ひらり
段差をおりた時の服裾の揺れ。
木々が季節に合わせて落ちる様。
たった3文字でここまで繊細さを掻き立てられる
言葉は他にあるだろうか、、
かと言って現代は忙しなく動いているのも事実で空なんぞ見上げる暇もないし情報過多な箱を見るのも考えものである。
だが何かに行き詰まった時、漠然とした不安がある時
必死に脳で絞り出した答えに落ち着くのではなく
空を見上げてぼんやりとした応えを捜してみるのも一理あるのではないかと私は思う。
さて、ワシは明日娘の学習発表会があるので今から
衣装を徹夜で作らなきゃならない。
何で今言うのだろうか。
母親が作ってくれた衣装だと嫌なのかのぉ、、、
まあいい、愛しの可愛い娘のお願いだ。
叶えてやれないこともない。
「カタカタカタカタカタ」
「・・・・・・・・・・・・・・・・」
ところで明日の学習発表会での役は兎だと聞いておるがどうしても天使の羽根を付けてくれとお願いされておる
だいぶミスマッチだと思うが可愛い娘が喜ぶ顔が見れるならなんでもいいわい。
誰かしら?
あんなに家でははしゃぎまくって元気なのに
人前ではモジモジと下を向いて私の後ろに隠れる
可愛い子は誰なのかしら?
「ほら〜挨拶は?」
「┏○ペコッ」👩)≡サッ!!|_・)
でもそんな所も愛おしい。
そのままの貴方でいて。
ずっと続けばいい。
この瞬間も貴方はすくすくと成長する。
いつか私の手を離す時が来る時までは守らせてね。
この話が場を和ますタカラモノになるまで、、、
一輪の花
一輪の花言葉は「幸運を祈る」「思いやり」
そして「永遠の美」という意味がある。
花束は年の節目に贈ることが多い。
卒業式、成人式、記念日
人生で大事な日だけに贈るのももちろん素敵なこと。
だが、忙しない日々に一輪の花を生けるのも悪くない。
花瓶に飾るのもよし。
ドライフラワーにして栞にするのもよし。
花の使い方は多種多様。
自分好みにアレンジ出来るのも花の魅力的な部分である
さてそろそろ青い薔薇に水をあげなければ。
青い薔薇の花言葉は、、、
魔法
笑顔になれる魔法
綺麗になれる魔法
でも1番の魔法は貴方自身の笑顔ではないだろうか?
笑う門には福来るということわざがある。
たくさん笑えばそれだけで一日が少し晴れやかな気分になる事だって大いにある。
かと言って無理に笑うのは一番タブーだ。
大事なのは心から笑える瞬間を1日でも多く作れること
貴方が笑えば相手も笑ってくれる。
鏡は先に笑わないし行動しない。
今の時代は魔法はかけられるのではなく自分からかける側にまわれるかがいかに重要であると私はふんでいる。
だって生まれた時から奇跡という魔法が貴方には
かかっているのだから。
ひそかな想い
恋心、乙女心に良くこの言葉は使われる。
恋愛感情として心にひっそりと留めておくのは奥ゆかしい日本人ならでは感情なのかもしれない。
秘かな想い、密かな想い
だがことばは同じでも漢字を使えば全く意味も異なるのもまた面白いと感じる。
秘かな想い 人に知られたくない自分の胸にひめた想い
密かな想い 自分の心の中で人知れず思ったり考えたり
する思い
どちらにも共通することは儚さゆえの感情の高鳴り
だと私はふんでいる。
もどかしさはあるが言葉に出すのは恥ずかしい。
それも文章の言葉にしては美しい表現の仕方ではある。
国語の先生は奥ゆかしい人が多いように思える。
まるで言葉が踊っているように話す人もいるだろう。
私もそんなふうになってみたいものである。