長文家

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4/15/2024, 10:18:49 AM

今日のテーマは届かぬ思い。届かぬ思いといえば皆さんは恋愛話だろうか?これは厄介なテーマを与えられたものだ。やめてくれ。

と、導入に書いたが意外と厄介ではないかもしれない。というのも、私は極度の鈍感(友人談)である。今回書くのは私が「告白をされていたことに半年気が付かなかった話」にしよう。

少し長いが、付き合ってくれると嬉しい。

内容はまあ、題材の通り。はじめに過去の私は自分に自信が非常に低く、告白されるなんてもってのほかだと思い生きている。だがいじめがあったりはしたが友人になってくれる人には恵まれ、それなりにとても仲の良い友人は多かった。

(今は自尊心は少し回復した。人は努力で報われるのだと言う経験をしたからだ。もしもかけそうなテーマが届いたら書こうと思う。)

そんな私と毎日一緒に帰ってくれる友人がいた。性別は伏せておくとして、非常に色々趣味の合う子だった。いじめられるから学校に行けたとしても帰ることすら億劫になってしまう私の下校に、家の近くの駅までだが毎日付き添ってくれた。

私はその子に深く感謝していたし、夏祭りも一緒に行った。温かい人だなと思っていたから、その恩に報いようと一生その子の支えになった。

そして告白される日も、一緒に下校した。そしていつもの駅でその後はこう言った。

「これからもずっと一緒に帰りたい。卒業して学校が変わっても、その先も大好きだから。付き合って。」

今思えば割とストレートではないか。
なぜ気が付かなかった?

ちなみに間抜けは「うん。ありがと」と言って帰った。馬鹿である。届かぬ思いを抱かせてしまったのだ。

その半年後、学年が上がって、共通の友達にこう言われる。

「〇〇、告白の返事待ってたよ」

驚愕の一言であった。必死に思い返してやっと出てきたあの言葉。だがしかし、私は誰と付き合うつもりもなく、恋愛をすることすら怖いような人。本人と帰るときに、それを素直に言った。するとその子は

「だろうね」

と笑った。私なんかよりもよっぽど人の気持ちをわかっている人だなと思った。ちなみに今でも仲はいい。心に傷を負わせてしまっていたらどうしようか、と毎日のように思ってしまうけれど。

と、こんな感じで届かぬ思いを抱かせてしまった私である。今日の長文はここでおしまい。

4/14/2024, 10:38:49 AM

今日のテーマは「神様へ」。スピリチュアル的なお題である。昨日までとは一味変わって、私のスピリチュアル的体験を交えて書いていこうと思う。

もしも神様が居るならば、言いたいことはとめどなく溢れ、山ほど募っていく。なぜあのとき私をどん底に突き落としたのか、なぜ昔から突然幸福を与えるのか。

そして一番はなぜ私のアクセサリーを不幸が起こる前にお守りにしてしまうのか。このせいでお気に入りのネックレスやキーホルダーが身代わりと言わんばかりに大きな行事がある前に千切れてしまうのだ。

タイミングが悪いだけと思いたいが、身につけたものが破損したあとの行事は何事もないか成功するのだから驚きである。最近では観察実習の3日前にネックレスが千切れ、またかとため息をついた3日後。周囲の同級生の担当は全員厳しいか粗雑な説明なのになぜか私の担当だけ丁寧だったのだ。もはや怖い。

あと、私は予想が真逆になる傾向がある。不安なときは大して何もない。逆に自信が湧いてくるときは大抵ろくなことがない。神様に遊ばれているのでは?と思うほどである。まあ、かえって予想しやすい人生ではあるが。貴方はどうだ?予想と真逆になる人生は好きか、嫌いか。私は普通である。いや、むしろ怖いかも。

このように、私の人生は山あり谷ありを具現化しましたと言わんばかりの具現化である。神様がもしも居るならば、この手のことを全部聞きたいし、文句も言いたいし、お礼も言いたい。両親が「神に愛されてる」とか「霊力的なものが強すぎる」とか私に言うので、話させてくれても良い気がするのだが。

ここまで読んだそこのあなた、私と一緒に神社にでも行かないか。ここまでスピリチュアルに愛されていると、一人ではなかなか怖いのだ。何かありそうだろう?

4/13/2024, 11:23:16 AM

今日のテーマは快晴。カラッとした空気、澄み渡る青色の空。良い天気の代表例である。これを読む貴方はどうだろう。晴れ晴れとした空は好きですか。

昨日は「遠くの空へ」というテーマだったから関連性を感じるが、それとこれとは日が変わり話が変わるので置いておく。

快晴と言えば、真夏のイメージがあるという安直な私。青空に浮かぶ山のような、ソフトクリームのような積乱雲。私が一番好きな風景。友達と小学生のとき眺めたそれは、偉大で美しかった。

でも、それと同時に憂鬱になってしまうのが夏の空である。まとわりつくような熱気、じわじわ出てくる汗。それに成長することで培った日頃の憂鬱や日常への恐怖を加えて心の中でかき混ぜたらあら不思議。澄み渡る快晴の青色をした、どろっと負の感情ミックスジュースの完成である。

そのミックスジュースを私の心は飲み干せなくて快晴が嫌いになった。みんな「良い天気」と夏の快晴を見上げているとき、私は空を見れなかった。空を見たら心の中のミックスジュースが傾いて、こぼれて、周りに迷惑をかけてしまう気がした。私は皆と違うから、みんなといっしょに空が見れないと嘆きもした。

それでも、私は快晴と人が好きだったのだろう。ある夏の日。親友と二人きりのとき。ふと、
「良い天気じゃん」
と口から漏れたのだ。声色はそんなに明るくなかったとは思うが。その後、親友の確かにねという微笑みが帰ってきた。私の心はその一瞬だけ、ミックスジュースを飲み干した。まさに晴天、快晴のような清々しい気分だった。

読んでくれている貴方はどうだろう。最近の心の空模様はいかがだろうか。きっとそれぞれだ。私は私、貴方は貴方。もしも晴れていないのであれば私がいくらでも背中を押してあげる。と言いたいが、これを読んでいる人は誰にもわからない。気持ちだけ受け取っていてほしい。

私の気持ちを読んでくれてありがとう。

4/12/2024, 11:53:33 AM

初めてこのアプリを使う。テーマは遠くの空へ、だそうだ。美しい言葉である。

でも、そもそも空って言うものは果てしない。そこで私は考えた。遠い空って、なんだろう。
そもそも空は遠い、遠い上にあるものではないか。

だから、遠くの空へって言われたってその遠くの空はわからない。天国だろうか。宇宙だろうか。それとも遠い国の上にある空だろうか。

結局、私にはわからない。これを読んでいる誰かはなんだと思うんだろう。私より面白い遠くの空とはなにかを思いついてくれたら嬉しいけれど。

ああ、哲学的な話になってしまった。遠くの空へと言うテーマで一つ書くならば、私は昔仲良くしてくれた留学生の女の子に一言言いたい。連絡手段がなくて、現地に行くまでは空に叫ぶことしかできない。

この場合の遠くの空は「遠い国の上にある空」である。

そして、言いたいこと。それは「ありがとう」なのだ。別れが寂しくて、言えなかった。恥ずかしくて、言えなかった。それだけの理由だが、後悔しかない。

不登校気味な私と友達になってくれたこと。異文化を教えてくれて、私を英語好きにしてくれたこと。たくさんたくさん、笑わせてくれたこと。まるで漫画のような日常を、私にくれたこと。

書けば書くほど思いつく感謝の理由を、空に向かって叫ぶことしかできない。まだ大学生の私には海外旅行をする暇なんてなくて、逢いにいけない。そもそも彼がどこにいるのかもわからない。

だから、諦めて空に叫ぶ。ありがとう。本当にありがとう。遠くの国の空に届くように叫ぶことしかできない。空は地球のどこでも存在するし、繋がっているから。

あれ、そう考えたら、遠くの空はそもそも存在しないのか?だって、空は全て繋がっているから。
それだったらいい、きっと彼女にこの言葉は届いているはずだから。