冬至。

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12/19/2025, 9:58:23 AM

漠然と。
ヒーローは必ず勝つって信じてる。
どんなにボロボロになっても最後には逆転して不敵に笑って。
そんなことは全然ないのにね。
ヒーローだって周りが思ってる程強くはなくて周りとおんなじ。
いつでも自信がなくて打ちのめされてもうダメかもしれない。負けてしまうかもしれない。
それでもそんな弱い心は奥に閉まって。
にっこり不敵に笑ってこう言うのだ。
「私が来た!!」
平和の象徴は折れてはいけない。泣き言を言ってはいけない。
ズタボロでもそれでも笑うのだ。
みんなに笑ってもらうために。
そしてみんなの心に訴えかける。
「次は君の番だ」
この心を繋いでくれ。
ほんの数ミリでもいい心の隅っこに。
みんなが誰かを思いやる心を。
みんなが笑って過ごせるように。
だから今日も彼は笑ってこう言うのだ。

「もう大丈夫!なぜって?私が来た!」

君の意思はどこかでひっそりと灯りを灯す。



                 (心の片隅で)
         伝えたい事の1ミリも…何か違う。

12/17/2025, 4:34:59 PM

一瞬の静寂。
目の前に広がるのは一面の青空。
あたまは真っ白。何が起こった…。
確かさっきまでバラエティ番組の撮影で訪れた牧場でおすすめのランチメニューを案内してたような。
「よぉ」
思考の海に落ちようとしてた俺の視界の中によく見知った憎い顔。
それが目の前の青にひょっこり現れた。
「…よぉ」
とりあえず返事しておく。
「おまえ何やってんの?」
上から笑い声が降ってくる。
「それは俺が聞きたい」
ちなみになんか周りが白くてふわふわして身動きもろくに取れませんが?
「これこれ。何かわかる?」
にやにやしながらまぁよくあるあのプレートを出してくる。
「読んでこれ」
「嫌すぎる」
「まぁまぁ読んでよー。じゃないと終わらないじゃん」
さぁさぁ!と促される。
「ど っ き り だ い せ い こ う。はい!おつかれっしたー!!」
投げやりに読む俺に盛大に笑い声が降ってくる。
「冷静すぎお前。そうやってると雪の中に埋まってるみたいで楽しそうよ」
「代わる?」
「やだ」
まぁそうでしょうね!
「はい!!」
勢いよく右手をそいつに差し出す。
なになに?しゃがんで俺の方を覗き込むそいつにさらに手を伸ばす。
「起こしてー」
にやにや。
「やだよ。お前悪い顔してるよ」
「まぁまぁ。いいからいいから」
やらないと終わらないんでしょ?と目で語りかける。
「俺のこと嫌いなのー?」
ここは念を押して。
すると、観念したようにため息を吐いて。
「好きすぎて滅したいぐらいですよー」
俺の手を掴んでくる。
と同時に両手で掴んで力込めて中へ。
勢いよく発泡スチロールの海へ俺に覆い被さるように落ちてくる。
笑いながら力いっぱい抱き止めてやると、
「あーもう、マジぎゅんぎゅんするわー」
上から非難の声が降って来た。
「何だよそれ」
「マジお前滅したい」
お返しと言わんばかりに抱きしめ返される。
ちょっと恨みこもり過ぎてない?痛いよ。
「お前やっぱりクレイジーだわ」
受け止めてやった人に対してのセリフがそれ?
ひどくない?
笑いながら視線を上にやると穴の上からスタッフさんのカンペが出されてるのに気付く。
やば…番組なの忘れてた。
ちょいちょいと目の前のソイツの肩を指先でつついて視線をカンペの方へ誘導する。
お互いに顔を向かい合わせて笑ってそれからお決まりの台詞。

『ドッキリだいせいこーう!!滅!!』

カメラに向かって、最後まできっちり声も揃えて完璧。はい、しゅうりょーう!!


カットが掛かった後、2人して雪に埋まるように脱出に時間が掛かったのは言うまでもない。
マジうらめしい…滅!!




                  (雪の静寂)

12/17/2025, 9:59:17 AM

「ねぇ聞いてる??君の夢を見たんだ」
起き抜けにまっすぐ見つめて突然告げられた。
「うん。それで?」
夢の中で俺がどうだったとか自分が何をしたとか事細かに説明してくれる。
その合間に俺は適当に相槌を入れるだけ。
嬉しそうに楽しそうに話すからそれを見てるだけでこっちも楽しくなる。
「ねぇ!聞いてんの!!」
何度目かの注意を受けた。
「聞いてる聞いてる。で、俺がどうしたって?」
必死で話す彼に笑い返す。
「まぁいいけどさ!」
ちょっと頬を膨らませながらまた続きに戻る。

厳しい現実世界で過ごして来た彼。
夢の中ぐらいでは幸せで居て。



                 (君が見た夢)

12/16/2025, 9:56:41 AM

明日への希望ってなに?
そんなものとっくの昔に消え失せた。
もう前に進むのも面倒だし後ろに向くのも飽きた。
もう何も考えたくない。
もう人生のどん底だった。
何とか何とか這い上がってやっと立ってる、そんな毎日。
そんな折り彼に出逢った。
「死ぬなよ」
「大丈夫だから」
「俺が居るだろ?」
何度も何度も信じられないと言うおれに何度も何度も言い聞かせた。
もう何もかもが信じられなくなったおれの心に寄り添うようにアイツは居ていつの間にかおれの一部となった。
頼ってもいい??
弱音吐いてもいい?
全部さらけ出してもいい?
今度は拒絶されるのが怖くて前に進めない。
彼の方に進めば少しは楽に生きれるのかな?
おれは呼吸出来るのかな?
その先の微かな希望の光りに手を伸ばせないでいる。



                 (明日への光)

12/15/2025, 9:59:52 AM

(星になる)

ごめんなさい。
場所確保であげちゃいました。

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