「ねぇ聞いてる??君の夢を見たんだ」
起き抜けにまっすぐ見つめて突然告げられた。
「うん。それで?」
夢の中で俺がどうだったとか自分が何をしたとか事細かに説明してくれる。
その合間に俺は適当に相槌を入れるだけ。
嬉しそうに楽しそうに話すからそれを見てるだけでこっちも楽しくなる。
「ねぇ!聞いてんの!!」
何度目かの注意を受けた。
「聞いてる聞いてる。で、俺がどうしたって?」
必死で話す彼に笑い返す。
「まぁいいけどさ!」
ちょっと頬を膨らませながらまた続きに戻る。
厳しい現実世界で過ごして来た彼。
夢の中ぐらいでは幸せで居て。
(君が見た夢)
12/17/2025, 9:59:17 AM