コヤ

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2/12/2025, 10:59:57 AM

No.17:未来の記憶


知らないことを知って

知らない場所に行って

笑って

泣いて

怒って

でも、やっぱり最後は笑って






そんな”幸せ“な日常の未来には
何時だって彼が居た

2/11/2025, 12:29:39 PM

No.16:ココロ


違う誰かを見る貴方

愛おしいと言う気持ちを隠そうともしない

...そんな彼を見る僕は

向くはずも無いのに

勝手に何処かで期待して

勝手に何処かで諦めて

もう、一喜一憂するのに疲れちゃった

それなのに、貴方を嫌いになんてなれなくて


嗚呼...こんな事なら...























「ココロなんてなければよかったのに」

2/10/2025, 11:14:31 AM

No.15:星に願って


”亡くなった人は星になるらしいよ“


春宵の空に浮かぶ星を眺めている時
ふと、そんな事を思い出した


...そう言えば、今日の星は妙に綺麗な気がする
命の灯火で光っているのだろうか
夜風に煽られ冷たくなった頭は、冷静にそんな事を考えていた


今は、まだ届かない
どれだけ手を伸ばしても、届かない


...でも、もう少しだ
もう少し...で、


...重くなる瞼に抗うことはせず
最後に一度だけ、一等星へ手を伸ばした





”どうか、彼の隣へいかせておくれ“

2/9/2025, 12:49:09 PM

No.14:君の背中


夜空に浮かぶ一等星の様な

青空を照らす太陽の様な

そんな彼の背中が、僕は酷く好きだった


何時か、あの時の様に笑いかけて欲しい
「頑張ったね」っと、彼に褒めて欲しい


...今は雲隠れして見えないけれど
また見えるようになったのならば__









「貴方の隣に立たせてね、お兄さん」

2/8/2025, 10:33:07 AM

No.13:遠く...


「スゥ...スゥ...」


寝転ぶ彼は、何時の間にか僕の膝に頭を預け眠っていた。
今週も仕事で目の下に隈を作っていたから、打ち上げだと何時も以上に酒を飲んでいたから、仕方ないだろう。

「......」

気持ちよさそうに寝息をたてる彼の髪を、梳かす様に撫でる。
すると、手に擦り寄る様に頭を動かしてきた。
...本当、僕の気持ちも知らないで、随分呑気なものだよね

「...遠いなぁ...」

触れられる程近くに居るのに、彼の心が何処までも遠い
想いを知るまでは、そんなこと無かったのに

「......」

頭を撫でる手は、止めないまま。
彼が起きるまで、こうして触れていることにする

何時か、彼の心を堕として、触れ合えるようになりますようにと願いながら

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