鴨居

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1/5/2025, 11:15:43 AM

寒空の雲の輪郭が朝日に溶けて
自分の吐く息で睫毛が濡れて
頬にあたる冷たさがたまに心地好くて
そんな日々を私は酷く愛している

12/13/2024, 12:04:38 PM

なんてことのない日々だけれど
貴方が放つひとつひとつの言葉が私の芯を温め
ゆっくりと、私という人間を解いてくれるのです

11/13/2024, 12:55:11 PM

額縁の中、冴えた笑みの君
受け入れ難い華やかさ
いつかになぞった輪郭を僕は忘失する

11/3/2024, 8:17:03 AM

私の気持ちを蔑ろにしないで
ただ貴女の肩を貸してよ

ごめん、嘘

11/1/2024, 1:38:25 PM

鼻に残る煙たさとか
アラームで起きる頭の重さとか
ふと目に入る爪の長さとか
なんでもないものが、なんだか大切な気がして
そのどれもがとても穏やかに映るものだから
いつも、ぎゅうと、抱きかかえているけれど
どうしてか、私は
そのどれもに対して優しくはいられなくて
卑屈な人間だなあ、なんて思うのですよ

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