「さようならは言わないで」
家庭の事情で、君が引っ越す事になったと聞いた時は、さみしかった。
君と私は、いつも一緒にいたから。
さようならは言わないで、またね!と言って私は、君と駅で別れた。
「光と闇の狭間で」
僕は、戦いの中で水の中に落ちた。
彼女の叫び声が聞こえる。
僕は、このまま死ぬのか。
でも、彼女を助けなきゃ。
光と闇の狭間で、彼女が僕を呼ぶ声が聞こえた気がしたと僕は、思った。
僕は、水の中を泳いだ。
光が見えた。
僕は、水の外に出た。
彼女を見ると、泣いている。
まだ戦いは終わっていない。
戦おう!と僕はそう思い、立ち上がって、剣を取った。
「距離」
私は、遠距離恋愛をしている。
だが、それももうすぐ終わる。
私が、彼と一緒に暮らす事になったからだ。
私は、物理的な距離で遠いと感じていた。
毎日、ビデオ通話などで会話したり、休日には、二人で、会ったりしていたが、楽しい時間がすぐに、終わってしまう。心はさみしいと感じる事が多かった。
彼との心の距離は、近いと感じる事がよくあるからそれは、すくいだったと新幹線に乗りながら、私はそう思った。
これからは、彼と一緒にいられる、暮らせると思うと、嬉しいと思う私だった。
駅のホームに着き、改札に向かいながら、彼がどこにいるか?と連絡しようと私が思っていると、スマホに通知がきた。
改札口を出たところにいるよとの連絡だった。
私はすぐに了解!とスタンプを押して、返信した。
改札を通って目的の改札口を目指し歩いた。
改札口を出たところに、彼を見つけた。
彼は、私に気づいたようで手を振った。
私は、すぐに彼に駆け寄った。
「やあ!すぐに見つかって良かった」
「うん!」
「じゃあ、行こうか」
彼と私が暮らす家に着いた。
彼が、ドアを開けて閉めた。
私は、部屋に荷物を置き、リビングに向かう。リビングに行くと、彼が椅子に座っていた。そして、私も椅子に座って彼と向き合い、私は言った。
「これから、よろしくお願いします!」
「こちらこそ、よろしくお願いします!」
お互い挨拶をして、笑い合っていた。
新しい場所で暮らすのは、不安だけれど、
彼と二人で困難にあっても乗り越えていければいいなぁと私は思う。
「泣かないで」
僕は、泣いている君を抱きしめた。
頭をよしよしと撫でながら、僕は、泣かないで、君には笑っていてほしい。僕が、君を笑顔に出来たらいいなと思った。
「冬のはじまり」
冬のはじまりに、僕は寒い中、綺麗な絶景を見たいと思い、見に行った。
そこは、雑誌やSNSで見た時よりも綺麗な絶景だった。
「やはり実際に見たほうが感動するなぁ」
僕は、絶景を見ながら呟いた。
冬のはじまりに、綺麗な絶景を見れて、良き思い出になったと僕は思った。