【宝物】
僕の宝物は
全て手の中から消えました。
僕が全部悪いのでしょう。
宝物を大事にしないから
全てを裏切ってしまうから
何も欲張らないから
1つ目の宝物は
大切にする方法を知らなかった。
叩く、殴る、蹴る、殺す。
全ての行動が愛に見えた僕は
大切にする方法が分からなかった。
2つ目の宝物は
大切にする方法を学んだ。
もちろん失った後に
叩く、殴る、蹴る、殺す…
必ず愛から全ての行動が来る訳では無いと。
何が愛なのかを考え始めた。
3つ目の宝物は
愛の弱さを知らなかった。
愛を知った僕は愛を貰った。
その愛がずっと続くものだと思った僕は
愛が常にあるものだと勘違いしていた。
4つ目の宝物は
未熟な愛を与えてしまった。
叩く、殴る、蹴る、殺す…
それも愛になりうるものだと知った。
全てが終わったあとに間違いに気づいた。
5つ目の宝物は
全てが間違いだと思った。
全ては愛じゃないが全ては愛だ
大切にする方法は人それぞれ。
分からない。分からない。
何を大切にすればいい?
大切にする方法って何?
僕は間違っている。
僕じゃない誰かが正解。
僕の中に正解はない。
生きていちゃいけないのか。。
分からないんだ。
叩くとか殴るとかは良くないことなのに
辞めた途端なんだかウズウズして、
またやってしまう。
でも悪気は全くない。
それが自分なりの愛だと気づいた
それで人は離れていったのだと。
気づいた瞬間すぐ辞めた。
それから人も集まってきた。
でも何かが足りなくて、何かが無い。
辞めてすぐはそんな状態が続いた
大切なものは殴ったり、叩いたりしたら
壊れてしまうのは知っているのに
簡単に壊れないことも知っているから。
壊れてしまうのは悲しいのに
それしか愛を伝える方法が分からないから
壊れてもなお続けたくなってしまう。
グッと堪えていたらそんな感情はパッと消えた。
消えたはずだった……のに……
最近それを思い出してしまった
壊したい、崩したい、消したい。
そんな感情が蘇ってしまった。
これから迷惑をかける大切な宝物達。
ごめんね。
ごめんね。
これしか知らないんだ。
自分よりも他の人の方が自分を知っている
ってよく言う。
僕はその言葉の通りの人間だろう。
いつも自分よりも他の誰かの方が
僕のことを知っている
だからみんな離れていってしまうんだろうな…
いつも自分の考えてることを言って
人を驚かせてしまう。
自分は変な人間だとわかっているから
それは別にいいやって思っているけれど
それで人が離れていくのは少し悲しい
自分を否定された気がして
たったそれだけで自分の全てを嫌いになる。
みんなはどうやって自分を知っているのだろう
やはり周りの評価だろうか。
なら尚のこと自分が分からなくなるな
多分私は、自分が嫌いだ。
でも好きなんだ。
いや、嫌いになりきれないというのが正しいかもな
嫌われるとわかっていながら
やめられないことが幾つかある。
やめたら自分じゃなくなる気がする。
他の誰かにとっては迷惑な事だ。
自分を犠牲にしてでもやめなければならないはずだ
でもその迷惑な事が違う誰かはそれが好きだという。
本当に分からない。自分が。
他にも自分にしか自分は分からないとも言うらしい。
僕はその反対にいる人間だろう。
本当は自分の中に全てがあるのかもしれない
自分を自分が1番知っている人もいるからね
僕は見たくないだけなのかもしれない
本当の僕はずっとずっと卑怯な人間で
ただただ偽善を振りまく人でなし
孤独を嫌うのに孤独に好かれる寂しがり屋
人に嫌われるのは嫌なのに
人に嫌われることしか出来ない天邪鬼
誰かを信じたいのに信じられない臆病者
此処じゃなきゃ自分を自分と言えない意気地無し
そんな人間じゃないと言われて嬉しくなってしまう
罪を理解していない極悪非道な罪人
案外自分が頭で考えてる事は
他人向けなのかもしれない
本当は心の奥底では
違うことを考えているのかもしれない
それが世の言う"本性"というものなのだろうか。
かの親友は僕にこんなことを言った。
僕は自分より他の人の方が僕を知っている と。
ある友は私にこんなことを言った。
私は優しすぎる。心が広い と。
僕は優しいのか、僕は心が広いのか。
そんなの言わなくてもわかる。
騙されているだけなのだ。
おっといけない、いけない。
書きたいことばかり書いてしまった
遅くなったね。
やあ、元気かい。
昨日、書くつもりだったんだけど
いつの間にか違うお題になってしまって
書きたいことただ書いてしまった。
やっぱり、自分のことは自分じゃ分からない
書きたいなら今日書けば良かったのに
分からないものだね、自分のことでも
そろそろ終わろうかな。
君もゆっくり休むといいさ。
少なくとも明日くらいは休日だろう?
仕事かい?それともなにか予定があるのかい?
休むのも難しいものだね。
やはり僕は幸せ者なのだろうな。
いいや、こっちの話だ。気にしなくていい
【哀愁を誘う】
やあ、元気かい?
今日は"哀愁を誘う"っていう
お題を意味を知らなくて調べてみたら
『ふと物悲しい気分になる。』
と書いてあったから
色々思い出してしまってね、、、
物悲しい気分になっていた。
物悲しいと言うと一番近い記憶は
やはり親友の事だろうか。
親友はほんとにいい子で
僕には勿体無い子だった。
何かあれば率先して自分がやる。
嫌なことは必ず引き受ける。
とてもいい子だった。
でも裏では本当はそういうことはやりたくないらしい
誰かがやらなければならないことだから
誰もやらないから自分がやるしかないんだと、
いつも言っていた。
側から見れば腹黒の怖い人だと思うかもしれない
僕もそう思った。
でもその黒色が、その頃の僕には輝いて見えた。
やりたくないと嫌だと思っているのに
それでも誰もいないなら…
そんな人がすごいと思った。
表だけでなく裏も見えているのに
そっちが真実だと頭ではわかっているのに
表しか見る気しかない僕は
よほど頭がおかしいのだろう。
その頭のおかしさが良くなかったのか
それでも僕と同じ舞台は嫌だったのか
親友は離れていった。
最初は未練タラタラでどうしても嫌だった
離れてほしくなかった。
見れば見るほど苦しくなって胸が冷たくなった。
全て自分が悪いのだから。
全て謝るから…戻ってきて欲しいと懇願したものだ
親や友人は皆、
元々そういう子だったでしょ
気負うことはないさ。
君は優しすぎるんだ。追いかける必要はない。
その頃はそういう言葉を求めているわけではないと
密かに怒りの炎を燃やしていた。
でもだんだんと全体が見えてきた時
周りの人が言うように
全て自分が悪い訳ではないということが分かってきて
怒りの炎は密かに消えた。
その時からだんだんどうでも良くなってきて
今では普通の人として接している
相手はそうではないようだけど……
まあいいだろう。
僕は頭のおかしな人間だ。
君も知っているように。
どうしようもない自己中で
人好きで人付き合いは嫌い
そのくせ嫌いな人はほとんどいない
人好きだからどんな人でも手を貸す
そんな人間が優しい、心が広いだなんて
世も末だな。
ただの自己満だというのに。
罪を犯しすぎた僕には
この性格がちょうどいいのかもしれない。
でもこの性格でも
人が離れていくのは少し悲しいな
まぁ いつものことなのだけれど。
君が私を見る目はまるで虫でも見るかのような目だ
いや目すら合わない。合わせれない。
かの親友にそんな目を向けられて
正常でいるのはこんな僕でも難しいのだ。
その目はいつも僕の心に哀愁を誘う。。
本当に楽しい日々をくれた
嫌われているとしてもお礼くらいはしなければ…
見ているか分からないけれど、楽しい日々だった。
今までありがとう。
嬉しかった。
【眠りにつく前に】
やあ、元気かい?
昨日は少し忙しかったから
顔を出せなくてすまないね。
君もあまり根を詰めすぎたらいけないよ
今日はお題通り、寝る前に書いてみたよ
寝る前にスマホを見るのはあまり良くないけれどね
いつも次の日になってから寝ている。
なぜかすぐ寝てしまうのはもったいない気がして
色々考え込んでしまう。
次の日眠くて後悔するし
色々考え込むとネガティブな気持ちになるから
メリットなんてないのに
すぐ寝てしまうのは良くない気がする。
明日が来てしまう。
今日のまま明日を迎えてしまいたい。
今日が終わるのが怖い。
明日が来るのが怖い。
今日はしっかりできただろうか。
今日のあの発言は良くなかっただろうか。
明日もあの子は友達でいてくれるだろうか
明日は今日よりいい日になるだろうか
自分会議を始めてしまう。
なんだか寂しくて
なんだか怖くて
なんだか落ちつかない。
寂しいけど夜は静かで
怖いけど誰も居なくて
落ちつかないから寝れない
でも眠たい。
早く寝たいのに、
明日に行きたくない今日の私が邪魔をする
明日の私はそれを賛成するから
余計寝れない。
寝れないと考えていると
いつの間にか寝ていて
外が明るくなってる。
あぁ明日になってしまった
不安、恐怖、緊張、色んな感情でいっぱいになる
明日になった事実を信じたくないから2度寝する
でも行かなきゃという真面目すぎる自分が邪魔をして
よく寝れない。
真面目な自分と不安な自分が格闘している間に、
アラームのスヌーズが鳴る。
不安な自分は観念して起きることを決めて
明日が始まる。
また一日が始まる。
やあ、元気かい?
今日は少し遅くなってしまった。
此処に来るのが遅くなったのは
別に悪いことがあった訳じゃない
まあ、いいことがあった訳でもないけどね。
強いて言うなら悪いことが無かったことが
いいことのかもしれない。
今日は自由に書こうかな。
お題に沿って書く気分じゃない。
君も自由に書いてみたらどうだい?
どうせ此処には誰もいないんだ
誰も何も言わない。みんな何も思わないさ。
たまにレールから外れてみるのも
きっと悪くないさ
外れないように意識しっぱなしだと苦しいだろ?
まぁ、気分じゃないならそれでいいさ。
幸せな不幸
罪を犯した善人
強い豆腐メンタル
悲し笑い
矛盾だらけな言葉だ。
幸せなら不幸じゃないだろう
罪を犯したなら悪人だろう
強いメンタルなら鋼のメンタルだろう
悲しいなら泣くだろう
でもこういうのが日常に溢れている。
選択肢をどれにしようか迷っている
選択肢があるだけ幸せだ。
誰かを守るために罪を犯した
優しい善人だ。
傷ついているのに、気にしているのに笑顔だ
メンタルが強い。
悲しいのに、悔しいのに、笑ってしまう
心が疲れている。。。
じゃあ何がまっすぐそれになるんだ。
極端なものは無いのか。
苦しい不幸
人を助けた善人
弱い豆腐メンタル
嬉し笑い
これじゃダメなのか。これは実際に有り得るのか?
無いのなら矛盾だらけじゃないか。
何故そんなに矛盾するんだ。
真っ直ぐ、極端なものは無いのか。
漆黒、純白なんて無いのか。
絶対に何かは混ざっているのか。
全てが極端で真っ当な世界よりは
全てが曖昧で矛盾だらけの世界の方が
生きやすいのは確かかもしれない。
絶対的な法則がないのもこういうことなんだろう
曖昧すぎて
世界が壊れるが壊れないかの境界線も
曖昧になってきている
今生きている人がみんな死んで転生する頃には
この世はもうなくなっているのだろうか
それとも、火星にでも行っているのだろうか
また火星で同じ結末を迎えるのだろうか
全てが矛盾していて曖昧な世界は
このまま変わらず、変わっていってほしい
世界が壊れる最後の日くらい
私は自分を好きになれるだろうか
自分が壊れる時が来れば
僕は親友だった君を嫌いになれるだろうか
本当は離れたいのに、本当は合わないのに
未練が残っているのは、
僕が矛盾だらけの人間だからだろうか。
どれだけ突き放されようと
何回無視されようと
全てを許してしまう僕は、優しすぎるだろうか。
どれだけ性格を直そうと
何回も人が離れていって
全てが許されない僕は、極悪人だろうよ。
私が正真正銘の真っ当な極悪人だ。