時雨

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6/11/2025, 7:56:57 AM

美しい

この表現は人工的に造られたものでも奇跡が重なり生み出された自然の賜物でも用いられる。

使い方としては多種多様ではあるが一貫して言えるのは目の前の出来事に安堵や感情を揺さぶれる事に間違いはないだろうか。

それが例え醜く歪んだものであっても1部の人間又は生き物であっても表現の仕方を制限することはあってはならない。

ある小説で美しいと醜いは紙一重という言葉を見つけた事がある。
とても興味深いので読んでは見たが最終的な結論は人の感受性の問題とか何とか書いてあり何とも知らぬが仏状態になったのでここに書き記してみる。


美しいと鬱くしいの表現を正しく使いまた1歩輝きを放てるような生き方をしていきたいものである。

5/23/2025, 10:48:41 PM

そっと包み込んで
ふぁー、私は大あくびをかまし布団の上にいる飼い主にふと目を向ける。

昨日の徹夜でぐっすりなようだ、、、

私は愛しい飼い主の顔の上に肉球を乗せ身体を丸める。

うっ、、

ん?飼い主の声が少し苦しそうだがそれもじきに慣れるだろう。

なんたって私は飼い主の笑顔が大好きだからこそ癒しをあげたいのだ。

いつもありがとうね。

飼い主は苦しそうだが私の頭を撫でてくれた。

私はそれに応えるように「にゃー」となき眠りにつく。

5/22/2025, 10:44:16 PM

昨日と違う私
題名にしては曖昧な表現の言葉だが想像力は膨らむ。
昨日とは違う、、具体的にはどう違うのだろうか。
昨日(過去)よりも成長している?
昨日よりも人格が変わっている?
それともそんなに深く考えずに見た目の話をしている?
真相は分からないが何か内面、外見が変化をしている事だけは分かる。
自分だけが分かる変化だとしても変わっている、成長している事には変わりない。



社会人、学生、老人、子供という立場は日々変化していくものである。
まるでその環境で上手く適応せざるを得ないカメレオンみたいに、、、
世間渡りが上手いといえば聞こえがいいが仮面を被り偽ってるとも捉えられる。

だからこそ素を出せる場所に近い環境を作る必要がある


環境に適応するのも一つの手だが今いる環境を居心地よくするのもストレス軽減の一手だと私は考える。


昨日よりも居心地が良く笑顔が増える場所を。
ストレスなく自分の意見を言え成長が見込める環境を。
見た目、内面の変化を褒める心の余裕を。

過去は変えられる。遅くは無い。
結果は直ぐに出ないが1歩ずつは確実に進んでいる。
焦らず自分を信じ歩んでいきたいものである。
過去の私よりも喜怒哀楽を大切にできる自分を。

雑談にはなるが昨日の私と今の私は変わったことがある

それはお腹の膨らみが少しばかりワガママになった事
くらいである。


5/16/2025, 2:10:20 AM

光輝け、暗闇で
人はみな陰と陽を兼ね備えている。
時に暗闇でさまよい、時に光を求めて動き出す。
輝き方は個々によって変わる。
だがその人の生き方や考え方は暗闇を深く経験した人ほど味が出ると言われるのは何とも世知辛いものである。
挫折を繰り返すのは心を折るほど怖いだろうが一筋の光が見えた先の景色を同時に観ることができる。

夢に向かって努力を厭わない人。
平凡でも1つずつ着実に成果を上げ未来に
期待を寄せる人。
守るべき人がいる事で理不尽に耐えながらも
社会に貢献している人。
何かを失う事を恐れず自分の最大の魅力を発信し
続ける人。
異なる環境下でも輝けるように行動する姿勢は見習いたいものである。

人生に彩りを加えるためみな暗闇の中で必死にもがき光を灯そうと輝きの在処を探す。

多様性が普及してきた今だからこそ個人に焦点を当て暗闇の中にある自分らしさを見つけて行きたいと感じている。


4/16/2025, 2:22:34 PM

遠くの声
何故か私だけ微かに耳に届く謎の声。
それも何度も何度も、、、
それは波長、音響でもない何か。
ただ誰かに呼ばれる気がする。
でも私がいる場所は空白の世界で辺りを見渡しても
わたし以外誰もいない。
それに寒くも、苦しくもないし
なんだかここに居るととても居心地が良くて離れたら
いけないと直感的に思う。
何故だろうか?
ん?私はまず誰なんだろうか?

真実
まゆみ!まゆみ!聞こえる?
ねぇ、目を覚ましてよ、、、、
私は血だらけの娘を抱きしめながら病院の集中治療室で祈るように願う。
娘は数時間前まで友達と出掛けるんだと嬉しそうな笑顔をみせ家を出たばかりだった。
警察の話によると娘は横断歩道の信号を待っている間にアクセルとブレーキを踏み間違えた乗用車に後ろから突っ込まれたのだという。

最近よくニュースで話題になってたとはいえまさかうちの娘が巻き込まれるなんて想像もしてなかった。

お医者さんは最善を尽くすと行ったっきり戻ってこない

私はそれでも一筋の光に希望を見出し事故直前まで私との通話記録があるボロボロの携帯電話を握りしめて。



幸せ
名前も分からない。何故ここにいるのかも分からない。
とりあえず歩いてみようかな?
私は身体を起こし裸足で歩き出す。
ペタ、ペタ、ペタ
地面は少しひんやりしている。
時々頭を突き刺すような鋭い痛みがあるが慣れれば
なんてことは無い。
ペタ、ペタ、ペタ、ペタ
ひたすら歩き続けるが見える世界は相変わらずだ。
はぁ、早く家に帰りたいな。
お腹すい、、、た?
いや、お腹なんて空くはず無いのに何言ってんの私、、
そう思いながら歩を進めていくと目の前に色鮮やかな
景色と花が咲きみだれている綺麗な橋がかかった場所に辿り着いていた。

わぁ、綺麗な所、、、
お母さんに見せてあげたいな、、、、

【ーーーーー】
【……………】
ん?私を誰か呼んでる?
まあいっか
それよりこの景色を携帯で撮ればよかったな、、
帰ったらお母さんに自慢しよ。

私は嬉しくなり小走りで橋を渡った。


願い
娘を亡くしてはや5年が過ぎた。
当時の娘は中学生に上がったばかりでこれから輝かしい未来を歩む際に起こった不慮の事故。
未だに脳裏に焼き付く娘との最後の会話。
当事者は罪を償っているが私はやつが許せないしこれからも許すつもりもない。

私はあれから高齢者の免許返納活動に積極的に参加している。


当時の娘が受けた被害が二度と繰り返さないように。
返納によって助かる命が1つでもある事を伝えるために。




この物語はフィクションです。

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