昔は親に叱られるのが大嫌いだった。俺の事を叱ってくる親の事も大嫌いだった
宿題をせずに夕方に放送されていたアニメを見ていたら
「宿題やりなさい」と叱られ
遅刻しそうになったら
「最初から準備しておきなさい」や「決められた時間より早く行動しなさい」と叱られ
友達と喧嘩して、カッとなって親の前で友達の悪口を言ったら
「本当にそう思うなら、その子と友達なんて辞めなさい。無理して友達でいる必要ないでしょ?」と叱られた事もあった
子供の頃は何かある度に俺を事を叱る両親が大嫌いだった
だけど自分が親になり、子供を叱る立場になって初めて思った
【俺が叱られていたのは、俺が社会に出ても恥ずかしくない大人にする為の、両親からの愛言葉だったんだ】と
そう感じた時、俺は心に決めた。子供達を叱っている時、嫌われてもいいから、子供達が俺と妻から離れる時まで沢山の愛言葉を与えようと
叱る事だけが愛言葉じゃない。勿論、褒める事も同じくらい大きな子供達への愛言葉だ。だからこれからも、子供達をいっぱい叱って、いっぱい褒めたい。いつか子供達が俺や妻からの愛言葉に気がつく時が来る事を願って
愛言葉 作:笛闘紳士(てきとうしんし)
2024 10/27(日) 18:38分 一部修正
10/27/2024, 1:42:43 AM