秘密の場所
それは身近な場所かもしれない。
素の自分を創り出した場所をそう呼んでるのかも知れない。
子供の頃に憧れた秘密基地。
大人になって偶然見つけた自分以外知らない場所。
何方にせよ心が不思議と安らぐ場所なのは変わりない。
秘密の場所か、、、
場所と呼ぶべき場所では無いがある意味そこの空間が
好きも含まれるなら木の上かな、、、
えっ?木を登るのかと思ったかも知れないが子供の頃の話である。今は体力が著しく低下しもはや不可能に近い状態なためやめておく。
子どもの体力は正直無限大だと思う。
何故小さな身体ながら大人以上の力が出せるのか未だ
不思議に感じる。
それはそうと話がそれすぎたので戻るとする。
幼き頃、友達と木をのぼりそこから見える景色を楽しむ遊びが密かに流行っていた。
木々がゆれる音、低学年の子達の走り回る音や先生が
子供達を呼ぶ声など些細な日常の一部かもしれないが
幼き私の目にはとても新鮮で見る景色全てや自然な音
も心が落ち着く不思議な感覚だった。
その感覚がとても好きでいつしか1人でその場所に行き木々が揺れる音を聴きながら目を閉じる時間も増えていった。
今では淡い思い出と化すが大人になった時でもときどき思い出し密かに微笑む時間が出来た事を過去の私に感謝し新たな日常の彩りを探すために行動していこうと思っている。
3/8/2025, 10:52:14 PM