしんどくなった。自分の機嫌すらもタイミングだ。
こんなタイミングゲームの世の中で、上手に生きるには?
そんなの、知らないに決まってる。
知っていたとしたら、私は教室の隅で音ゲーなんてしていない。

今、私は大丈夫。って少しでも思った人。
あ、リズムが乱れたよ。残念だね。

Next