宮平和実

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4/23/2024, 11:37:16 AM

「今日の心模様」

「ただいまー」
仕事で疲れて帰宅した直後にソファへ寝転ぶ。
「あー。今日も疲れた」
今日の心模様は、疲れが溜まってどんよりしているなぁと私は思った。
ソファで寝転んでいると、母の声がする。
「あら、帰ってきてたの?おかえり。あなたの好きなアップルパイを作ったから冷蔵庫にあるよ」
「えっ!母の手作りのアップルパイ?!食べたい!」
私はソファから起きて立ち上がり、キッチンへ向かう。
「どうそ」
冷蔵庫を開けて、温め、アップルパイを食べた。
温めたアップルパイは見た目、美味しそうだ。口の中でアップルパイの味が広がる。
「パイが、サクサクで、りんごも美味しい!!」
私は笑顔で言う。
「それは良かった!あなた、昔から私の作るアップルパイ好きね」
私が食べているところを見て母はすごく嬉しそうにしている。
「うん!」
「そういえば、母の作るアップルパイを久しぶりに食べたなぁ。今度は自分でもアップルパイを作ってみようかな」
「そうね。あなたはずっと仕事を頑張ってるから、私からのちょっとしたご褒美よ」
「ご褒美!ありがとう。また仕事頑張る!」
「いえいえ。無理はしないでね」
「うん」
私は頷いた。
 帰宅した直後は私の心模様は、疲れが溜まってどんよりしていたが、好きなものを食べた事により、疲れが癒やされ、元気になった。一日の中で私の心模様は変わる。自分の心は大切にしたいと思うのだった。

4/22/2024, 11:20:14 AM

「たとえ間違いだったとしても」

「たとえ間違いだったとしても、僕は、君を信じるよ」
君は私をまっすぐに見て言った。
「君が私の事を信じてくれるのは、嬉しい。ありがとう」
 私は、その言葉を聞いて自分自身を信じてみようと思った。


4/21/2024, 12:40:29 PM

「雫」

 玄関のドアを開ける音がした。
「ただいま!」
「おかえり」
仕事の出張から帰ってきた彼を見たら、涙が雫となって落ちた。私はなぜ泣いているのか、分からなかった。
「大丈夫?」と言って彼は、私の涙を拭った。
「大丈夫じゃないと思う。君に、会ったら安心して泣けてきた。」
「そっか。寂しい思いさせてごめん。早く君に会いたかった」
「うん。私も君に会いたかったよ」
隣に彼がいて、寄り添ってくれる事がすごく安心して、ホッとした。安心感からくる涙が雫となって落ちたのだろう。
「そういえば、君がほしいって言っていたもの買ってきたよ」
「ありがとう」
「いえいえ!」
 今回の事で、私は寂しいと感じていた事がよく分かった。彼と一緒にいると、私の中で色々な感情が出てくる。これからも、彼と一緒にいたいと思った。

4/20/2024, 1:05:12 PM

「何もいらない」

 私は、親友とルームシェアをしている。ある時、ルームシェアをしているリビングで仕事での悩み事や人間関係で上手くいかない事が重なり、感情が爆発してたくさん泣いてしまった。私が落ち着くのを君は待ってくれていた。
「落ち着いた?」
「うん。取り乱してごめん」
「いいよ。大丈夫だよ」
少しの沈黙が流れた後に
「私は君がいれば、何もいらないよ」と言って私の頭を撫でた。
その手は優しかった。
「私も。君がいれば、何もいらない」と君の目を見て私は言った。
「うん」
「君はずっと頑張っているから、疲れちゃったんだと思う。ここで一旦休んで、元気になったらまた一緒に色々な事を、お出かけしたりさ、したいなぁ」と私の泣きはらした顔を見て君は言った。
「うん。私も君と色々な事したい」
「うん。君が元気になるまで私は待つよ」
「ありがとう」
「いえいえ」
 その後、私は一旦休んで、少しずつ回復していった。君の言葉があったから、元気になった。今では私と君でお出かけやライブ、旅行に行ったりする事が出来ていて楽しいと感じている。今、日々を過ごせている事に感謝して親友とのルームシェアは続いている。

4/19/2024, 10:56:51 AM

「もしも未来を見れるなら」

「君は、もしも未来を見れるならどうしたい?」
帰り支度をしていた僕に突然、君が質問してきた。
「未来は気になるけど、見たくない気もするよ。もしも未来を見れるならば、自分や家族は元気だろうか。自分は何を仕事にして、色々な事に悩むと思うけど、仕事をして、推し活を楽しんで生きているかを見てみたい」
「そっか。君の未来が明るいといいね!」
君は笑顔で言った。
「うん」
僕は頷いた。
 未来は、どうなるか分からない。だからこそ未来が明るくなるようにしたいと思う。

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