昔は親に叱られるのが大嫌いだった。俺の事を叱ってくる親の事も大嫌いだった
宿題をせずに夕方に放送されていたアニメを見ていたら
「宿題やりなさい」と叱られ
遅刻しそうになったら
「最初から準備しておきなさい」や「決められた時間より早く行動しなさい」と叱られ
友達と喧嘩して、カッとなって親の前で友達の悪口を言ったら
「本当にそう思うなら、その子と友達なんて辞めなさい。無理して友達でいる必要ないでしょ?」と叱られた事もあった
子供の頃は何かある度に俺を事を叱る両親が大嫌いだった
だけど自分が親になり、子供を叱る立場になって初めて思った
【俺が叱られていたのは、俺が社会に出ても恥ずかしくない大人にする為の、両親からの愛言葉だったんだ】と
そう感じた時、俺は心に決めた。子供達を叱っている時、嫌われてもいいから、子供達が俺と妻から離れる時まで沢山の愛言葉を与えようと
叱る事だけが愛言葉じゃない。勿論、褒める事も同じくらい大きな子供達への愛言葉だ。だからこれからも、子供達をいっぱい叱って、いっぱい褒めたい。いつか子供達が俺や妻からの愛言葉に気がつく時が来る事を願って
愛言葉 作:笛闘紳士(てきとうしんし)
2024 10/27(日) 18:38分 一部修正
トモダチコレクションと言うゲームに一時、何故かハマって、自分そっくりなMiiを拘って作って毎日の様に遊んだ
それからトモダチコレクション新生活も発売され、それも買ってかなり遊んだ。
そして今回、お題 友達 を見て、トモダチコレクション新生活を8年ぶり?に起動して遊んでみた。けれど、全く面白く感じず、5分でソフトを終了させた。
なぜあの時はトモダチコレクション・トモダチコレクション新生活にハマっていたのか、過去の自分に聞く事が出来るなら聞いてみたい。
恐らくもう、俺がトモダチコレクション・トモダチコレクション新生活で遊ぶ事は二度と無いだろう。有るとすれば俺でなく子供達がハマって3DSで遊ぶかどうか…
友達 作:笛闘紳士(てきとうしんし)
【気まぐれ一言】
基本的にここでの投稿は殆どが作り話につき
※この物語はフィクションです の注意書きをしてますが、一部実際の体験談も書いています。ですので、注意書きが無ければ本当の話です。
[まゆ 私の人生No.❓]
「行かないで。お留守番嫌だ。まゆも一緒に行く」
「まゆはもう、保育園卒園したでしょ?だから、お留守番する事だって出来る様になったんだから。30分だけ家で待ってて」
ママは今にも泣きそうな私を見て、玄関前で困った顔をしながら優しく励まそうとしてきた。でも私は、突然ママから言われた初めての留守番に、不安で一杯だった。
「泥棒来たらどうしよう…お家が火事になったら?知らない人がピンポンしてきたら?怖い人お家に来たら?」
ご飯の時間にパパとママが見ているニュース番組の内容を半分以上理解出来ていないながらも、ぼんやり見聞きしていた私だけど、火事や事故や事件の恐怖は既に理解出来ていた。だからその悲惨さに悲しくなったり怖くなったりする事があった。
自分で考えた不安に自分で押し潰されてしまった私は、ついに声を上げ、泣いてしまった。なにより、パパかママどちらも無しに 一人になる事が我慢出来なかった。
保育園最後の思い出として友達達と参加したお泊まり保育。そこでも、外が暗くなってもパパもママも居ない寂しさから泣いてしまい、泣き止んで眠るまで先生と友達に手を繋いでもらっていた。それに比べたら30分なんて短い時間。それでも一人で居る事になる時間は寂しくて嫌だった。お泊まり保育の時は友達や先生が居てくれたから何とかなったけれど、今回のお留守番は一人。私以外誰も居ない。
「まゆも一緒に行く」
私は泣きながらママの服を掴んだ。ママはそんな私の頭を優しく撫でて謝った
「ごめんね。まだ留守番は早かったか。じゃあ一緒に行こ」
「うん」
私の初めての留守番挑戦は先延ばしになった。
※この物語はフィクションです
行かないで 作:笛闘紳士(てきとうしんし)
一人の少年が、公園のベンチで仰向けになって空を見ていた。その時、髪の長い小柄な少女が少年の顔を覗き込みながら声をかけた。
『何でいつも空ばかり見てるの?』
「パパが空に居るんだ」
それを聞いた少女は、ハッ とした表情をすると、顔を伏せて少年に謝った
『ごめん…』
「何で謝るの?…そっか!言い方が悪かったか。僕のパパ、国際線の旅客機の副操縦士で、機長って呼ばれる、パパより立場が上の人と一緒に世界中の空を沢山の人を乗せて飛んでいて、毎日帰ってくる事は無いんだ。ママは家にいるけど、やっぱりパパの事を思うと少し寂しくて。でもね…この、どこまでも続く青い空の先の何処かに、パパが居るんだなって考えたら寂しくなくなる」
『それじゃあ、空を見ている時はいつも寂しいと思っているの?』
「それは違うかな。寂しいって思った時じゃなくても、このベンチで仰向けになって空を見る事はあるよ。例えば友達と喧嘩して嫌な気持ちになった時とか、テストで100点取って嬉しかった時とか、ママに怒られて落ち込んだ時とか。でも、ネガティブな気持ちになった時にここで空を見てたら、僕の嫌な気持ちを空が食べてくれて心が軽くなる気がするんだ。嬉しい時に空を見たら、もっと嬉しくなれる」
『そうなんだ』
少女は少年に、少し頬を赤くしながら微笑んだ。その時、少女の友達が少女を少し怒った声で呼んだ
「見つけた。てか、隠れてすらいないし…かくれんぼする気あるの?💢』
少女は友達に手を合わせて友達に謝った。
『ごめん。この子の素敵な話聞いていたら隠れるの忘れてた』
「もう。次、オニだからね』
『うん。そうだ!一緒に私達とかくれんぼしない?』
「え?」
少女からの突然の誘いに少年は体を起こして戸惑った。そこで少年は恥ずかしそうな顔をしながら交換条件を出した
「いいよ。その代わり今度、俺と一緒に空を見て。空見る…友達になって」
友達になって。そこだけ口調が少し強くなったのを少女は感じた。
『うん、約束。それじゃあ今度、一緒に見よ』
それから少年は少女達とかくれんぼをやった。それから数日後
今度は少女が少年の約束を守って、二人で青い空を眺めた。やがて時は経ち、二人はすっかり友達になった。
そんなある日
『急な話でごめんね。私、お父さんの仕事の転勤で引っ越す事になったの。だから、もう会えないかも知れない』
「かも知れない?」
『国際線の操縦士になるのが夢って言ってたでしょ?それなら私はCAになろうと思うの。飛行機君と話していて、私も飛行機が好きになったの。これ、私の最終的な夢なんだけどね…いつか国際線のCAになって、飛行機君が搭乗する飛行機で、一緒に仕事をするの。なれるか分からないけどね。お互い、他の仕事をするかも知れない。あのね…、飛行機君と出会ってから何度も見てきた空の中で、今日の空が一番綺麗に見える』
彼女の目には涙が滲んでいた。ちなみに飛行機君は彼女が僕につけたあだ名である。
僕は公園のベンチに仰向けになって夕焼けの空を眺めた
「本当だ。今までで一番綺麗だ」
それから数日後、彼女は引っ越して行った。
それから10年以上が経過した頃だろうか?その日の出来事を忘れかけていた僕は、航空会社で副操縦士になっていた。
そんなある日、CAとして勤務する彼女と偶然再会した。僕達は互いに夢を叶えていたのだ。
※この物語はフィクションです
どこまでも続く青い空 作:笛闘紳士(てきとうしんし)
先週の日曜日、家族で衣替えをやった。
春の中頃から先週まで着ていた半袖を、暑い日の為に2枚だけ残して、後は長袖を出して自分の衣替えは簡単に終わった
その後は妻と一緒に子供達の衣替え。内心、子供が生まれてからは、年2回の衣替えが楽しみで仕方ない。そう…子供達の成長を服で見られるからだ。
去年の冬は普通に着れていた服が、衣替えをやった日曜日にはサイズが合わなくなっていたり、虫食いで穴が開いていたり。
子供達は俺や妻から「もう、この服小さくなったし捨てよっか?」と言われると「うん」と答えた。
ただ、それがお気に入りな服だと「まだ着れる」と言って
小さくなった服に頭を通そうとして通らなかったり、頭を通す事が出来ても服が短くなっていたりしていた。そんな時は妻が
「2人が好きな服、それぞれ1着だけ大掃除まで残しておいてあげるから、雑巾として最後に使ってあげて、残りの着られなくなった服は捨てちゃお?」
と言って子供達を説得していた。その結果、最終的に子供達が今年も着られそうなサイズの服は、それぞれ1着だけになった。ちなみに子供達が大掃除の時まで残す事に決めた服は、娘が
去年のプリキュア(名前は忘れました😅)がデザインされた服。息子が、電車のデザインされた服をそれぞれ残す事にしていた。その後は家族で服を買いに行った。
そこでどうやら子供達は新しく欲しいと思える服を見つけたのか、嬉しそうに服を次々と持って来ては買い物カゴに入れて来た。ただ、流石に多過ぎるので子供達と話し合って服を減らした。
来年の冬服から夏服への衣替えが今から楽しみだ。
衣替え 作:笛闘紳士(てきとうしんし)
[気まぐれ一言]
笛闘紳士(てきとうしんし)と言うペンネームですが、自分がモンスターハ○ター (実在作品につき伏せ字)シリーズをプレイしていた時に使用していたプレイヤー名です。
※読み仮名は無しの漢字4文字 笛闘紳士
武器は殆ど狩猟笛ばかり使い分けてました。