ひちめ

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9/19/2024, 12:17:07 PM

約束。
ここのピンクの桜が咲いたらまた一緒に遊んでくれる?
なんて、
貴女の余命は半年なのに。
もう治らないのに。
今は夏のちょうど折り返し。
鬱陶しい程ベタつく汗と
蝉時雨が五月蝿くて。
彼女の身体の病だけ
時間が止まればいいのに。
時間というのは無情なもので、
大きくなってく愛と共に進んでく。
同じ病院に通ってたのに、
僕の方が先に病気が治ってしまった。
彼女の代わりになれたらな。
なんて我儘かな、神様。
ちょっとは、僕の願いも聞いてよ。
いつまでも隣に居たかったのに。

9/18/2024, 12:19:11 PM

親愛なるあなたへ

東京の街並み。
今、あなたは同じ夜景を見ているでしょうか。
上京する私を
涙を流しながら笑顔で見送ってくれた貴方の優しさ。
東京は忙しい街ですが、楽しいです。
でも時々、あなたのいるあの街に帰る夢を見ます。
偶には、そっちに帰ってもいいですか。
偶には、他愛もない話を電話ではなく、
友人として一緒に話したいです。
ビルから見下ろす景色は、キラキラした
私の憧れた東京そのものです。
あなたのいないこの街は
寂しいけれど、冷たくて温かい。
私も、あなたの結婚を祝う覚悟を決めます。
親友があなたにプロポーズしたと、聞いた時には
吃驚しました。
ですが、いつも横に居られない私より、
いつも横にいてあなたを
追いかけ続けてくれた親友の方が、
あなたは幸せになれるから。
あなた、数ヶ月前から親友と付き合っていましたよね。
あなたは嘘が下手なんですから、すぐ分かりましたよ。
だから、あなたはそろそろ私と別れたがっていたでしょう。別れましょう。私ではあなたを幸せにできません。
あなたの新しいパートナーと、新しい生活で、
私の事は気にしないで、幸せになってくださいね。
愛していました。
いつまでもお幸せに、
あなたの友人より

9/16/2024, 11:02:02 AM

明日が来ない地球へ 空が泣いてる
もう会えないと知って。
「もう会ってくれないの?」
空は問うけど地球は何も言わず、青いだけで。
勇気はいらない、崩壊を待つだけだから。
何も、何も出来ない。 空も青いだけで。
夜が来ないようにしたかった。
けれども自分の変化は止まらない。
絶望の夜、涙の青い空。
涙は星となって落ちてくばかり。
別れの涙、別れの涙。
涙は止まらない。

9/15/2024, 2:30:11 PM

君からのLINEは
いつも不定期。
忙しいもんね、しょうがないな、
って思っても、
いつも何時でも、
寂しくてしょうがない。
雪が振り続ける街みたいで、
この寂しさの雪はいつ溶けるんだろうって。
内容だって、
「うん」とか、「そっか」とか。
素っ気ない。
本当に私たち、恋人なのかな。
たまに来る長めのLINEだって、
終電なくしたから家泊めて。
とかなんだよ。
私、都合のいい女なのかな。
記念日も大体忘れてるし。
ペアルックもすぐに失くすし。
涙が止まらなかった。
疑問しか出てこなかった。

ある時、
君から、「別れよう」って。
正直、やっとかって思った。

理由は、本命が他に出来たから、って。
やっぱ私のこと、好きじゃなかったんだ。
私が、尽くしてきた意味ってなんだったんだろうな。

最初の頃の君は、
好きだったよ。

9/14/2024, 1:03:34 PM

嗚呼、貴女に、
いつまでも声すら奪われる。
慕い続けた貴女への
恋心。
私を憶えていますか?
泪は溢れるるばかり。
明日に怒りが。
嗚呼、
いつかきっと私以外に行くのだ。
そんなの許さない。
貴女は私の庭でだけ生きていればいい。
でも君の笑顔と涙には逆らえない。
御免なさい。
息を吸う、
命が燃え尽きるまで
私はきっと貴女の奴隷。
そう思った。

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