宵風に吹かれたい

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2/3/2026, 8:44:35 AM

白や青の小さく可憐な花。勿忘草には、伝説がある。

騎士ドルフは恋人デルタのために河岸で花を積んでいる最中、足を滑らせ川に落ちる。積んだ花だけを岸に投げ「Vergiss-mein-nicht!」私を忘れないで、とだけ言い残し川に流され亡くなった。

悲恋伝説。こんな間抜けな死に方が綺麗なんだって。
なら、私の恋人の方が、綺麗に決まってるじゃない。

私の病気、持ってっちゃうんだもん。
私に心臓、くれたんだもん。
ドナーになって、笑っていなくなった。

貴方がくれた小さな花。
ねぇ、今日も鼓動が穏やかだね。

忘れるわけないよ、私の愛しい人。

1/19/2026, 2:19:07 PM

君に会いたいのは嘘じゃない。
君の顔を見たくないのも、嘘じゃない。

君の香水の匂いや、似ている髪型を見るたびに、君のことが脳裏に浮かぶんだ。
でもさ、酷い別れ方をしたから、君の顔を見れないんだよ。

いきなり連絡がつかなくなったと思えば、山奥で服を着ていない冷たくなった君が発見されたらしい。
嫌だ。嫌だ。嘘だろ?嘘だ。違う。違う!

お願いだ。一度でいいから、笑って、ポトフでも一緒に作ろう?
また、君の濡れた髪を乾かしてもいいだろ?

ねぇ、会いたいよ。

1/15/2026, 8:29:18 AM

どしうて、勉強しなきゃいけないの?
___将来のためだよ。
どうして、先輩に敬語を使わなきゃいけないの?
___目上の人だからだよ。
どうして、あの子は嫌われているの?
___あの子が嫌な事をしたからだよ。
どうして、自分の体を傷つけちゃいけないの?
___…傷ついてほしくないからだよ。
嘘つき。

全てはこの社会で上手に生き残るための術でしかない。
勉強をすれば社会的優位に立てる。先輩を敬えば可愛がられる。あの子と関わったら次は私。人の心配をして良い子ちゃんを演じる。

ねぇ、どうして、アナタはそんなに醜いの?
___。
……そっか。

1/12/2026, 5:18:44 PM

貴方は私の傷に気付かないでいい。
私の涙に気付かなくていい。

ただ私の隣で、笑いながら手を繋いでくれたらいい。
ただ「寒いね」って赤い鼻を見て笑い合えばいい。

あの日と同じように、降り積もる雪を見て子供のようにはしゃいでて?

そしたら、貴方の服についた香水と消臭剤の匂いも、部屋にある身に覚えのないリップも、変に乱れてるベットシーツにも、気付かないであげるから。

だから、どうか…ずっとこのままで___。

1/11/2026, 8:43:43 AM

大人は楽しいらしい。
やりたい事何でもできて、考え方も変わるから、何でも楽しく思えるらしい。

じゃあ、大人っていつからだろう?
20歳の僕は、まだ人生が楽しいものだと思えない。

「楽しい」そう感じれたら、大人なのだろうか?
でもそれは、子供のまま大人になった人が言える言葉ではないのだろうか?

子供でいられなくなった人が、大人になっていく。
無理矢理、大人という種類に分類される。
子供のまま大人になった人は、人生が成功している。
子供にも大人にもなれるから。

…まぁ、まだ20歳の僕には分からない話だ。

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