時雨

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3/27/2025, 9:00:24 AM

7色
なないろと聞くと何を思い浮かべるだろう。
虹は安易に想像できるだろう。
それから色鉛筆やクレヨンなんかも大体7色入りで入っている事が多いだろう。
子供の頃はよりカラフルな物を手に取る事があったが
大人になるにつれ環境に馴染もうと落ち着いた色合いを好む人が多くいる。
服装がまさに例である。
人の視覚として統一性が出る服装が1番好まれる傾向がある。特に2〜3色で収めるとより清潔感があり好印象に繋がるが個性と捉えるには余りにも淡白すぎると私は思っている。
だが個性的過ぎると逆に奇抜と捉えられ煙たがれるのも考えものであり何事にも程々が1番だと考える。

感情はどうだろうか?
喜怒哀楽に色はないが貴方自身が思い描く喜怒哀楽に
色は必ずあるはずだ。
どんな色も欠けてしまえば物足りなくなるように
一つ一つの色を大切に扱いたいものである。

今の時代無個性も1つの個性として認めれる時代にはなってきているがやはり大きな舞台だと上手く伝えれる手段の選択肢が少なく悔しい思いをしてきた人や苦い経験をしてきた人も数多くいる事は事実としてある。

今は1つしか無い色でも経験や知識、更に行動を積めば
鮮やかな色や思いがけない色も見つかる可能性は極めて高いとふむ。

人というオリジナルは他人が造る物ではなく自分自身の力で創るとより深みが増しそれが個性としての色を放つことができる。

そしてその色を素敵だと言ってくれる人と出逢うのも
また人生である。

可能性を自分で否定しない事が何より大切で難しくもあるからこそ周りの人達の色を真似る事も自分を知る材料になる。


時にずる賢く、貪欲に、ありのままに。


なないろから始まる人生を謳歌していきたい。







3/13/2025, 11:30:57 AM

透明
目には見えないし、触れれない。
だが透明を活用した景色をレンズ越しに見る事は出来る
実際に目で見るのとは違う感覚でありとても幻想的な空間に心を掴まれることも多くあるだろう。

人間ではどうかな?
私たちは沢山の色を身にまとっている。
肌の色、髪の色、目の色、口の色。
まるでひとつの芸術作品だ。
透明になることは不可能に近いが色を付け加えて
より鮮やかな色を生み出すことは可能である。

恋愛のように色鮮やかな組み合わせも良し。
世間のように複雑な色をより複雑化し組み合わせる
のも良し。
自分自身のようにまっさらなキャンバスに少しずつ沢山の色を付け加えるのも良し。
時に深く濃い色を付け加える事があったとしてもそれも味があって良いではないか。
大事なのは色をつけた後の工程だと私は考える。

皆同じだとつまらないではないか。
味がある人生こそ貴方の魅力というものを引き出し
見つけ出してくれる場所がある。

さて今日という1日は何色で描いていこうか、、、

たまには透明な色でもつけて鮮やかな視界が見える日にしようかな。

私は再び筆を走らせ人生というページにまたひとつ色を付け加えるのであった。






3/8/2025, 10:52:14 PM

秘密の場所
それは身近な場所かもしれない。
素の自分を創り出した場所をそう呼んでるのかも知れない。

子供の頃に憧れた秘密基地。
大人になって偶然見つけた自分以外知らない場所。
何方にせよ心が不思議と安らぐ場所なのは変わりない。

秘密の場所か、、、
場所と呼ぶべき場所では無いがある意味そこの空間が
好きも含まれるなら木の上かな、、、

えっ?木を登るのかと思ったかも知れないが子供の頃の話である。今は体力が著しく低下しもはや不可能に近い状態なためやめておく。

子どもの体力は正直無限大だと思う。
何故小さな身体ながら大人以上の力が出せるのか未だ
不思議に感じる。

それはそうと話がそれすぎたので戻るとする。

幼き頃、友達と木をのぼりそこから見える景色を楽しむ遊びが密かに流行っていた。

木々がゆれる音、低学年の子達の走り回る音や先生が
子供達を呼ぶ声など些細な日常の一部かもしれないが
幼き私の目にはとても新鮮で見る景色全てや自然な音
も心が落ち着く不思議な感覚だった。

その感覚がとても好きでいつしか1人でその場所に行き木々が揺れる音を聴きながら目を閉じる時間も増えていった。


今では淡い思い出と化すが大人になった時でもときどき思い出し密かに微笑む時間が出来た事を過去の私に感謝し新たな日常の彩りを探すために行動していこうと思っている。


3/6/2025, 12:04:31 PM

風が運ぶのも
自然の力は偉大だ。
気候によって湿度や温度が変わるだけでなく風の向きや強さが変わる。
当たり前に自然と過ごしているが自然が猛威を振るえば人間なんぞ一溜りもない。

さて今回のお題は風が運ぶのものか、、、
1番初めに思い浮かんだものは雲、渡り鳥の大群などだ。
雲は風が必要不可欠で常に一定の強い風力で運ばれてる状態じゃないと天候が大きく左右されるのだという。
私も専門家じゃないが学生の時、化学の授業でほんの少しだけ習ったことがある。

一方で渡り鳥の大群は風の向きを上手く使い季節に応じて過ごしやすい場所へと移動していく。
その光景はまさに風の使いなだけあって見応えがある。

他にも綿毛や人の噂話など目に見えるものとそうでないものもある。
いい噂も悪い噂も平等にという何とも後味は悪い。
だがそれだけ相手に注目されてると考えればほんの少しだけ気が楽になるのではないだろうか。

世間は生きていれば風当たりが強い時が多くある。
時に牙を向き自分自身を失いかける時だってそう珍しいことではない。

そんな時こそ風向きの悪い気流を否定するのではなく
鳥の大群のように風を上手く活用してみる。
風のように変幻自在に変化して心地の良い居場所を
自分自身で造る。
また上昇出来ないと思った場合は新しい環境を見つけ
新たに身を置くのも正しい使い道だと感じる。

私も困難にぶつかった時はしなやかに風と共に
生きてみたいと感じる。



3/5/2025, 7:59:07 AM

約束
指と指を結ぶ 約束。
口で将来の期待を寄せ願う 口約束。
拳を合わせてお互いに相手の成功を願う約束。
指輪など相手への敬意と誓いをたてる 約束。

どれも未来や今後に向けて切実な願いを人それぞれの形でみんな祈っている。

叶うかどうかは分からないが叶えようとする固い意思がありどれも素敵だと感じる。

あっ、言い忘れていたが大切な時間という約束を破る輩
は言わずもがな論外である。
しっかり痛い目に合えばいいと強く思う。

気の合う仲間や大切な人との約束も大事だけど自分自身の心を傷つけない約束も無視せずに叶えたいものだ。


これを読んでくれた貴方へ私から些細な約束事である。




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