7色
なないろと聞くと何を思い浮かべるだろう。
虹は安易に想像できるだろう。
それから色鉛筆やクレヨンなんかも大体7色入りで入っている事が多いだろう。
子供の頃はよりカラフルな物を手に取る事があったが
大人になるにつれ環境に馴染もうと落ち着いた色合いを好む人が多くいる。
服装がまさに例である。
人の視覚として統一性が出る服装が1番好まれる傾向がある。特に2〜3色で収めるとより清潔感があり好印象に繋がるが個性と捉えるには余りにも淡白すぎると私は思っている。
だが個性的過ぎると逆に奇抜と捉えられ煙たがれるのも考えものであり何事にも程々が1番だと考える。
感情はどうだろうか?
喜怒哀楽に色はないが貴方自身が思い描く喜怒哀楽に
色は必ずあるはずだ。
どんな色も欠けてしまえば物足りなくなるように
一つ一つの色を大切に扱いたいものである。
今の時代無個性も1つの個性として認めれる時代にはなってきているがやはり大きな舞台だと上手く伝えれる手段の選択肢が少なく悔しい思いをしてきた人や苦い経験をしてきた人も数多くいる事は事実としてある。
今は1つしか無い色でも経験や知識、更に行動を積めば
鮮やかな色や思いがけない色も見つかる可能性は極めて高いとふむ。
人というオリジナルは他人が造る物ではなく自分自身の力で創るとより深みが増しそれが個性としての色を放つことができる。
そしてその色を素敵だと言ってくれる人と出逢うのも
また人生である。
可能性を自分で否定しない事が何より大切で難しくもあるからこそ周りの人達の色を真似る事も自分を知る材料になる。
時にずる賢く、貪欲に、ありのままに。
なないろから始まる人生を謳歌していきたい。
3/27/2025, 9:00:24 AM