3/11/2025, 12:49:01 PM
僕の一等星。
追いかけるな、こっちを見ろ。君の横顔を見るのはもううんざりだ。お願いだから振り払わないでくれ。君を満たすだけの物は手に入れたはずだ。
だというのに、なぜ奴しか見ない。鼻につく奴の優しさがそんなにも心地良いか。僕が傲慢で偏屈な嫌な奴だからか。
僕の一等星、愛する人。慈愛の瞳をどうか僕に。
3/10/2025, 11:54:26 AM
私の罪をお許し下さい。
目を隠し、口を縫い付け、最期には私の耳元で毒を囁いて欲しいのです。
そうして私の首に貴方の心を押し付けて、この温かさをどうか地獄へと堕として下さい。
2/19/2025, 11:37:53 AM
【誰か烏の雌雄を知らんや】
烏の雌雄の区別を誰がつけられようか。人の心や物事の善悪・優劣の判定が難しいことのたとえ。
2/7/2025, 10:45:45 AM
恨めしいと言わんばかりに、先程飲みきったコーヒーカップの縁をなぞる。
嬉しそうに話す貴女の耳で光り躍る、何処の馬の骨が贈ったかもわからない飾りが目障りで。
思わず睨み付けてしまうこの視線に、どうか貴女が気付きませんようにと願うばかりである。
2/5/2025, 11:12:51 AM
きらきらひかる貴女を見た
私を射抜くその瞳が何とも恐ろしく
居心地の悪さを感じつつも
私の底を知りたがる貴女の心を愛したくなった