【輝き】
やあ、元気かい?
なかなか顔が出せなくてすまないね
悪いことではないか。
辛いことや悲しいことを
吐き出さずに済むということだ
良いことと思った方がいいだろう。
でも書きたいと思えないことは良くないかもしれない
今日も自由に書こうかな。
まぁ前置きはここまでにして
今日も聞いてくれるかい?
最近、長年悩まされていたことに解放された
これまでにないほどの解放感だった
今まで悩んでいた分の疲労も出てきたが
その解放感の前ではなんとも思わなかった。
ずっと気を張り詰めていた自分が馬鹿みたいだと
そう思うほど前の状態が信じられなかった。
いつもいつも辛そうな顔をする子がいた
何をしても苦しそうな顔をする
僕は誰かを笑顔にすることが好きで
一緒にいると楽しいと言われると嬉しいし
辛そうな、苦しそうな顔をされると悲しい。
その子といるとずっと悲しかった。
ずっと笑顔にしたかった。
だからその子を知ろうとした
好きなものや性格が分かればなんとかなると思った
少しでも自分につながるものがあれば
色々話ができて自然に笑顔になるはずだと
そう信じていた。
知れば知るほど自分とはかけ離れた人だった
好きなものも性格も何一つ合うものがない
あるとすれば性別くらいで何もなかった。
ないなら離れた方がいいと思った
私以外にならこの子を笑顔にできると。
でもすぐに離れるのは難しかった。
僕はその子に憧れをもってしまった。
そしてその子も僕を理解者として認めてしまった
僕にできないことができるから
僕が君のことを理解しているから
憧れてしまった。認めてしまった。
だから相性が合わないなりに
相手に合わせたり、僕に合わさせたりして
不安定で依存気味な関係が続いていった
何年経っても笑顔にさせるというのは叶わなかった
ただただ辛そうな顔をするだけ。
笑顔にできない相手を笑顔にしようとすることほど
気をつかうことは無かった
一緒にいても楽しくなんてなかった
いつのまにか笑顔させることが目的になっていて
憧れなんてとうの昔に無くなっていた
そんな関係が続いていたある日
ブレーカーが落ちた時の電気のように
突然 関係が途絶えた。
笑顔できなかったことが悪かったのだろうか。
次はちゃんと笑顔にさせるから戻ってきてよ。
その時はそう思った。
でも僕から離れたあとの君を見た時、
辛い顔なんかしていなかった。
笑顔だったんだ。
そこから僕なんか必要ないことが分かって
なんだか安心してしまったんだ。
もうあの子は笑えるんだって。
それから時間が経っていくにつれて
その子の全体像が見えてきて
笑顔にさせるとかの問題じゃないくらい
気が合う訳がない相手だと改めて分かった
笑わせるのが楽しくない感情は
もう二度と感じたくない。
もう二度と。。。
とか言うが案外分からないものだ
人生というのはそういうものだろう
最近は自由に書きすぎだね。
次くらいにはお題通りにしようかな。。
まあいいか。
聞いてくれてありがとう。
2/17/2025, 3:55:05 PM